2009年4月17日金曜日

ツクール

ああ、俺って一般人なんだなと少し感じた。

ガンダム系やエヴァ系、萌えアニメ系やエロゲ系。

そういう系統は全くと言っていいほど興味がない俺。

ロボ系を見ると「男のロマンじゃ!」

という人もいるみたいだけど

男のロマンは大航海時代を始めとした"冒険"だろ常識的に考えて...

という人間です、俺は。


ゲーム作りって本当に面白いのか・・・?

と疑問に思ってしまった。


そんな中、ある一つの事を実感させられた。

頭の中で、あるメロディーが流れた。

RPGツクールのフリー素材の曲。

氷石さんの曲や、デジファミ音楽堂の曲。

ツクール作品で使用されていた曲。

その瞬間思い出した。

ゲーム作りの楽しさを。

そして、RPGツクールの独特な世界観を。


不思議なものでRPGツクールというものは

単純にRPGを作るためのツールでしかないはずなんだけど

俺の中では独特な世界観を感じるんだよね。

アマチュアのクリエイターが練りに練って作り出した作品。

誰かがてきとーに作った作品。

コンテストで受賞するようなクオリティの高い作品。

いろいろあるし、作風はそれぞれだけど

それらには共通の一つの空気感というものを感じる。

それは紛れもなく、「RPGツクール」であるということ。


RPGツクールと出会ってもう8年以上経とうとしている今でも

初めてツクールに触れた時と変わらず

いや、それ以上の情熱を持ちながらゲームを作っている。

新たに2003、XP、VXと発売されようと

俺は変わらず「RPGツクール2000」を使い続けている。

あの時、「RPGツクール95」の事に興味を持っていなかったら?

あの時、「RPGツクール2000」を店員に勧められていなかったら?

あの時、「RPGツクール2000」ではなく「RPGツクール95」を選んでいたとしたら?

もし、「RPGツクール」と出会っていなかったら?

確実に今の俺は存在しないと思う。

「RPGツクール」が縁でできた友達もいる。

「RPGツクール」がきっかけで得た知識も多い。

俺にとって「RPGツクール」は

生みの親であり、育ての親であり、最高の師であり

そして故郷である。

俺はここで断言しても良い。

「RPGツクール」がある限り、決して俺のゲームの制作意欲が死ぬ事はない。


アイディアなんかそこらじゅうに転がっている。

言うなれば、この現実の世界そのものがアイディア。

音楽を聴く、映画を観る、マンガを読む、ゲームで遊ぶ、綺麗な景色を観る

歴史を知る。

星の数ほどアイディアは転がっている。

もっと言ってしまえば現実こそがゲーム。

全てのゲームは例外なく、現実を基に作られている。

ゲームは娯楽であり、何よりも仮想現実であるということ。

0 件のコメント:

コメントを投稿