2010年6月6日日曜日

斬撃のREGINLEIV(ザンゲキのレギンレイヴ)


いきなりだけど、糞ゲーでしたわ。


まあ、悪い部分は後で書くとして先に良かった部分。


ちなみにクリアはしていないけど、プレイ時間は約7時間半。


今は、22ステージまで進んだところ。



モーションプラス対応作品ということで買ってみた。


実際プレイしてみたけど、リモコンを振って敵を斬るアクションが爽快。


斬撃のエフェクトもなかなか良く、SEも良い感じ。


基本的には、デカい敵や、大量の敵と戦うゲームなんだけど


弓で遠くから狙撃して、接近してくる前に敵の数を減らしたり


一度に複数の敵を斬り伏せる、または巨大な敵を斬り倒すのがとても心地よかった。



俺は、長剣をメインに使っていたんだけど


攻撃スピードもなかなか速くて、スピード感もあった。


そんなに大きく振る必要もないから、疲れるとかだるいってこともなかった。


あと、矢を射るのに時間がかかるというデメリットはあるけど


攻撃が貫通する弓も個人的には、心地よかったかな。



あと、グロい点も良かったw


任天堂が発売元なんだけど、珍しく残酷な描写があるんだよね。


斬る度に血しぶきが出るし、一定のダメージを与えると腕を斬り落とせたり


足を斬り落とせたり、上半身と下半身を切断できたりもする。


この手の描写は、無駄にグロいわけではなくて


爽快感を与えるためのモノなんだよね。


「ニンジャガII」でもそうだったけど


部位欠損することで、爽快感を味わうことができる。


例えで言うなら、イラっとしたときに


何かを投げたり、殴ったりして物を破壊しようとしたとする。


その時、見た目的に何の変化がなかったり、音がしないよりは


派手に壊れたほうがスカっとするよね。



あと、戦闘中に味方のキャラや主人公が喋っているのが良かったかな。


雰囲気が出ていてたしね。



と、まあ良い点を上げるとこんな感じかな。



さて、悪い点を書いていこうかな。


覚悟はできているかな・・・?w



まず、グラフィックが酷い。


でも、それだけならまだ我慢できるんだけど、気持ちが悪いんだよね。


グラフィックの質で言えば、PS2並みか、それ以下。


テクスチャが荒い。ボケボケなんだよね。


キャラが着ている鎧とかぐらいは、もうちょっと良くならなかったのかな。


あと、味方のキャラが全員同一人物に見える。


なんと言うか、量産型的なw


そして、グラフィックの中で一番酷かったのが、キャラクターのモデリング。


目が気持ち悪い。


デカ過ぎるし、ギョロっとしている感じ。


輪郭も謎。


顎が尖りすぎていたり、顔面がのっぺりと言うか、平ら過ぎると言うか。


絵をそのまんま顔面に張り付けたような感じ。


このゲーム、ムービーとかも結構あるからちょっとキツいんだよね。


ここら辺は、人によって感じ方が違うかもしれないけど。



そして、操作性。


上で書いたとおり、確かに斬撃の爽快感は感じたんだけど、レスポンスが悪い。


特に弓。


なんか思い出しただけで頭が痛くなる・・・w


言葉では説明しにくいんだけど、リモコンのAボタンとBボタンを同時に押してから


そのまま押し続けたまま、リモコンを手前に引く(矢を引く動作)。


ある程度引いた後、ボタンを同時に離すと矢を射ることができる。


コレが、すげーだるい。


本当にギリギリまで引かないと、矢を射れないんだよね。


途中でボタンを離したり、ちょっと引きが足りないと


アクションがキャンセルされちゃうし。


Wiiスポーツリゾートで、アーチェリーをプレイした時は


もっと快適だったはずなんだけどな。



カメラアングルも酷かった。


基本的に、カメラはオート


または、リモコンでポインタを画面の端に持って行って


カメラ移動させるという感じなんだけど、それがすごくやりづらい。


速くカメラ移動できないというか。


設定で一応できることはできるんだけど、速くし過ぎるとグルグルするし。


大体、大量の敵や巨大な敵と戦うようなゲームなんだから


カメラアングルが結構重要だって、フツー分かるはずなんだけど。


周りを見渡したり、見上げたり。


イベントシーンで、強制的にカメラアングル変えられるのも地味にウザかったな。



あと、キャラ性能が酷かったかな。


男の主人公は、今のところ全く問題ないんだけど、女の主人公がね・・・。


コレは自分が知らないだけかもしれないんだけど


剣の攻撃力が弱いのに強化できないんだよね。


んでもって、杖による魔法攻撃でMPを消費するんだけど


なんと、弓矢でもMP消費するんだよね。


必中の弓っていう名前の武器で、必中だからMPを消費するんだろうけど


なぜか外れるときがあるんだよね。必中なのに。


ちゃんと、ターゲッティングされているのに。


MPがなくなったら、剣で斬りに行かなくちゃいけない。


剣には特殊な能力があって、敵を斬るとMPが少し回復する。


MPがなくなっては、斬りに行き、なくなっては斬りに行きで、すごく不便に感じた。


つか、他にMPを回復する手段とかないのかよと。



んでもって、オプション。


設定項目が無駄に多い。


説明が一応表示されるんだけど、分かりづらいんよね。


最初は必ず戸惑うと思うw



そして、チュートリアル。


この手のゲームは、従来のゲームと違って操作方法が独特なんだから


チュートリアルには、特に力を入れるべきだと思うんだけど


全部ムービーなんだよね。


説明書を動画で見せられている感じ。


しかも長い。


大体30秒から2分くらいのムービーが10個近くもある。


観る気しないっしょ・・・。


フツー、プレイヤーに操作させながら教えていくと思うんだけどな・・・。



あと、ステージ中で敵にやられると失敗したことになって


再挑戦しなくちゃいけない。


それは全然良いんだけど、ステージの最初からやり直させられるんだよね。


いわゆる中間ポイント的なものがないという。



それと、処理落ちが酷い。


時々、ヌルヌル動いて60フレームぐらい出てるんだけど


戦闘場面では、ほぼ60フレームは出てない。


もっと酷いのが、本当にたくさんの敵が出てくることがあって


その時なんか、10~15フレームしか出てないんじゃないのかね。


ものすごい重い。


ベンチマークかよ!と突っ込みたくなるくらいw


処理落ちしている時点でダメじゃんって話だけど。


なんで処理落ちするぐらいの数、敵を出そうとするのかね。


処理落ちって、フツー市販のゲームじゃダメなものでしょ。


PCゲームだったらまだ分かるけど。


そもそもアクションゲームなのに60フレームじゃない時点で


ちょっと・・・と個人的に思うんだけど。


アクションの心地よさを出すには、60フレームはやっぱり必須じゃないかなと。


「マリギャラ」や「ニンジャガ」シリーズだって60フレームだし。


あと「JSRF」も。


フレーム数って結構重要だと思うんだけどな。


30フレームと60フレームじゃ、爽快感が全然違うよ、マジで。



あとは、モーションかな。


ジャンプのモーションが明らかにおかしい。


まるで、地球じゃない惑星でジャンプしているような感じ。


特に着地がおかしい。


フツー、スタッとかっていうイメージなはずなのに


フワッって感じなんだよね。


ものすごく抽象的で分かりづらいかもしれないけどw



あと、唐突にゲームが始まるのがね・・・。


いきなり巨人族が攻めてきたぞー、で戦闘が始まるし。


ゲームの導入部分、チュートリアルも含めてダメダメすぎる気がした。



そして、ゲーム中に女神だか何だかわからないけど


あるキャラクターがナビゲートしてくるときがあるんだけど


あれが個人的に、すごくウザい。


命令口調だから余計にね。


ああしなさい、こうしなさい的な。


時には、ああしたらダメこうしたらダメ的なことも。



んでもって、マップが無駄に広い。


敵が沸いてくる場所もかなり遠かったりするから、移動するのが大変。


一応、神速という謎のダッシュ機能があるから、まだ救いはあるけど。


特に洞窟のステージは、マジでおもんない。


というか、マップがつまらない。


本当に、ただの飾りでしかないと言うか。


建物とか、ムダに壊れてウザかったりするしw



あと、ステージクリア後、敵が落としたアイテムを拾う時間をくれないのがね・・・。


何のために落としているのか全く分からないという。



こんなに問題点があるのに


このゲーム、定価6,800円なんだよね・・・。


さすがに値段と釣り合わんわ。


任天堂のゲームなのに、全体的にありえないくらいクオリティ低いんだよね。


全体的に、安っぽさを感じるし。


海外でも、かなり酷評されているみたいだしね。


SIMPLEシリーズ並みのクオリティ。


ホント2,000円くらいが妥当なんじゃないかと。


ゲームの内容も、世界観が違うだけで、地球防衛軍っぽいし。


と思ったら、開発元が同じみたい・・・w


道理で、この作風、このクオリティw



でも、最初の方に書いた、モーションプラスによる斬撃アクションは魅力的。


楽しめるのは確か。


それだけに、ものすごく惜しい。


いや、惜しいと言うかダメダメすぎるんだけど


せっかくの斬撃アクションの爽快感が、もったいないと言うか。


もっとマシにできたんじゃないかな。


ゲーム部分は仕方ないにしても


インタフェースだったり、操作性だったり、オプションだったり


チュートリアルといった“ユーザビリティ”の部分。



でも、まあぶっちゃけ


このゲーム買った一番の理由って


クラブニンテンドーで新しく追加された、期間限定の扇子を貰うために


ポイントを稼ぎたかったからなんだけどw


すごく良いデザインで、欲しかったんだよね。


マリオと、ぶつ森の花火と、ゲッソーを申し込んだ。


あと、マリオのポスターも追加されてて、それも欲しいんだよね。


何の話だw



まあ、こんなゲームだった。まだ途中だけど。


面白い部分は面白いよ、すごく。


でも、ダメな部分はダメだよ、すごく。


比率的には、面白さ3のダメ7って感じか。


慣れれば平気だろうけど


慣れなきゃ楽しめないようなゲームって、どうなのって気はするな・・・w



レッドスティール2が少し気になってきた。


買おうかな・・・。

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