2009年6月28日日曜日

第1回 SAUZAND糞ゲームコンテスト


面白いゲームのコンテストをやったんだから


糞ゲーと感じるゲームのコンテストもやってよくね?


という事でやってみました。


選考基準は、少しでも糞だと感じる部分があるゲーム。


つまり、コレは許せない!という部分のあるゲーム。


世間的な評価や、売り上げなどは一切関係なく平等に選考しました。


また、個人的に思ったモノなのであらかじめご了承を。


作品は俺が所持している中からのみ選考しました。




「受賞作品」



【ファミリーコンピュータ部門】


最優秀賞

『スーパーマリオブラザーズ』 1985年9月13日 任天堂


選考理由:操作性が悪い。

      走り始めが遅く、止まる時も滑る。

      また、ゲームオーバーになると

      再び最初からやり直さなければならない。



【スーパーファミコン部門】


最優秀賞

『美女と野獣』 1994年7月8日 ハドソン


選考理由:難易度が高い。

      基本的に画面が暗く、敵の存在が確認しづらい。


      ステージの仕掛けなども

      どうすれば作動するかなどのヒントが

      全くと言って良いほどない。


      ゲームオーバーになったら最初からやり直し。

      また、クリアしても特に特典などがあるわけでもなく

      淡々とストーリーが進んで行き、単調な印象。


優秀賞

『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ園児』 1993年7月30日 バンダイ


選考理由:ステージごとにミニゲームがあり

      それをクリアしない限り先に進むことができない。

      ミニゲームで敗れると1機失う。

      また、ゲームオーバーになると最初からやり直し。



【プレイステーション部門】


最優秀賞

『UNO』 1998年4月2日 サクセス


選考理由:チャンス時やピンチ時に毎回

      キャラクターのグラフィックが表示され

      セリフを喋るため、非常にテンポが悪い。


優秀賞

『ファイナルファンタジーVII』 1997年1月31日 スクウェア


選考理由:頻繁にタイミング系のアクションを求められる。

      しかも、それがかなりシビアな判定。


      3Dの静止画をそのままマップとして使用しているため

      非常にマップの構造が把握しづらい。


      頻繁にミニゲームが発生する。

      失敗するとまた挑戦しなければならない。

      しかも強制。


      マテリアシステムがかなりのバランスブレイカー。

      魔法や召喚、特殊コマンドなどの習得はまだしも

      HPやMPのカンストができてしまう。

      また、すばやさ、運、魔力も同様。

      特定のマテリアを組み合わせることで

      後列から敵全体に連続で約9999のダメージを一度に4回

      与えることができてしまう。

      この状態でラスボスと戦闘をすると数ターンで倒せてしまう。


      リミット技も上の状態だとラスボスに対して9000以上のダメージ×15を

      与えることができてしまう。


      とある場所では、お金を支払わないとセーブできない。



【ドリームキャスト部門】 


最優秀賞 

『ジェットセットラジオ』 2000年6月29日 セガ


選考理由:操作性が悪い。

      基本的にスティックを倒した状態は歩きで

      走るにはトリガーを引きっぱなしにしなくてはいけない。

      しかも、走るのは一時的なものなので

      走り終えたときに、再びトリガーを引かなくてはならない。


     

【プレイステーション2部門】


最優秀賞

『冒険王ビィト ダークネスセンチュリー』 2005年4月28日 バンダイ


選考理由:操作性が悪い。

      一般的なアクションRPGと違い

      攻撃する際、攻撃する方向に

      スティックを倒さなければならない。


      カメラ視点も悪く、頻繁に自分でカメラを操作する必要がある。


優秀賞

『キングダムハーツII』 2005年12月22日 スクウェア・エニックス


選考理由:リアクションコマンドというシステムが非常に厄介。

      このコマンドを使用しないと倒せない敵もいる。

      基本的に、演出のためのコマンドで

      プレイヤーが操作するというよりも

      映像を鑑賞するというモノが多い。


      ストーリーが前作、前々作をプレイしていないと

      ほぼ分からないという、やや身内向けなモノだった。

      その上、ディズニーキャラクターの活躍もあまりなく

      FF系統のキャラクターが目立つ。

      また、FF系統のキャラクターも知っている人ならば楽しめるが

      知らない人は全く楽しめないというやや身内向けなモノでもあった。


『ローグギャラクシー』 2005年12月8日 ソニー・コンピュータエンタテインメント


選考理由:操作性が悪い。

      ジャンプ攻撃をする際、垂直にしかジャンプできず

      敵に攻撃を命中させる事が難しい。


      攻撃のエフェクトが派手過ぎて敵が見えづらい事が多々あった。

      ゲームバランスが比較的キツめで

      普通に進んでいるだけではザコ敵にすらやられることがある。


      ダンジョンが単調。

      見た目も構造も単調な上に、広いので

      進めていくのがやや苦痛に感じる。


『龍が如く』 2005年12月8日 セガ


選考理由:操作性が悪い。

      全体的に動きがモッサリしていて

      スピード感による爽快感などは皆無。

      敵を攻撃する際も自動でターゲッティングされないため

      空振りすることが多々ある。


      武器は値段の割りにあまり強くない上に壊れやすいモノが多い。

      また、値段の割りに強すぎる武器もあり

      ゲームバランスが若干悪い。


      実際の街並みを3Dで再現しているものの

      カメラは固定で操作することはできない。

      主観視点に切り替えて街並みを眺めるといったことも不可能。


      ストーリーは主人公の魅力を引き立てるためにあるような印象。

      綺麗なことを言っているものの、実際やっていることは汚い。

      しかし主人公はヤクザで、濡れ衣とはいえ殺人罪の前科があるにもかかわらず

      良い人間という扱いで物語は進んでいく。

      また、街中で銃や刀を振り回していても

      「GTA」シリーズや「Postal」シリーズのように

      警察が来る事は一切ない。


      戦闘はシンボルエンカウント式。

      基本的に敵と接触した場合、逃げることはできない。



【Xbox360部門】


最優秀賞

『インフィニットアンディスカバリー』 2008年9月2日 スクウェア・エニックス


選考理由:全体的に動きがモッサリしているため、スピード感による爽快感は皆無。

      また、レスポンスもあまり良くなく

      キャラクターの動きをよく見ながらボタン入力をしなければならない。


      攻撃時のエフェクトが派手なため、敵が見えづらく

      攻撃した後、その場を離れて敵の位置を確認しなければいけない。


      パーティ人数が多いため、装備を買うのにお金がかかる。

      しかも敵から得られるお金が比較的少なめなので

      お金稼ぎが結構手間になる。

      装備を怠っていると、敵の強さもややキツめ(特にボス)なため

      ゲームオーバーになってしまうこともある。


              フィールドマップが広大なのにもかかわらず

      あまりモノがなく、閑散としている印象。

      また、街などは対照的に狭く作りこみが甘く感じられた。



【プレイステーション・ポータブル部門】


最優秀賞 

『絶体絶命都市3 -壊れゆく街と彼女の歌-』 2009年4月23日 アイレム


選考理由:テクスチャが非常に荒い。

      一般人のグラフィックがマップのオブジェクト並の荒さで

      まるで背景のような印象だった。

      フェイスアニメーションは一切ない(一般人の場合)。


      ロードが長い上に回数が多い。

      マップ移動だけではなく、イベント発生前後にもロードが発生する。

      ストーリーの展開が淡々としすぎていて

      あまり盛り上がりが感じられなかった。


      災害が起き、その場から避難する際、失敗すると

      一定の場所まで戻され、それまでに回収したアイテムまでも戻される。



【Wii部門】 


最優秀賞 

『マリオカートWii』 2008年4月10日 任天堂


選考理由:ゲームバランスが悪い。

      アイテムの存在が非常に厄介。

      1位で走っていたにもかかわらず

      アイテムによる集中攻撃で下位に転落することが結構ある。

      高い技術を持っていればそれらを避けられない事もないが

      気軽にできるゲームとはとても言えないバランスになっている印象。

      いわゆる運ゲーと言えるのかも知れない。

      これは一人用モードでもWi-Fiモードでも同じ。


      グラフィックの質が悪い。

      まるで蝋人形のような質感で

      明らかに前作よりもグラフィックレベルが落ちている。



【パーソナルコンピュータ部門】 


最優秀賞 

『ミラーズエッジ』 2009年1月22日 エレクトロニック・アーツ


選考理由:レスポンスが悪い。

      何らかのアクションを行おうとキーを押したとき

      反応しないことがある。

      判定が結構シビアな印象。

      また、敵の武器を奪うアクションでも同じ事が言える。

      基本的に初見殺しな部分が多い印象。


優秀賞 

『ポスタル2 ロシアより愛をこめて』 2006年10月27日 Running With Scissors


選考理由:非常に地味で単調。

      ストーリー的な盛り上がりもあまりなく

      ロシア語なので全く言葉が分からなかった。


      マップも本編と比べると面白みを感じない作りだった。




以上で受賞作品の発表は終了です。 


なるべく主観的にならないように書いたつもりです。


今回、悪い部分しか書いていませんが


もちろん、上記の作品全ての良い部分は把握しています。


書くと内容が中途半端になってしまうと感じたので


今回あえて書きませんでした。



糞ゲームなんて酷いタイトルを付けましたが


総合的に見ても糞ゲーだと思える作品は


上記の中では、個人的にはありません。


あくまで部分的な問題ということをご理解いただければと思います。



上記のような作品があると個人的に安心するんですよねw


何故かと言うと、ゲームはまだまだ良くなる、面白くなるという


可能性を感じることができるからです。


今回書いたような欠点は、今後ゲームを作るうえでも非常に参考になる部分です。


プレイヤーにどれだけストレスを与えないかというのが


優れたゲームを作るのに最も重要なポイントと言えると思います。



フツーのゲームコンテスト(良い作品を選考したもの)も過去に書いてあるので


興味がある方は↓からどうぞ。



「第1回 SAUZANDゲームコンテスト」

https://sauzand.blogspot.com/2009/04/1-sauzand.html


「第1回 SAUZANDゲームコンテスト 補足」

https://sauzand.blogspot.com/2009/04/1-sauzand_25.html

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