2024年3月4日月曜日

FOREVER BLUE

 2月21日に公開された「Nintendo Direct」で

「FOREVER BLUE」シリーズの新作である「FOREVER BLUE LUMINOUS」が発表されたようで

初めて観た時は、非常に驚きました。

というのも、自分は「FOREVER BLUE」シリーズの大ファンで

特にシリーズ二作目である「FOREVER BLUE 海の呼び声」は

個人的に、所謂“神ゲー”だと思っていて、自分自身に大きな影響を与えてくれた作品でした。

かなり前ですが

『第2回 SAUZANDゲームコンテスト Vol.1』という記事を書いた時も

第3位に「FOREVER BLUE 海の呼び声」がランクインしていて

今までの自分のゲーム体験の中でも、非常に大きな存在です。


『第2回 SAUZANDゲームコンテスト Vol.1』

https://sauzand.blogspot.com/2010/11/2-sauzand-vol1.html


ただ、上記の記事や関連する記事は、かなり前に書かれたものなので

お読みになる際は、あくまで当時の価値観であるということをご承知いただければと思います。


「FOREVER BLUE」シリーズが、具体的に自分にどのような影響を与えたのかというと

SAUZANDの個人サイト『WORLD MAP』内のコンテンツに

まだ未公開ではありますが、「Oceanography」という項目があります。

つまり、「海洋学」のことですが

そういった分野への興味・関心を深めてくれたということが一番大きいと思います。

率直に言えば、海が大好きになったということです。

その他にも、海洋生物やダイビング関連のテレビ番組(主にNHKやBS)に関心を持つようになりましたし

「海洋大図鑑-OCEAN-」という図鑑や、ダイビング雑誌を購入してみたり

「The Sims 3」の「Create a World」で制作しているオリジナルの世界では

必ずダイビングスポットを作成していたり。

これまでの人生の中でも、良い出会いだったな~と感じています。


「FOREVER BLUE」シリーズと出会ってから、同様のダイビングゲームを求めるようになりました。

しかし、現時点では「FOREVER BLUE 海の呼び声」を超える作品と出会えていません。

最近出会った中で良かったのは、「Beyond Blue」という作品です。

内容としては

主にクジラに主軸を置いた物語で、海洋生物の生態調査をしていく作品です。

深海へ潜ることもできて、割と小規模な作品ではあるものの

個人的には、お気に入りのダイビングゲームです。


他には「SUBNAUTICA」という作品もあるのですが

個人的には「Beyond Blue」と比較するとイマイチだと感じました。

というのも、この作品は所謂SFで、世界観的にも地球以外の惑星が舞台になっていて

登場する海洋生物や環境も非現実的なものだったので

自分が求めているものとは、少し違った作品でした。

そもそも、この作品を購入したのは

当時、水中で建築ができるゲームを探していたからなんですよね。

そういった体験ができる作品は中々無かったので、楽しんでプレイした記憶があります。

ですが、あまり凝った建築はできず、バリエーションも乏しいので

満足とまではいきませんでした。


その他に「ABZU」という作品もありますが

グラフィックデザインがアニメ的というか、デフォルメされたようなものだったので

以前から知ってはいるのですが、購入には至っていません。

自分は、写実的なデザインの作品が好みなんですよね。


その他にも、「World of Diving」や「Deep Diving Simulator」、「Depth Hunter 2: Deep Dive」など

類似のダイビングゲームはあるのですが

どれも評価がイマイチで、個人的にも微妙な作品だと感じているため購入はしていません。


水中のゲームは他にも色々とあるのですが

アクション要素や、サバイバル要素のあるものが多く

これらも、自分の求めているものではないんですよね。


そういった感じで

「FOREVER BLUE」シリーズと肩を並べられるような作品とは出会えていなかったので

今回の新作の発表は、個人的にとても嬉しいものでした。

ただ内容的に、従来のファンからすると賛否があるようです。

まだ具体的な内容は把握していませんが

マルチプレイや、潜る度に変化する海域などがイマイチだと感じる方もいるようです。


自分が求めているのは、ダイビングシミュレーター的作品です。

戦闘やアクション要素などは求めていません。

雰囲気を味わえるような、レジャーダイビング的な作品を求めています。

「FOREVER BLUE 海の呼び声」は、そういった自分の好みに合った作品で

なおかつ、生命の神秘や考古学的なロマンといった部分も兼ね備えていたため

非常に満足度の高いゲームだったんですよね。

その他、サルベージ要素なども面白かったですし

それ以外にも、やり込み要素が豊富でボリュームがすごかった。


「FOREVER BLUE」シリーズは、ダイビングシミュレーター的要素の強い作品で

そういったシミュレーションゲームは、日本よりも海外の方が人気・需要があるようで

今回の新作「FOREVER BLUE LUMINOUS」(海外版は「Endless Ocean Luminous」)も

海外の方が反響が大きかったようです。

YouTubeの公式トレイラーでは、久々の新作に喜ぶコメントが多数投稿されていました。


そんな「FOREVER BLUE」シリーズの新作ですが

個人的には、待望の新作ということで好意的に受け止めています。

2024年2月16日金曜日

Tomb Raider

 唐突ですが、つい最近「Tomb Raider」を購入しました。

というのも、2月14日に「Tomb Raider I-III Remastered Starring Lara Croft」が発売されまして。


偶然、その数日前から「Tomb Raider」シリーズの1作目である

「トゥームレイダース」の実況プレイ動画を久々に視聴し始めていて

ああ、この時代の「トゥームレイダー」はやっぱり良いなぁと思っていたら

シリーズ3作品のリマスター版が発売されるということを知ったわけです。

トレイラーを観てみると、グラフィックがすごく綺麗になっており

それと同時に、オリジナル作品に忠実な作りになっていました。

何よりも感動したのが、ララのグラフィックです。

まさに、これがララ・クロフトだという感じの

自分にとってイメージ通りのデザインでした。

上:オリジナル版
下:リマスター版


しかも、オリジナル版とリマスター版のグラフィックを、リアルタイムで切り替えられるとのこと。

その上、3作品+それぞれの拡張パック+日本語音声+日本語UI+日本語字幕で、価格は3,400円という。

これは買うしかないと思い、予約購入しました。

コンシューマー版は、日本で発売されていないようで

PC版(Steam)のみ、日本語対応で発売されています。


今回の件で感じたのは、日本と海外の温度差でした。

日本では、ほとんど話題になっておらず

リマスター版が発売されることを知っている人でも

「今更プレイするのはちょっと…」

「今の時代に、このグラフィックはキツい」

「リブート版の方が良い」

といった意見が多いことに驚きました。

こう言ったらなんですが

日本人の見る目の無さというのは以前から分かっていたことですが

改めて、そう感じました。


海外のニンテンドーダイレクトを観ていた外国人の方々は

驚きの声と歓声を上げていて、大きな拍手もありました。

Steamのコミュニティでは、発売前から多くのスレッドが立ち

様々な交流が盛んに行われていました。

日本人の意見とは真逆で

リマスター版のクオリティを称賛する声や、ずっと待ち望んでいたといった声など

多くの称賛の声が寄せられていました。

Steamのコミュニティだけではありません。

YouTubeの公式トレイラーのコメントや、発売後のレビュー動画のコメントでも

同様に、称賛する声が圧倒的多数でした。

また、パッケージ版の発売を望む声も多くありました。

他には、「トゥームレイダー」の新作は原点に戻ってほしい

といった意見もありました。


日本人のネット上のモラルの低さは、世界最低レベルなのは周知の事実ではありますが

ルッキズム的なコメントも、当たり前のように並んでいました。

こういった下賤なコメントを見るたびに、同じ日本人として恥ずかしくなります。

そもそも、本当に同じ日本人なのかが疑わしく思えてきます。


個人的な意見としては

このリマスター版のララ・クロフトのビジュアルは素晴らしいと感じますし

そもそも、リブート版は好きではありません。

もっと言うと、「トゥームレイダー」だと思ってすらいません。

その理由は、全くの別物だからです。

ララのビジュアルもそうですが、ゲームとしても別物でした。

ビジュアルを抜きにしても、強くて格好良かったララではありませんでした。

未知の世界や、遺跡を探索するというロマンや

ちょっとしたミスが死に直結するというスリルも失われていた気がします。

トレードマークの二丁拳銃も、ありませんでした。

出来が悪いと言っているのではなく、好みと異なっていたという意味で言っています。


現在の「Tomb Raider I-III Remastered Starring Lara Croft」の評価は

87%が好評の“非常に好評”です。

ただ、不満が無いわけではなく、主にコントロールの問題が挙げられており

アップデートなどが期待されています。

その理由としては、オリジナルの操作方法とモダンの操作方法の2通りを選べるのですが

モダンの操作方法だと上手く操作できない方が多いようで

特定のアクションが、モダンの操作方法だと行えなかったりするようです。

自分は、まだプレイしていないので詳しいことは分かりませんが

レビューやスレッド内の書き込みを読む限りでは、そういった問題があるようです。


グラフィックに関して厳しいのは海外の方だと思っていましたが

どうやら思い違いだったようです。

海外のユーザーは

非常に柔軟で、レトロな作品から最新の作品まで

インディー作品から大手パブリッシャーの作品まで

幅広いゲームを受け入れ、称賛できる度量や寛容さがあると感じました。

何よりも、ゲームに対する深い愛情を感じました。

8bitや16bitの作品なども人気がありますし

今のゲーム業界は、非常に恵まれている良い時代だと感じます。


『Tomb Raider I-III Remastered vs Original | Direct Comparison』

オリジナル版とリマスター版の比較

2024年1月1日月曜日

謹賀新年

新年、2024年になりました。

今年もよろしくお願いいたします。


2023年、色々ありましたね。

国内外問わず、様々な出来事がありました。

良いことも悪いことも。

自分のプライベートでも、色々ありました。

楽しいことも、悲しいことも。

しかし、何事もポジティブに考えるのが重要。

せっかく生きているのだから、ネガティブ思考は損だと思っています。

どうせなら、より楽しく、より幸せに。

自分は、人は幸せになるため、そして楽しむために生まれてきたと思っているので。

皆さんも、嫌なことや悲しいことがあっても

あまりくよくよせずにポジティブに考えて、一日一日を楽しく過ごしていきましょう。

今年こそ、世界中の人々が平和に、そして幸せな日々を過ごせるようになることを願っています。


近況報告についてですが

あまり期間が経過していないので、特にこれといったことは無いのですが

以前から、少し気になっていた「L.A. Noire」というゲームをSteamで購入しました。

あまり評判が良くないという噂を聞いていたので

一体どういうゲームなんだろうと、某動画投稿サイトでプレイ動画を観させてもらったところ

想像していた以上に面白そうなゲームだと感じ、購入したわけです。

Steamでの評価も、85%が好評の“非常に好評”で

メタスコアも83、ユーザースコアも8.0と良作以上の評価でした。


『L.A. Noire: The Complete Edition - Metacritic』

https://www.metacritic.com/game/l-a-noire-the-complete-edition/


ロックスターゲームスがパブリッシャーなので

恐らく、「Grand Theft Auto」シリーズのようなゲームを期待していた方が多かったのかもしれません。

実際は、「シェンムー」や「逆転裁判」のような感じのゲームです。

刑事モノなので

現場検証→証拠を集める→聞き込み→容疑者を逮捕→尋問をする

という流れです。

尋問のシーンなどは、どことなく「マルサの女」にも似ている気がします。


このゲームの特徴は、何と言っても“フェイシャルアニメーション”のリアルさ。

プレイ動画などを見ていただければ分かると思いますが

非常にリアルな表情、リップシンクで驚きました。

現代のゲームでも、ここまでリアルではない気がします。


全体的に雰囲気の良いゲームで、大人向けといった印象です。

オープンワールドではあるものの、基本的に一本道のゲームで

「Grand Theft Auto」シリーズのように、自由度の高いゲームというわけではありません。

個人的には、結構好みのゲームでした。


近況報告としては、こんな感じです。

自分の今年の目標としては

好奇心、向上心、クリエイティビティ、チャレンジ精神

そして何よりも、ポジティブ思考を忘れずに一年間、楽しく過ごせたら良いなと思っています。

改めまして、今年もよろしくお願いいたします。