Microsoftが発売した「Kinect」という「Xbox360」の周辺機器。
世界で話題になっており、結構売れている商品らしい。
しかし、俺は今までほとんど魅力を感じなかった。
理由は後ほど。
最近「Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ」というゲームを買った。
自分自身、「ディズニー」が大好きで、特にテーマパークが好き。
そんな自分にとっては、夢のようなゲームだった。
このゲームは「Kinect」専用ゲームであるため
今まで全く欲しいと思わなかった「Kinect」をついに購入しなくてはならなくなった。
値段は14,000円で、アマゾンで購入したため11,339円だった。
正直、高い。
それでも、「ディズニーランド・アドベンチャーズ」が遊べるのであれば
特に気にならなかった。
「Kinect」が届いた後、設置と設定を始める。
その時、「Kinect」が失敗作であると確信した。
その理由を書いてみる。
【1】設定項目が多く面倒。
【2】認識率が悪い。
【3】1.8m~3m程度、Kinectから離れなければならない。
【4】立たなければ正常に認識されない。
【5】台やテーブル、机に設置する場合、手前に設置しないと床を認識しない。
【6】設定のチュートリアルが不親切、かつ分かりづらい。
【7】コンセントを使用しなければならない。
【8】離れて使用するため、画面が小さいと
当然、画面の文字なども見づらいため、快適にプレイできない。
(ちなみに、自分の使用しているPCモニタは23型。)
【9】部屋が狭かったり、散らかっていると、上記のような様々な問題が重なってくる。
【10】身体だけでプレイできるというのは素晴らしいが、かえってそれが違和感を抱かせる。
【11】高価格。
大体、こんなものだろうか。
正直、「Kinect」にはかなり失望させられた。
ここまで酷いとは。
恐らく、ポテンシャルは相当高いのだろう。
しかし、遊び道具として考えた場合、自分は失敗作であると思う。
ただ、「Xbox360」のコントローラー自体は、個人的に高く評価している。
様々なゲーム機とコントローラーが今まで発売されてきたが
その中で、最も優れたコントローラーだと言えるほど。
それだけに残念。
一通り、「Kinect」を使用した後浮かんできたのは
やはり「Wii」は素晴らしかった。
そして「Wii」を生み出した任天堂は、本当に素晴らしかった。
という感情だった。
「Wiiリモコン」や「モーションプラス」などは
遊ぶ上で、煩わしい設定はほとんど存在しない。
リモコンの使い方は、テレビやビデオなどで、すでに大抵の人間が理解している。
そのため、比較的スムーズに遊び始めることができる。
また、無線であるためコードの煩わしさはない。
手にリモコンを持つことで、様々なモノに見立てて使用することができるため
ゲームに入り込みやすい。
例:ゴルフクラブ、テニスラケット、バット、剣など。
また「Wii」の場合、センサーから60cm程度離れれば正常に認識される。
当然、椅子に座ったままプレイできる。
値段は4,000円弱。
技術に囚われすぎた結果だと、個人的には思う。
ゲームを遊ぶ人間は、優れた技術を駆使した物よりも、快適に遊べる物を選ぶ。
「Microsoft」は、それを理解していなかったように思える。
よって、「Kinect」は失敗作である。
単なる「Wii」の引き立て役に過ぎなかったのではないか。
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