2016年3月7日月曜日

日本的な現象

May J.、“アナ雪”バッシング振り返る「気にしないようにしていた」

https://www.oricon.co.jp/news/2067962/



上手いのに叩かれるという不思議な現象が、日本では起きている。


現在、最も人気のあるアーティストはAKB48という国だから仕方が無いのかもね。


何故、さださんも苦笑するほどの歌唱力のももクロや


終始ユニゾンで、ライブでは口パクが当たり前のAKB48系列が叩かれずに


しっかり歌えて上手いMay Jが叩かれるのかが謎。



個人的にMay Jは、今のスタイルよりも昔のスタイルの方が好きなんだけどね。


見た目も、昔の方がセクシーで良い。


歌も、日本語より英語の方が圧倒的に魅力的。


デビュー前の、16歳の時のライブらしい。


これだけ歌える歌手なのに叩かれる意味が分からない。


大抵の、批判的な人の意見としては


「響かない」「味が無い」「ドヤ感が嫌」とのことらしい。


曖昧なこと、この上ない意見。


しかも「ドヤ感が嫌」って・・・(笑)


そんなこと言ったら、アメリカのアーティストは全員ドヤ感あるよ(笑)


皆、自分に自信を持っているし、陶酔しているよ。


逆にそうじゃないと、やっていけないと思うんだけどね。


「俺の歌を聴け!」っていうのが、プロの歌手じゃん。


それとも、「私の歌を、どうか聴いていただけないでしょうか」という姿勢じゃないとダメだとか?



そもそもディズニーの歌は


昔からミュージカルシーンとエンドロールの主題歌の2パターンあるんだよ。


例えば「ヘラクレス」の場合


ミュージカルシーンを担当しているのは、当時ジャニーズJr.だった秋山純。


エンドロールの主題歌を担当しているのは藤井フミヤ。


それを知らずに批判するのは、明らかにおかしい。


批判するにも、ある程度の知識は必要だよ。



カバーが多いのは、作曲家に恵まれていないからだと思うよ。


やっぱり、音楽の良さというのは何よりも、まず“曲”なんだよ。


その曲の魅力を最大限に引き出すには、上手い歌手が必要。


当然ながら、正しい音程で歌えなければ、曲が持っている正しい音色を聴くことができない。


それが可能な歌手の一人が、May Jだと思っているよ。


良い歌手には良い曲が与えられなければならない。


美空ひばりが、そうだったように。



正直、AKB48を支持している人間が多い国で


上手いMay Jを批判しても、説得力に欠ける。


ここだけの話、洋楽は80年代まで、邦楽は90年代までがピークだと思っている自分からしたら


今、国を問わず、人気のあるアーティストが80年代、90年代で活動していたら


果たして、今ほど人気があっただろうか。


グサっとくるようなインパクトがない。


まあ、好みの問題だけど・・・。