2010年10月12日火曜日

映画「マルサの女」


ファミコン版「マルサの女」がきっかけで、映画「マルサの女」を観た。


いや、ものすごく面白かった。


ファミコン版も、かなり面白くて好きだったんだけど


映画は、さらに面白かった。


あんなに面白かった邦画は初めてかも知れない。


大抵は、中盤から終盤辺りで飽き気味になってくるんだけど


この映画は一切飽きなかった。


観終わってすぐに、もう一度観たいと思うほど。



ファミコン版に登場するキャラや場面が


映画でも登場していたのが面白かったな。


何より、役者さんの演技がすごい。ものすごく引き込まれる。


やっぱホンマもんの俳優さんはすごいわ。



あまり邦画は観たことがない俺だけど、日本らしさがすごくよく出ていた気がする。


ハリウッドの真似より、邦画はああいうテイストが一番だと思った。



中でも良いと思ったのは、人物像。


主人公の板倉亮子を始め、悪役の権藤英樹


その他のキャラクターの個性や魅力がものすごく出ていた。


特に、最後の板倉と権藤のシーンは最高だった。


権藤役の山崎努さん、カッコよかった。


板倉役の宮本信子さん、かっこかわいかった。


その他にも、伊東四郎さんや津川雅彦さんたちが出演していて


かなり豪華な顔ぶれだった。


本当に、みんな演技がすごかった。



あとは、やっぱりあのBGMが良かった。


「マルサの女」のテーマ曲。


ファミコン版でも頻繁に流れていた。


やっぱり「マルサの女」は、このBGMが印象的。



「脱税」という難しいテーマの作品だけど


やっぱりシリアスな部分だけではなく、コミカルなシーンもあったのが良かった。


そのバランスがすごく絶妙だった。


金のことについても、すごく勉強になった。



ヤクザもビビる「マルサ」と言われているけど、映画やゲームを観ると納得してしまう。


強制的に、徹底的に調べられるからね。


しかも抜き打ち。


映画を観ると分かるけど、マルサの仕事は相当過酷。


それに、当然賢くなくちゃいけないし


国税庁の国税査察官は超エリートなんだろうな。



しかし、脱税者もかなり必死と言うか、手の込んだ隠し場所ばかりで面白かった。


実際の脱税者の、隠し場所の写真が載っているサイトがあるんだけど


映画同様、すごい隠し場所ばかりで面白い。



『現金ざくざく!脱税摘発』

http://www.jiji.com/jc/d2?p=tax00101&d=004soc



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