2009年6月11日木曜日

プレイ動画から学ぶゲーム製作


 今回は少し真面目な日記です。



「桜井政博のゲームについて思うこと」の


“あなたはCランクです”の記事を読んで、思ったことがあったので書いてみました。



まず、桜井政博さんの紹介から。


恐らく知っている方も多いと思いますが


「星のカービィ」シリーズや「スマッシュブラザーズ」シリーズの生みの親です。


関係ないけど、イケメンですw


「桜井政博のゲームについて思うこと」は


ファミ通で連載されている桜井政博さんのコラムで


それらの記事を書籍化したものを、今俺は読んでいます。



独自解釈ですが、“あなたはCランクです”という記事の内容は


一言で表すと「プレイヤーの価値観」です。


記事のタイトルにある通り


クリア後にプレイヤーのランクが表示されるゲームが存在します。


ランクに影響するポイントは


敵をなるべく倒さない。回復アイテムを使わない。


早い時間でクリアする。少ないセーブ回数。


などです。


こういうタイプのゲームは「バイオハザード」シリーズが有名ですね。


ぶっちゃけ、自分にとってもランク付けというのは若干煩わしいモノです。


「バイオハザード」のプレイ動画を観ていても思うんですが


コメントでの指摘が非常に多い。


個人的には好きにプレイさせれば良いじゃんと、強く思います。


ムダ撃ち、回復アイテムがもったいない、はやくしろ、なんで分からない。


そんなコメントばかりです。



ゲームというのは娯楽であり、暇つぶしであると個人的に思っています。


なので、プレイヤーの好奇心や達成感を削ぐようなゲームはどうなんだろうと感じます。


制作側がプレイヤーにこうしてほしい


といった押しつけは、極力押さえるべきではと思うわけです。


せっかく苦労してクリアしたのにランクCじゃちょっとがっかりですよね。


そこで、次は高ランクを目指そう!という人がいると思います。


でも、そう思わない人もいるんです。


制作側がしてほしいこととは逆の事をしたい人もいると思います。


敵はみんな倒したい。バンバン撃ちまくりたい。好きなタイミングでセーブしたい。



そういう意味では「Postal2」というゲームは良い作品だと個人的には思います。


残酷さばかりが目立ってしまう作品ですが


自由度が高く、プレイヤーによって様々な遊び方ができます。


スコア画面も


人を殺した数、警察官を殺した数、ドアを蹴破った数、ヘッドショットを決めた回数など


多数の項目が数字で表示され、それらにあった称号名が表示されます。


A、B、Cのように、優劣で表示されないので面白いです。


称号名も非常にユニークですしね。


桜井さんの「スマッシュブラザーズ」シリーズも様々なスコアがありますよね。


ふくろたたきにあうとかw



プレイヤーの価値観というのは本当に様々で


なるべく多くのプレイヤーの好奇心を満たすものが理想のゲームだと思います。


幅広い年齢層に人気のあるゲームは


それだけ多くの人の好奇心を満たす何かがあるためだと個人的には思うわけで。


コレはゲーム以外のモノにも同じ事が言えるんじゃないでしょうか。


世界中で幅広い年齢層から愛されているディズニーランドなんかがそうですよね。



プレイ動画というモノを結構前から観続けているんですが


コレが非常に参考になるんですよね。


上でも書いたようにプレイヤーによって価値観は様々です。


普通は気付かないモノや事に気付いたり、普通はしない遊び方をしたり。


ゲームの目的とは違う遊び方をしたり。


縛りプレイや、やりこみなんかもその類かもしれません。


プレイヤー次第でいろんな遊び方ができる。


それが真の意味での自由度だと思います。


今では日本のゲームより海外のゲームの方が、そういった作品が多い気がします。


ゲームはおもちゃのようなもので、プレイヤーは無邪気に遊ぶ子供。


そこには年齢や性別は一切関係ない。


それがゲームの理想の姿だと信じています。


同じ世代の人と遊ぶのも良し。親子で遊ぶのも良し。


祖父母と孫で遊ぶのも良し。男の子と女の子で遊ぶのも良し。



実際、俺の祖母がゲーム好きで


「スーパーマリオ」シリーズや「がんばれゴエモン」シリーズを


一緒にプレイした記憶が結構あります。



主人公は作中のキャラクターではなく


プレイヤーであるということを忘れずにいたいですね。


また、ゲームコントローラーはプレイヤーの手となり足となるわけですから


操作性というのも非常に重要な要素ですよね。



いつか桜井さんとゲームの話をしてみたいな~w

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