2014年12月30日火曜日

正しい譲り方

70才男 中学生に席譲られ「俺のどこが年寄りじゃ!」と激怒




こういったケースは特別ではないと思う。


例え親切心であっても


乱暴な言い方をすれば「席を譲る=弱者と認識」という図式は成り立ってしまう。


もちろん、親切で譲ってくれた場合が多いだろうから


断る場合は、お礼を言い丁重に断るというのが理想だとは思う。



譲る側の配慮も必要だと思う。


自分の考える理想としては、何も言わずに席を立ち、離れること。


座りたければ、本人が勝手に座るだろう。



日本では、時々“過剰サービス”などと言われることもある。


簡単に言えば、“親切の押し売り”だ。


サービスとは、ただ親切にすればいいのではなく


相手が何を求めているのかを考えて行動するものだと思う。



ちなみに自分は、よほどガラガラか、長時間乗車する場合でない限り


基本的に、そもそも席には座らない(笑)

2014年12月25日木曜日

一年に一度

■年賀状は「社会人の常識」なのか 面倒くさいならやめればいいじゃん?

(キャリコネ - 12月25日 12:00)

https://news.careerconnection.jp/career/general/5685/



一年に一度なのだから


日本人なら、それぐらい面倒くさがらず、ちゃんと送った方が良いのでは。


一年間お世話になったお礼と、来年もよろしくという挨拶。


一年という節目なのだから、社会人としての常識と言うか、日本人としての常識。


年賀状を送り合えば、新年に会った時、ちょっとした世間話ができて距離も縮まるでしょ。


「年賀状届いたよ、ありがとう」


とか


「あの年賀状のデザインさ~」


とか。



人間関係の繋がりを強要するつもりはないけど


最近の世代?は、ドライすぎる気がする。


同じ世代や同じ趣味を持った人としか交流しないとか。


デジタル世代だからなのか、無機質化しつつあるような。


いつも思うけど、デジタル機器が全て使えなくなったら


果たして、その世代は生きていけるのかどうか。


デジタルの時代だからこそ、アナログ思考というのは非常に重要だと思うよ。


違う趣味を持った人や違う世代の人と交流すれば


新鮮で、これまでと違った感覚が味わえることもあるだろうし


今まで気づかなかったことに気づけたり、興味の無かったことに興味を持てたりと


良い効果を得られることもあると思う。


これは、向上心の問題だと思うよ。

2014年12月21日日曜日

自分次第

「学校の教育は役に立つのか?」と子どもに聞かれたら、大人はどう答えるべきか?




活かすも殺すも自分次第。


学校教育だけではなく、何にでも言えること。


役に立つかどうかではなく、どう役立てるかどうか。


「役に立たない」なんて思い込みをしている以上、“豚に真珠”“猫に小判”だよ。


自分にどんなメリットを与えてくれるかではなく、どう活用するかを考えるべき。


どちらにせよ、教養が無い人間は色々と苦労すると思うが。


教養は人間を、あらゆる意味で豊かにする。


教養の無い人間は、世間話すらできない。


リベラルアーツの重要性に、日本はまだ気づいていない。



先進技術や情報はすぐに陳腐化する。


すぐには役に立たない物にこそ価値がある。


陳腐化しにくいからだ。


伝統文化が最近になって重要視され始めたのは何故か。


自分の尊敬する故人は「枯れた技術の水平思考」という言葉を遺した。


“温故知新”は永久に通用する価値観だと思う。




『MITが「学部では最先端なんて教えない」理由』

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20130227/244292/


『MITは「理系バカ」が役に立たないと知っている』

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20130305/244525/


『【伊藤穰一氏×牧野正幸氏 “未来のIT”対談】文系理系に分けるのはNG!日本の教育に物申す』

http://next.rikunabi.com/journal/entry/20141020


『日本人の的外れな「リベラルアーツ論」』

http://toyokeizai.net/articles/-/13697


『本物のリベラルアーツを日本人は知らない』

http://toyokeizai.net/articles/-/13769

2014年12月19日金曜日

What Would You Do?

■親切すぎるホームレスが全財産550円を女子学生に… 感動した彼女の驚くべきお返しとは?

(ウートピ - 12月19日 18:10)

https://wotopi.jp/archives/13412



アメリカのABCが放送している「What Would You Do?」という番組を思い出した。

↑の企画内で、一般人の方の言葉がとても印象的だった。


「僕も何回か人生の中で辛い時期があったんです。

 他の人々に助けられたんです。だからわかるでしょう?

 同じ事をしようとしたんです。」


また、別の一般人の方も


「皆働いているけれど、誰でも辛い時というのがあるんだよ。」


さらに、仕掛け人である店員役の役者が


同じく仕掛け人であるホームレス役の役者に対して酷い発言をすると


「悪い状態に一度もなったことがないのかい?

 助けが必要になった事は一度もないのかい?

 起きなければよかったのにって願う様な事が一度も起きた事がないのかい?

 抜け出したいって思う様な事がなかったのかい?

 あの貧しい男にどんな地獄があったかなんてわからないだろう?」



この番組は、一般人に、所謂“ドッキリ”をしかけて


どういった反応をするのかを実験するというもの。


コミカルなイタズラではなく、社会的な問題をテーマにしたものが多い。


例えば、人種差別や同性愛、低所得や障害など。


酷い扱いを受けている役者を、一般人は助けるかどうか。


それとも見て見ぬ振りをするのか。


反応は様々。


自分は、このシリーズを観て、アメリカという国の大きさを感じた。

2014年12月18日木曜日

本社とOLC

【TDR】学生もキャストになれる?「キャスト採用面接会」密着レポ&担当者インタビュー

https://ure.pia.co.jp/articles/-/28123



ディズニー本社では、全ての新社員がキャストを経験する決まりがあるらしいが


OLCはどうなんだろうか。


ジョン・ラセターもカストーディアルを経験している。


理由は、ゲストと最も近い立場で仕事をすることで、ゲストの気持ちを理解するためだとか。


また、ディズニーパークのキャストとして働いた経歴があった方が


その後、ホテルマンとして働く際に、キャストとしての経歴を歓迎されたとか。



残念ながら、ディズニー本社とOLCでは格が違うといった印象。


最近では良くないニュースが流れたり


個人的な印象ではあるが、ジャングルクルーズの改悪といい


あまり良いイメージを持っていない。


やはり、日本の企業だからこそなのだろうか。


本家アメリカは、多種多様な人種、宗教、または障がい者などが来園する。


また全体的に、日本人よりもクレームをする傾向にあるらしく


そういった場合の対処法や、ノウハウなどの蓄積が段違いなのかもしれない。


また、ガイドラインやマニュアルにない新たな問題が発生した場合


新たに、書き加えられるという。


さらに、ゲストの感想を伺うためのキャストを常に配置し


意見を聞き、今後のサービスを考慮するためのヒントとしているといった話も聞く。



そもそも、日本人とアメリカ人の働き方に関する考え方そのものから違うのかもしれない。


以前何かで、日本人のサービスは質が良いが距離を感じるといった


外国人の意見を聞いたことがあったような気がする。


そこもまた、お国柄なのかもしれない。

2014年12月8日月曜日

秀吉

平成のNHK「大河ドラマ」人気ランキング! 2位『龍馬伝』、1位は?

https://woman.mynavi.jp/article/141207-33/



「秀吉」としか言いようがない。


平均視聴率30.5%、最高視聴率は37.4%という記録。


歴代のNHK大河ドラマの中でも上位の記録であり


現時点で、最後に30%を超えた大河のが「秀吉」だ。



『秀吉』 竹中直人

 

『おね』 沢口靖子 


『秀長』 高嶋政伸 


『なか(秀吉の母)』 市原悦子 


『織田信長』 渡哲也 


『柴田勝家』 中尾彬 


『明智光秀』 村上弘明


『千利休』 仲代達矢 



キャスト、脚本、音楽、全てが素晴らしかった。


番組の始めに流れるOPから、シーンと音楽共にクオリティが高い。

そして何よりも印象的だったのは、秀吉と信長の主従関係。


信長に忠義を尽くす秀吉が感動を誘い、愛しく感じられたほど。


また、秀吉と母の親子愛も実に微笑ましく美しかった。



農民から関白へ。


日本史上、類を見ない大出世物語。


アメリカンドリームならぬ、ジャパニーズドリームを成し遂げた男。


男なら、熱くなるものがあるはず。


また、時代を超えて共感できる部分も多いはず。


このような大河を毎週観ることが出来ていたとは、良い時代だったと感じる。



今のNHK大河に足りないものは


泥にまみれる根性を持った役者と、それを作るスタッフだと思う。


旬のイケメン俳優や美(少)女女優ばかりを起用し


スイーツ大河などと揶揄されている現状。


一体、綺麗な中世とはどんな時代だ。


貴族社会の華々しい物語でも描いているつもりなのか。


紅白といい、大河といい、いい加減目を覚ませ。


“これがドラマだ!”と、「秀吉」放送前に言い放ったそうだが


その気概は一体何処へ行ったのだ。

2014年12月2日火曜日

What Would You Do? -あなたならどうしますか?-

最近、偶然に素晴らしい動画に出会った。


それは「What Would You Do?」という、アメリカのABCが放送している番組だ。


内容は、毎回様々なテーマで、一般人にドッキリを仕掛けるというもの。


その時に、どういった反応をするのかを実験する番組だ。


しかし、これはコメディというよりも、シリアス寄りの番組で


人種問題や同性愛、低所得など、社会問題となっている事柄をテーマにすることが多い。


恐らく、日本では制作・放送できないような番組だ。



自分にとって、とても衝撃的な番組だった。


自分は、可能な限りリベラルであるように努めているが


人種や宗教、同性愛、格差などの様々な問題を抱えているアメリカで


これらのような反応を示す人が多いことに驚き、感動した。


日本も、全てを真似る必要はないが、これらの番組から学べることは多いはずだ。


少なくとも、自分がこれらの番組から学んだことは多い。


アメリカという国の大きさ、逞しさ、温かさを改めて知ることになった。