2009年10月18日日曜日

世にも奇妙な物語


DVDに録画してあった「世にも奇妙な物語 秋の特別編」を今日観た。



率直な感想、やっぱすげえ面白い。


「検索する女」「自殺者リサイクル法」「理想のスキヤキ」「呪い裁判」「夢の検閲官」


の5話構成だったんだけど、全部面白かった。



「検索する女」はネット社会と言うか、情報社会のアンチテーゼなのかな。


ぶっちゃけ、怖かったですw


情報が溢れているせいで、何が真実なのか分からなくなっていた感じ。



しかし足立区が出てくるとは思わなかったw


そっかー、そういうイメージなのか・・・w



結局、真実は明かされなかったんだけど


むしろこの話は、それが狙いだったのかなと思った。


主人公の予想は当たっていたのか、それとも勘違いだったのか。


どちらにしても、すごく不気味で怖かった。



「自殺者リサイクル法」を観て、「Portal」っていうゲームを思い出した。


隔離された施設なんかもそういう雰囲気だったし、りょうさんもGLaDOSっぽかった。


しかし、りょうさん美人やねw



こういう雰囲気の話は、個人的に結構好き。


映画の「The Island」とかも。


やっぱ、自由を求めて奮闘する物語って好きだなと思った。


この「自殺者リサイクル法」は、もっとネガティブで絶望的な話だったけど。



こういうぶっ飛んだ物語っていうのは、なかなか面白いよね。


「バトル・ロワイアル」もそうだったけど。


でも、それはあくまでフィクションだから面白いのであって


コレがマジだったらシャレにならんし、笑えない。


とは言え、俺は今まで生きてきて死にたいとか


一度も思ったことがない人間なんだよね。


どんなに辛い事があっても、こうして生きてるだけで


俺は幸せだと本気で思っている、能天気で楽観的な人間なんです、俺はw



しかし、この話はえげつなかった。


誰かがネットで、犯罪者を実験体や臓器移植に使ったりすればいい。


って書いてたのを前に見たことがあったんだけど、それに近い感じだったね。


臓器提供、医薬品実験、人質、爆弾解体。


えぐいですw


この物語でかなり自殺者を減らせるんじゃないかなと、観ていて本気で思ったw



極端だけど、言ってることは正しいんだよね。


生への有り難味とかが嫌と言うほど分かる。


とかって悠長なことを言っていられるのも、フィクションだからこそ。


つーか、無限ループって怖すぎるだろ。



「理想のスキヤキ」


最高でしたw


すげー面白かったw


ずっと笑ってたわw


やっぱ、電車男といいこの物語といい


伊藤さんは、こういう役がハマる気がするw


伊藤さんの言動にマジ吹くw


婚約者の母親に「この女」とかw



ぶっちゃけ、すき焼きに関しての知識も増えたw


俺ん家のすき焼きは、基本的に味は濃いめな気がする。


蓋とかもしないし。


うどんを入れるとかで、婚約者家族がビックリしてたけど


俺ん家のすき焼きも、うどんは入れるんだよね。


やっぱり、伊藤さんの言う通り家庭によって違うのかね。


不気味で怖い話が続いたから、気持ちが和らいだw



「呪い裁判」


コレだめ。


本気で怖い。


マジやめてこういうの。


マジ話じゃん。


リアルに裁判員制度とか始まっちゃってる世の中でしょ。


怖すぎだろマジで。


今夜怖くて眠れなかったらどうすんだよ。


つか怖くて風呂にも入れるかどうか。



まず、エグいしグロいし不気味だし怖い。


ゲームでは、内臓出たり手足千切れたりするのを見ても大丈夫だけど


実写はマジ無理。


出血の時点でキツいっすわ。



つか、完全サイコホラー。


サイコパス怖すぎる。


狂った人間怖すぎる。



完全なフィクションじゃなく


限りなくノンフィクションに近いフィクションだからマジ困る。



誰かに対しても、何かに対しても


何かと批判したがる、ストレスの溜まり易い


現代社会を生きている人間への、超強烈なアンチテーゼだよね。


こんなん流したら、他人と関わるのが怖くなるじゃんw


他人を嫌っている数だけ自分も嫌われている


とはよく言ったもんだよね。


俺は、極力否定しない、暴言吐かない


とにかく愛想だけは良くと思ってる人間なんだけど


こんな物語観せられたらちょっとな・・・。



一番怖いのは人間なんだな、やっぱり。


へ、平和が一番だよなやっぱりw


みんな仲良くしようぜw


つまんないことで腹立てたり根に持ったり


復讐を企てたりしないでさw



どうでも良いけど、釈由美子と前田愛がかわいかったw



「夢の検閲官」はこの作品の中で一番印象が薄かった。


つーか、ほかの作品がインパクト強すぎるんだよw


すごく観やすい物語だった。



なんとなく、「零~刺青の聲~」を思い出した。


愛する人を亡くして自分が生き残り、その後も愛する人を想う。


せつねー。



規則は破るためにある、なんて言葉もあったりするけど


規則っていうのは、あくまで原則的なことであって


絶対というわけじゃないんじゃないかね。


人情か規則か。


難しいところなのかもね。


要はバランスなんだろうけど。


臨機応変にと言うか。


例があれば、かならず例外もあると思うわけで。



全体的に怖かった。


ホラーテイストがヤバい。


でも面白かった。


DVD買おうかな~。

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