2011年12月13日火曜日

Kinectは失敗作

Microsoftが発売した「Kinect」という「Xbox360」の周辺機器。



世界で話題になっており、結構売れている商品らしい。


しかし、俺は今までほとんど魅力を感じなかった。


理由は後ほど。



最近「Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ」というゲームを買った。



自分自身、「ディズニー」が大好きで、特にテーマパークが好き。


そんな自分にとっては、夢のようなゲームだった。


このゲームは「Kinect」専用ゲームであるため


今まで全く欲しいと思わなかった「Kinect」をついに購入しなくてはならなくなった。


値段は14,000円で、アマゾンで購入したため11,339円だった。


正直、高い。


それでも、「ディズニーランド・アドベンチャーズ」が遊べるのであれば


特に気にならなかった。



「Kinect」が届いた後、設置と設定を始める。


その時、「Kinect」が失敗作であると確信した。


その理由を書いてみる。



【1】設定項目が多く面倒。


【2】認識率が悪い。


【3】1.8m~3m程度、Kinectから離れなければならない。


【4】立たなければ正常に認識されない。


【5】台やテーブル、机に設置する場合、手前に設置しないと床を認識しない。


【6】設定のチュートリアルが不親切、かつ分かりづらい。


【7】コンセントを使用しなければならない。


【8】離れて使用するため、画面が小さいと

   当然、画面の文字なども見づらいため、快適にプレイできない。

   (ちなみに、自分の使用しているPCモニタは23型。)


【9】部屋が狭かったり、散らかっていると、上記のような様々な問題が重なってくる。


【10】身体だけでプレイできるというのは素晴らしいが、かえってそれが違和感を抱かせる。


【11】高価格。



大体、こんなものだろうか。


正直、「Kinect」にはかなり失望させられた。


ここまで酷いとは。


恐らく、ポテンシャルは相当高いのだろう。


しかし、遊び道具として考えた場合、自分は失敗作であると思う。


ただ、「Xbox360」のコントローラー自体は、個人的に高く評価している。



様々なゲーム機とコントローラーが今まで発売されてきたが


その中で、最も優れたコントローラーだと言えるほど。


それだけに残念。



一通り、「Kinect」を使用した後浮かんできたのは


やはり「Wii」は素晴らしかった。


そして「Wii」を生み出した任天堂は、本当に素晴らしかった。


という感情だった。


「Wiiリモコン」や「モーションプラス」などは


遊ぶ上で、煩わしい設定はほとんど存在しない。



リモコンの使い方は、テレビやビデオなどで、すでに大抵の人間が理解している。


そのため、比較的スムーズに遊び始めることができる。


また、無線であるためコードの煩わしさはない。


手にリモコンを持つことで、様々なモノに見立てて使用することができるため


ゲームに入り込みやすい。


例:ゴルフクラブ、テニスラケット、バット、剣など。


また「Wii」の場合、センサーから60cm程度離れれば正常に認識される。


当然、椅子に座ったままプレイできる。


値段は4,000円弱。



技術に囚われすぎた結果だと、個人的には思う。


ゲームを遊ぶ人間は、優れた技術を駆使した物よりも、快適に遊べる物を選ぶ。


「Microsoft」は、それを理解していなかったように思える。



よって、「Kinect」は失敗作である。


単なる「Wii」の引き立て役に過ぎなかったのではないか。

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