2010年6月4日金曜日

FINAL FANTASY IV for Mobile


注意:「FF」シリーズ、また「スクウェア」を批判的に書いた文章であるため

    コレから読まれる方はご注意ください。

























今、「FF IV」のモバイル版をプレイしているんだけど、ガチで劣化してた。


ただし、一部だけ。



まだ地底世界へ行ったまでしか進んでないけど


ゲームバランス、ぶっちゃけSFC版の方が良かった。


エブラーナ城の宝箱に潜んでいるモンスターがいるんだけど


モバイル版では、SFC版より強く感じる。


バトルスピードのデフォルト設定、高くなってるんかな。


SFC版ではテラの“ガ”系魔法で、ギリギリ倒せるぐらいのバランスだったんだけど。


それが1ターンで全滅させられるって、どういうこっちゃ・・・w


そういやリメイクのDS版も、ゲームバランス酷いって聞いたことあったな。



あと、地味な部分だけど、磁力の洞窟のダークエルフ戦前に


あらかじめ本装備(鉄の装備)にしてから戦闘に入ると


開始直後にパーティが全滅して


バトル中のイベントをスキップできる裏技的なモノがあったんだけど


モバイル版だと、フツーにゲームオーバーになるっていうね。


すげー萎えた。



一番酷かったのは、開発室。


ドワーフ城の地下に開発室という


FF開発スタッフがキャラクターとして登場する部屋があるんだけど


モバイル版でも、ちゃんと存在していた。


それは良かったんだけど、モバイル版のスタッフがいる部屋も存在していたんだよね。


コレ、正直いらんかったと思うわ。


話す内容が、本当に酷い。


某アニメのネタを使っていたりとか・・・。


いくらリメイクで、開発室とはいえ、他の作品のネタを使うとかね・・・。


あと、部屋の中を歩いていると


エンカウントして、モンスターに扮した開発者と戦闘になるんだけど


モバイル版では、コレも酷かった。


逃げようとすると、「現実は甘くない」とか言い出して


デカいダメージを食らわされて、戦闘不能にさせられる。


それでも逃げようとすると、全員戦闘不能にさせられてゲームオーバー。


その場で回復して、イベント終了するのかと思ったら


タイトル画面に戻されるという。


酷すぎないか・・・w


開発スタッフの自己満スペースかよw


旧開発室(SFC版の開発室)では、戦闘があってもちゃんとプレイヤーを立ててくれて


全滅させるなんてことはしなかったし


そういう危険がある場合は、その前にしっかり警告してくれているし。


ちゃんとユーザーのことを考えつつ、楽しませるってこういうことなんだろうな。



しかしコレ、本当に市販のゲームなんだろうか。


しかも、あの「ファイナルファンタジー」という


日本を代表するようなRPGなのにも関わらず、この酷さ。


ぶっちゃけ、同人ゲームのノリだった。


今のスクウェアは、そんなスタッフばっかなんだなと思い知らされた。


妙に納得したというか。


いや、でも実際今の「FF」って同人ゲームのようなモノだと思っている。


生みの親である坂口さん、音楽の植松さん、キャラデザの天野さんが


一切関わっていないんだから。


それに、今更になって「FF IV」の続編が作られるという。


正直、需要あったのかね。


坂口さんは、「FF」をシリーズにはしていたけど


話的に繋がりのある続編は、一切作らないというスタンスだったはず。


だから、毎回それぞれ全く別のキャラクターやストーリーだったわけで。


坂口さんの発言を見る限りでは、最近の「FF」シリーズの動向には


不快感を感じているみたいだし。


植松さんがインタビュー動画でも語っていた通り


坂口さんがいなくなってから、マジで変わったみたいだな、スクウェアは。


元々潰れかかってたスクウェアで


最後の挑戦として坂口さんが作ったのが「ファイナルファンタジー」なわけで。


言うなれば、今日のスクウェアを作り上げたのは、坂口さんと言っても過言ではないわけで。


今のスクウェアって、本当に嫌われているっぽいな。


植松さんや、坂口さん達に。



今のスクウェアは、リメイクや続編、お祭りゲーばっか。


今人気の「キングダムハーツ」だって


「ディズニー」と「FF」のキャラクターに頼りっぱなしのゲームだし。


正直、「KH」にディズニー要素無かったら絶対買ってなかった。


実際、スクウェアのゲームは「FF VII」以降全く買っていなかったしな。


「FF XI」は別だけど。



続編やリメイクだって、評価はイマイチ。


売り上げが伸びてるから、勘違いしちゃってるのかね。


まあ、ゲームクリエイターと言ってもサラリーマンだし


儲けられれば良いのかもしれないけど


職人気質の欠けた開発スタッフばっかりなのは間違いないかと。


でも、今の「FF」を始めとしたスクウェア作品に


満足している人も当然いるだろうからな。


良くも悪くも、好みが分かれる作品、会社になってしまったということかな。



「フロントミッション」や、「クロノトリガー」、「ライブアライブ」


「聖剣伝説」、「ロマンシング サガ」、そして「FF」シリーズといったスクウェアのゲームは


ぶっちゃけ、元々どれもあんまり好きじゃなかったけどさ


やっぱり、ちょっとガッカリ。


だって、コレが日本を代表するRPGメーカーだっていうんだから・・・。



売り上げは振るわなくても、やっぱり坂口さんは面白いゲーム作ってる。


「ブルードラゴン」はぶっちゃけ、微妙な部分があったけど


戦闘は面白かったし、「ロストオデッセイ」なんかは全体的に面白かった。


次に来る「ラストストーリー」も、かなり良い感じ。



「ファイナルファンタジー」とは、もうさよならだわ。


とは言っても、「ファイナルファンタジーコレクション」である「IV」「V」「IV」と


試しにプレイした「VII」以外、プレイしたことないし、する気も無いけど。



2Dで止めて置くべきだったかもな。


「マリオRPG」でクリスタラーが言っていた


「3次元は、我には過ぎた力のようだな」という台詞が


真実味を帯びている気がしてならない。


でも、2Dで止めていたら「DQ」みたいに


海外では売れていなかったかもな。



さよなら、ファイナルファンタジー。


俺は、坂口さんと植松さんと天野さんの作風が感じられる作品しか


「FF」は楽しめないみたいだ。


正直、「FF」というブランドは今のスクウェアとそのスタッフには


もったいないモノなのかもしれないな。


宝の持ち腐れと言うか。


ただ、「FF XIV」は気になる。


田中さんだしね。



まー、どうでもいいや。


それでも「FF IV」だけは、やっぱり好きだわ。


モバイル版で、矢を消費しなくなったのは便利っちゃあ便利だし。


アイテムが99個までしか持てなくなったのは、ちょっと不便だけど。


それでも、それなりに楽しめてるからね。




「FF」に興味があるのなら、植松さんの本音に耳を傾けるべき↓

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