2021年1月1日金曜日

新年

明けまして、おめでとうございます。


2020年は色々と大変な年でしたね。


今年は、良い方向へ進んでくれる年だと良いのですが。



近況報告。


2020年の6月頃にも書いたが、それ以降の話。


一言で言えば、懐かしいモノにハマっていた。


当時リアルタイムで観ていた「海猿」のドラマを観たくなり、Blu-ray Boxを購入。


それと同時に、観たことがなかった映画1作目のDVD Boxも。


ドラマの方は、当時から面白いと感じていたが、映画の方も中々面白かった。


ドラマも同様に、やっぱり面白い。


自分も海が好きな人間なので、ダイビングシーンが多いのが良い。


その他、「マルサの女」シリーズ2作のBlu-rayと


メイキングの「マルサの女をマルサする」シリーズ2作のDVDを購入。


最近の邦画にはない面白さがあった。


テンポが良く、役者も上手い、ストーリーも面白い、演出も秀逸、音楽も耳に残る。


社会派な題材を扱いながらも、ユーモラスに描き


暗くない、大衆娯楽に仕上がっているのがすごい。


普通だと、重く陰鬱な雰囲気にしようとするはず。


そして、そんな作品が何故か高く評価されたりする。


「万引き家族」なんかがそうだ。


伊丹さんが撮っていたら、間違いなくああいった雰囲気にはならないだろう。


きっとユーモラスな作品に仕上げていたと思う。


その後、当時報じられた伊丹さんが襲撃された事件や


亡くなられた際の報道をYouTubeで観た。


色々と裏があるのだと思う。


暴力団に対するイメージが、一層悪くなった。


「龍が如く」シリーズも、ゲームとはいえ、美化しているシーンが多いため


正直言って好きではない。


ゲームとしても、それほど進歩をしているとは思えない。


主人公の桐生は、口では、まともぶったことを言うものの


結局は暴力で解決する人間。


しかも、このシリーズには意外と気づかれていない深刻な問題点が存在する。


それは、警察が動かないこと。


あの「GTA」シリーズですら


車を盗んだり、通行人に暴力を振るえば、警察に手配される。


「龍が如く」シリーズでは


街中で一般人に暴力を振るっても、警察に手配されることはない。


ゲーム的な演出として、明らかに致命傷を負うようなアクションを行っても同様。


「GTA」シリーズは、モラルに反したことをすれば警察に手配され


プレイヤーに対して、「それは悪い行いだ」というメッセージを送っている。


子供は、プレイはおろか、購入すら禁じられているゲームなのにもかかわらず。


「龍が如く」シリーズでは、そういった仕様はない。


地味だが、非常に重要なポイントだと思っている。


その他に、「ショムニ」第1シリーズのDVD Boxと


NHK連続テレビ小説「あすか」のDVD Boxを購入。



あとは、大きな出来事として、2Dのレトロゲームに再び魅力を感じた。


つまり、「ファミリーコンピュータ」時代から「スーパーファミコン」時代。


所謂、“ドット絵”のゲーム。


自分は、どちらかと言えば、3Dの方が好きなのだが


ドット絵にも強い魅力を感じる。


それは恐らく、一つの理由としては、ツクールに親しみがあるからだと思っているが。


「ファミコン」や「スーファミ」のゲームは、光ディスクではなくカートリッジだ。


そのため、今では気軽に遊びにくい。端子の劣化などが主な原因だ。


なので、気軽にプレイできる環境を手に入れたいと感じ


「レトロフリーク」と「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」


「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」を購入した。


改めてプレイしてみると、今のゲームほど無駄がなく、テンポが良い。


説明書を読まなければ分からない不親切な点も多いが


久々にプレイした、この時代のゲームは懐かしさと同時に新鮮さも感じた。


たまに、プレイするのも良いなと思った。


その中で、今の自分に影響を与えたばかりの作品がある。


それは、「ファイアーエムブレム 紋章の謎」という「スーファミ」の作品だ。


所謂「シミュレーションRPG」の元祖として有名なシリーズ。


自分も「シミュレーションRPG」というジャンルのゲームは


過去にプレイ経験がある。


ちなみに、「ファイアーエムブレム」シリーズはない(この時が初プレイ)。


「シミュレーションRPGツクール95」で制作された作品だ。


以前、「デジタルファミ通」というサイトがあった。


そこで「インターネットコンテストパーク」という企画が行われていて


2000年前後に


「シミュレーションRPGツクール95」で制作された作品が数多く受賞していた。


当時、「RPGツクール2000」で「ツクール」シリーズに初めて触れた自分は


この「デジファミ」の「コンパク」に頻繁にアクセスしていた。


今で言う、インディーズゲームが数多くプレイできた。


今思うと、良い時代だったなと感じる。


その中で、特に記憶に残っているのが


「盗賊レインの英雄伝」シリーズと「ラルファーン戦記」という


「シミュレーションRPG」の作品だ。


そういった過去の経験から


初めて「ファイアーエムブレム 紋章の謎」をプレイするときも


「SRPGツクール95」のようなイメージを持っていた。


しかし、実際プレイしてみると結構違っていた。


率直に言ってしまえば、決して遊びやすいゲームとは言えなかった。


“手強いシミュレーション”というフレーズは、以前から聞いていたが


それは難易度だけだと思っていた。


しかし、仕様自体がかなりシビアと言うか、簡素なものだった。


世界観、ストーリー、キャラクター、音楽などには文句はなく、素晴らしい。


マップ上に、民家や砦、村などがあり


ヒントを聞けたり、イベントが発生したり


毎ターン回復ができたりするのも、面白くて良かった。


だが、この作品は


“MP”という概念がなく、武器も使用回数制限があり、装備品は武器のみ。


魔法を使うキャラクターでさえ、本や杖がなければ魔法を使うことができない。


もちろん、本や杖にも使用回数制限がある。


敵と自分の攻撃速度の差で、攻撃回数が変化する。


レベルアップ時に上昇するステータスはランダムで、運が悪ければ大して成長しない。


得られる資金も不定期で回復手段が乏しい。


敵の数が多く、場所によっては、毎ターン増援をしてくる。


説得をすれば仲間になるキャラクターもいるが、ヒントが少ない。



特に気になったのが増援と成長。


この作品は、上記でも書いたが回復手段が乏しい。


後々、傷薬や回復魔法を使うキャラクターが登場するが


傷薬は割と高価な上、回復量が少ない。


回復魔法は、上記の通り、本や杖がないと使用できず


なおかつ使用回数制限があるため、気軽に使うことはできない。


「ドラゴンクエストVI」で例えるのなら


ゲントの杖を使わないと回復できない僧侶のチャモロといった感じ。


しかも、使用回数制限がある。


本や杖がないと魔法が使えないキャラクターは


魔法使いとは言えないのではないかと思った。


そんな仕様のため、ダメージを負ったキャラを砦に配置して回復させていたのだが


じっくり回復させていると、唐突に敵の増援が現れる。


しかも毎ターンに複数人。


所謂、“無限沸き”というやつ。


増援は、砦に味方キャラクターを配置すれば防げるらしいが


増援が現れる砦は敵陣営の奥地。


回復手段が乏しく、武器や魔法には使用回数制限があり、得られる資金が不定期で


レベルアップによるステータス上昇がランダムで


セーブもマップ上では不可能なこの作品では、かなり問題だと感じた。


ゲームバランスがイマイチ良くないのではないかと。


「ファイアーエムブレム」シリーズのファンからすると


プレイヤーが下手なだけらしい・・・。


個人的な意見だが


衰退するゲームジャンルのファンは、大抵こういった発言をしている印象。


「格闘ゲーム」や「シューティング」、そして「シミュレーションRPG」。


初心者やライトユーザーにフレンドリーではないゲームジャンルは


衰退傾向にあるような気がする。


個人的な考えだが、“ゲームとはサービス”だと思っている。


つまり、プレイヤーに対するサービス精神が非常に重要。


楽しませること、快適に遊べること。


こういった姿勢が重要なのではないかと。


開発者側が良いと思ったものを押し付けるだけではダメなのではないかと。


もちろん、全てのプレイヤーの要望に応えることは難しいだろうが


やっぱり、プレイヤーはゲストであり、お客様なので


最低限のもてなしは欠かせないと思う。


そういった不満から


現在、「シミュレーションRPGツクール95」で新たなゲームを制作中。


ユーザーフレンドリーな「SRPG」を目指して作っている。


特定のゲームに不満を感じると


ゲーム制作のモチベーションが上がるのは何だかなという感じだが(笑)


ただ、この「シミュレーションRPGツクール95」も中々厄介な仕様で


バランス調整が難しい。


また、素材規格にも癖があって、制作しづらい感じがある。


やっぱり「RPGツクール2000」は凄かったと実感したり・・・(笑)


とは言え、今のところ制作モチベーションは比較的高いので


継続して作っていこうと思っている。


全てのことに言えるが、モチベーションの維持や上昇が一番難しい気がする。


モチベーションを失うと、非常に厄介。


人生の幸福度や充実感も低下する。


人生は、マジメにモチベーションが全てだと思う。



その他には、以前紹介した「House Flipper」がワークショップに対応した。


以前から熱望されていたが、ついにという感じ。


これは非常に大きい。


多様性が一気に広がっていくことになるだろう。


やっぱり、PCゲームのMOD文化は素晴らしいと思う。


それを柔軟に取り入れた「Valve」は最高だと思う。



あとは「The Sims 3」。


ユーザーが作成した様々なWorldが公開されていて


実際の街が再現されていたり、美しい景観の街並みだったり


絶海の孤島だったり、ジャングルだったり、色々あって面白い。


その他にも、様々な便利なMODがあって色々試している。



あと、以前「Xbox360」で発売され


Kinnect専用ソフトだった「Disneyland Adventures」がSteamで販売されていて


なんと、普通のコントローラーに対応しているらしい。


Kinnectでプレイするのも面白いのだけど


いちいち体を動かさなくてはいけないので疲れてしまうんだよね。


長時間のプレイはキツい。


当時、コントローラーでもプレイできたらな~と思っていたが


実際に、対応版が販売されているとは。


この作品は


アメリカのカリフォルニア州、アナハイムにある「Disneyland」を再現したもの。


かなり再現度が高く、やりこみ要素も膨大で、ディズニーファンには、たまらない。



「World Map」のリニューアルに関しては、移転先に悩んでいる。


独自ドメインを取得しようと考えているのだが、どのサーバーが良いのか・・・。


コンテンツ自体は、大体構想は固まった。


新たなコンテンツ作成の準備も徐々に進めている。


エディターは、以前は「Microsoft Expression Web」を使っていたのだが


最近は「Visual Studio Code」を使っている。


両エディターとも、Microsoftが開発したエディターだ。


「Microsoft Expression Web」は2012年で開発が終了しているエディターで


それでも、便利で使っていたのだが


Microsoftが新たに開発した「Visual Studio Code」というエディターの存在を知り


「Microsoft Expression Web」と同様に無償利用が可能で


評判も良いので、新たに使い始めることにした。


確かに、「Microsoft Expression Web」よりも使いやすかった。



長々と書いたが、近況としてはそんな感じ。


というわけで、本年もよろしくお願いいたします。


何事も前向きに行きましょう!