2011年1月29日土曜日

ラストストーリーの印象

まだチャプター4の途中までしか進めていないけど


「ラストストーリー」の印象を少し書いてみる。



心配していた操作性については全然問題なかった。


操作性はかなり良い気がする。


戦闘が楽しい。


テンポも中々良い。


ただ、被ダメが分かりづらい。


いつの間にか、HPが残り少なくなっていたということが多い。


いつ食らっているのかが分かりづらい。



モーションは確かにイマイチ。


だけど、それは一部。


住人のモーションの豊富さが、街の活気を上手く表現していて良い。


けど、街自体に面白みがない。


色も単色だし、同じような構造が続いている。


構造自体は複雑だけど、ミニマップが役に立ってくれている。


マップ拡大もできるし、拡大したまま移動することができるのが親切かな。



チェイスミッションが個人的にマジで糞だった。


コレは酷かった。


普通に逃げているだけでは、敵の方が足が速いから追いつかれる。


その度に、カメラ視点が後方に反転して特定キャラのHPがガンガン減らされていく。


その状況から脱出するための操作が、スティックを左右に振るということだけど


この操作、ものすごくやりづらいし疲れる。


まだ、リモコンを振るという操作の方が良かった。


このチェイスミッションのせいで、モチベーションがガタ落ちで


このミッションをクリアするまで、ガチで糞ゲーだと思った。


こういうミッションは難易度を低めに設定するべき。


じゃないとテンポも悪いし、こんな遊びみたいなミッションで


てこずっていたらバカらしくなる。


主人公一人の時は通れていた場所なのに


このミッションでは通れなかったりするのが、ご都合主義っぽくて嫌だったな。



チェイスミッション前の、特定キャラとの出会いとその後の展開が


ディズニーの「アラジン」っぽかった。


ジャスミンとちょっと被ったんだよね。


市場で、金を払って物を買うということを知らない部分とか


城から抜け出して、主人公とお忍びで街を散策とか。


ディズニーは好きだから、こういうのは全然アリだけど。



アサシンクリード臭が強いかな。


マップの雰囲気とかも。


ベニスだから、「アサシンクリードII」だな。


やっぱり、こういうアクション要素の強いゲームだと


ジャンプアクションが欲しくなる。


川に飛び込んで泳ぐことが出来ないのは残念。


やっぱり、壷や樽を見たら壊したくなるし


川や池や海を見たら、飛び込んで泳ぎたくなるのが心情な気がするんだけどね。



「アサシンクリード」は個人的にはクソゲーだから


あまり参考にしてもらっても困るかなというのが本音。


色彩センスの無さが異常だったし


街も、広くて作りが細かいのは良いんだけど


面白みが全く無い上に、狭いし道が分かりづらい。


通行人がものすごく邪魔だったりするしね。


まあ、色々と欠点の多いゲームだった。


色彩に関しては「Mirror's Edge」を見習って欲しいと思った。


「Mirror's Edge」は色の使い方が本当に上手い。


あと、陰影も。


そのせいかは分からないけど、実写と見間違えるような場面が多いほどリアル。


ゲーム部分はイマイチだったけど。



中世ヨーロッパの街並みを忠実に再現しても面白みに欠けるということが分かった。


見た目が古臭いし、単調なんだよね。


やっぱり、現実離れしたような街並みの方がゲーム的には面白い。


そこに、現実の文化が少しだけ垣間見えるという感じがベストかなと。



この手のアクションRPGで、今のところ一番優れているシステムは


個人的には、初代「キングダムハーツ」なんだよね。


アレは本当に良かった。


連打ゲーではあるものの、ジャンプアクションもあるし


泳げるし、建物によじ登れるし、テンポやレスポンスも良い。


エフェクトが綺麗だし、色もなかなか綺麗。


爽快感もある。


カメラ位置の関係で、距離感がつかみにくかったり


攻撃のスキがでかいのは難点だったけど。



他に印象的だったのは


敵の位置が分かりづらいということかな。


ギャザリングを使えば、敵の視点が線となって主人公に集まるから


このシステムは良いと思った。


逆に、コレを使わないと


遠距離攻撃で、敵がドコから攻撃しているのかが分かりづらかったりする。


あとは、アイテムの使用方法が分からない。


そもそもアイテムというモノが存在しているのかな、このゲームには。


主人公のHPや仲間のHPがヤバくなったとき、回復しようと思っても


どうすればいいのかが分からなかったり。


仲間に回復してくれなどの命令も出来なさそうで少し不便かなと。


そういう部分では、「インフィニットアンディスカバリー」のシステムは優れていたかなと。


仲間に回復して欲しいときは、ボタン一つで命令可能だったし


アイテムや魔法、技の使用頻度を細かく設定することも出来た。



装備品の色を変更できるのは、個人的にかなり良いシステム。


ただ、色が死んでいるから魅力は半減かなと。


未だに、なんでこんな彩度にしたのかが分からない。


あと、ムービー中にポーズが出来ないのが不便かな。



キャラクターのデザインはかなり良い。


グラフィックも綺麗だし。


表情も中々。特にセイレン。



まだまだ序盤だから分からないことだらけだけど


非の打ち所の無いほどの作品では、間違いなくない。


個人的には、ナレーションがいらない気がしてならない。


なぜ、こういうのを入れたがるのかが分からない。


現実的な話をすれば、ナレーターに対して誰だよお前と突っ込みたくなる。

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