2010年11月14日日曜日

愛国心?

そんなモンないよ。


突然だけど、そう思った。



日本という国の為に命懸けられるかと聞かれたら、即答で「無理」。


ちょっと調べたら、こんな名言が出てきた。



「不思議なことだ、いつの時代においても悪人は自分の下劣な行為に、

 宗教や道徳や愛国心のために奉仕したのだという仮面を着せようとつとめている」

byハイネ


「愛国心を持つなら地球に持て。魂を国家に管理させるな!」

byジミ・ヘンドリックス(“伝説”のギタリスト)


「愛国心とは喜んで人を殺し、つまらぬことのために死ぬことだ」

byバートランド・ラッセル(哲学者、ノーベル文学賞受賞)


「恐怖心や愛国心によって人を殺すのは、

 怒りや貪欲によって人を殺すのとまったく同じく悪い」

byヘンリー・ミラー


「愛国心と言う卵から、戦争が孵化する」

byモーパッサン


「愛国心とは、ならず者達の最後の避難所である」

byサミュエル・ジョンソン(イギリスの文豪)


「ナショナリズムは小児病である。それは国家の麻疹(はしか)である」

by アルベルト・アインシュタイン(物理学者、ノーベル物理学賞受賞)


「人類から愛国心を叩き出してしまわないかぎり、

 あなたがたは決して平穏な世界を持たないだろう」

byバーナード・ショウ(戯曲家、劇作家、ノーベル文学賞受賞)


「今日の大きな悪魔は愛国心、愛国心が大戦をもたらすのだ」

byチャールズ・スペンサー・チャップリン(喜劇王、俳優・映画監督)



愛国心に限らず、“プライド”というモノ自体に大して意味はないんじゃないかと。


安っぽいプライドなんかクソ食らえ。


所詮、足枷にしかならない(実体験)。



かと言って、日本という国が嫌いなわけでもない。


まぎれもなく俺の生まれ故郷だし、今日まで平和に暮らして来れたのもこの国のお陰。


何より、日本の文化や歴史が大好きだし。


ただ、ぶっちゃけ最近の日本はあまり好きじゃない。


俺には大して愛国心がないから、世間では嫌われている中国や韓国に対して


憎しみとかを感じないんだろうか。



日本と日本人の良い部分をたくさん知っているけど、逆に悪い部分もたくさん知っている。


他国を中傷している人を多く見るけど、やっていることが同等かそれ以下じゃんと。


「~されたから」や「~だから」なんてのは言い訳にしか過ぎない。


やられたからやり返すが許されるのは小学校の低学年まで。


ムダなプライドは視野を狭め、頭を固くする。



理想は『臨機応変』。


英語で言うと『Smart』。


コレを持っている人を“賢い人”と言うんだろう。


知識や理屈に長けている人ではなく、本当に賢い人。


視野の広さ、知識の深さ、頭の回転、精神の強さ、行動力。


+好奇心と愛嬌。


コレらを兼ね備えた人が、真の意味で偉人。


さて、いくつ当てはまるかな。



真に賢い人ならば、偏見や差別、固定観念、先入観を持たず


世界を渡っても、言語や肌の色、血も関係なく、人と接することが出来るだろうと思う。



日本という国はそれなりに好きだけど、愛国心はほとんどない。


何しろ、オリンピックを含めた世界大会のテレビ中継に全く興味がないからねw


そういった各国が集う場での日本国旗は好きだけど


デモなどで見る国旗は好きじゃない。


何か、戦争をイメージさせられて嫌なんだよね。



とにかく、“平和”であるということに関しては


コレ以上ないほどに感謝したい。


平和すぎて、こんな日記を書いてしまうくらいだからねw


この時代のこの国に生まれて良かったと、心底思う。

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