2021年2月12日金曜日

気を付けなければならないこと

■森喜朗会長が辞意、組織委の相談役に 後任は川淵三郎氏

(朝日新聞デジタル - 02月11日 13:05)

https://www.asahi.com/articles/ASP2C3QKGP26UTIL01L.html



今回の森さんの発言は、確かに問題だと思う。


しかし


相手に落ち度があれば徹底的に攻撃していい。何を言ってもいい。


そういった風潮が感じられる。


自分は、ネットの民度というのを十数年も前から問題視してきたし


そういったことから、ネットユーザーが好きではなく


あまり関わりたくないと思っている。


なので、惰性で続けているココ以外、SNSなどのサービスは一切利用していない。



ネットユーザーの何が問題かというと


匿名だからといって何を書いても許されると思っている。


問題が起こっても、消して逃げればいいと思っている。


言論の自由を主張する割に、自身の書き込みの責任は取ろうとしない。


今回の件でも、女性差別的な発言が問題視されているのにも関わらず


逆に、男性差別をしていたり、年齢差別をしていたりするユーザーが多い。


そういったユーザーにも言いたいことは、あんたらも差別主義者なんだよと。



なぜ差別がいけないのか。


それは、ひとくくりにして決めつけているから。


例えば


女性は金と宝石が大好き。男性は見栄っ張りで権威主義。


白人は差別主義者。黒人は育ちが悪く犯罪者予備軍。


中国人や韓国人は反日。


若者は無知でバカ。高齢者は物覚えが悪く頑固で視野が狭い。


といった考え方。


こういった差別的な価値観は、決して許されないことだ。


こんな価値観を振りかざす前に


目の前の人は、どういう人なのかをよく見て判断するべき。


実際は


女性だけど物欲がない。男性だけど腰が低く平等主義。


白人だけど反差別主義者。黒人だけど育ちが良く穏やか。


中国人や韓国人だけど親日。


若者だけど博識で賢い。高齢者だけど学びに貪欲で向上心が高い。


こういった人たちも多いはず。


ただ、これらの発言も差別的な価値観であるということは認識してほしい。


ネガティブな発言ではないものの


「~だけど」という、差別的な思い込みがある発言だ。



性差別も問題だが、個人的に最も問題なのは、年齢差別だと思っている。


日本は、欧米の先進国と比較しても、その傾向が顕著だ。


“アラサー”や“アラフォー”といった年齢層を表す言葉があったり


「何歳からおじさん、何歳からおばさん」といった、下らない議論をしていたり


“おっさん”や“BBA”などの年齢差別用語が平気で使われていたり


大学進学や就職・転職などで、年齢がハンデになったりと


性差別よりも根深く深刻な問題だと思っている。



年齢なんてものは、ただの数字でしかない。


生まれた日から、一年ごとにカウントしてるだけ。


そんな情報に何の意味がある?


今回の問題でも、平気で“老害”という差別用語を使っている人間が多い。


最近はあまり見なくなったが


“ゆとり”という言葉が若者に対する差別的かつ侮蔑的な用語として流行っていた。


今、年上の人間に同じことをしているのだという自覚はないのか。



繰り返すが、差別が何故いけないのかというと


ひとくくりにして決めつけているから。


上でも書いた通り


例え、自身が差別的な価値観を持っていたとしても


目の前の人間が、その通りかどうかなんて分からない。


例え目の前の人間が、差別的な価値観通りの人間だったとしても


隣にいる人間は違うかもしれない。


そうやって、ステレオタイプや偏見などの偏ったイメージや決めつけで判断せず


一人一人冷静に判断して見極めるべき。


それを面倒くさがっている人は


社会に出たり、人と関わったりしないほうがいいかもしれない。



差別主義者の恐ろしいところは、目で見えないというところ。


世界中に、善良な人間の皮を被った差別主義者が大勢いるかもしれない。


個人的に、差別は“精神的な殺人”だと思っている。


存在の否定は、物理的に殺していなくても精神的に殺しているのではないか。