2009年7月29日水曜日

Wii Sports Resort


金があったので「Wii Sports Resort」を買った。


この作品、買う前から結構注目していて面白そうだな~と思っていたんだけど


実際プレイしてみて、やっぱり面白かった。


でも、意外と難しかったんだよね。


動きは格段にリアルになったけど


やっぱり持っているものはWiiリモコンだから


当たり前だけど、本物とは違うわけで。


だから、それに慣れるまではちょっと難しい気がした。



このゲームで長時間プレイしていると


「そろそろ休憩されてはいかがですか?」


というメッセージが表示される。


最初は、このメッセージ過剰に親切すぎないか?


と思っていたんだけど、今思うと妥当かなと。



「Wii Sports Resort」というゲームは


Wiiリモコンを動かしてプレイする作品。


だから、意外と疲れるゲームなんだよね。


体感的に疲れていなくても、だんだんプレイの質が落ちているのが自分でわかる。


どんどんクリアしていくわけだから当然ゲームの難易度も上がってくる。


すると、今までのように上手くいかなくなってくるわけで。


気付かない疲労感との相乗効果で、ストレスが地味に溜まってきて集中力も欠いてくる。


そうなると、意地でプレイしているようなもので


実際にはあまり楽しめなくなっているというね。



ゲームで長時間遊んでいると目に悪いとか昔から言われているけど


それだけじゃなく、ストレスも無意識のうちに溜まってくるんだよね。


休憩って大事だなw


ゲームをプレイし始めて約20年になるけど、今さら気づいたw



ゲームを作る際に可能な限り、どれだけプレイヤーのストレスを取り除くか。


コレって結構重要なことなんだよね。


最近思うんだけど、ゲームは基本的にどこでもセーブorオートセーブ機能を付けてほしい。


例えばボスと戦って負けた時、ボス戦前からやり直せるのが理想だけど


今いるステージの最初から。というのが結構ザラ。


コレ、フツーにストレス溜まると言うか、面倒と言うか、萎えるんだよね。


ゲームオーバーになるとタイトル画面に戻されたりね。


昔のゲームはそんなの当たり前だったとか、根性ねえなとかいう人は数多いと思う。


だけど、今はもうそんな時代じゃない。


ファミコン時代は、まだテレビゲームというジャンル自体が新しいもので


クリエイター側もプレイヤー側も、手探り状態だった。


今のテレビゲームはすごく洗練されていて


面白く、凝った作品がたくさんある。


プレイヤーの目もすごく肥えてる。


だから昔みたいに、やり直しで時間を大量消費したくないんだよね。


「ドラゴンクエスト」シリーズはゲームオーバーにならないのが良いよな。


全滅しても、城か教会からそのままやり直せる。


所持金は半分になってるけどw



この手の、いわゆるデスペナルティという概念は本当に必要なのか。


ということだよね。


ゲームオーバーになったらタイトル画面に強制的に戻されるゲームとか


俺に言わせれば最低なゲームかなと。


だって、叩き出されるわけだからね。ゲームから。


正直、喪失感はかなりのものだと思う。


せめて、ゲームオーバー時に


最後にセーブしたところからやり直すか、タイトル画面に戻るか


の選択肢は欲しいところ。



ゲームは娯楽。


娯楽は楽しいものであるべき。


楽しめないのであれば、それはもう娯楽とは呼べない。


せっかくのゲームもプレイヤーのことが考えられていなかったら


世間的評価がどんなに高くても、プレイヤーにとっては糞ゲーになってしまうわけで。


甘すぎるのも良くないけど


負ける→やり直す のストレスは理解して作ってほしい。


そこらへんのさじ加減が、ゲームのクオリティに深く関わってくる部分の一つだと思う。

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