2011年12月17日土曜日

Kinectの問題点

前回の日記から少し経って、ようやく「Kinect」のシステムを把握しつつある。


今自分がプレイしている「Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ」というゲームは


タイトルにもある通り、「Kinect」を使用してプレイするゲームで


通常のコントローラーは使用できない。



「Kinect」自体の欠点は、前回の日記にも書いた。


『Kinectは失敗作』

https://sauzand.blogspot.com/2011/12/kinect.html


システムを把握し始めた今でも、欠点は変わらないと思っている。


その他にある問題点を発見した。


それは“操作性”だ。



身体全体を使ったダンスや、アクションなどのゲームであれば効果的だが


それ以外のゲームでは逆に欠点になってしまっている。


「Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ」では


パーク内をプレイヤーが歩き回ることになるのだが


その操作方法は、行きたい方向に指をさすor腕を突き出すというもの。


そして、メニューなどで項目を選択する場合は


PCでのマウスの要領で、手を動かし


選択したい項目に手のひら型のポインタを重ねて約1秒間静止する。


また、メニューのいわゆる2ページ目を見る場合は


ページをめくる要領で、右手を右から左へ動かす。


戻る場合、左手を左から右へ。


キャラクターに話しかける場合、約2秒間手を振る。


その場を離れる場合も、同様に手を振る。


↓の動画で、実際のプレイの様子を観ることができるので


興味のある方はどうぞ。




その他にもパーク内での操作が色々とある。


これらは直感的で分かりやすいように思える。


実際、これらの動きは現実的で面白い。


しかし、煩わしくもある。


移動の際、右や左へ方向を変えるには右や左へ腕を曲げる必要がある。


Uターンをしたい際などは、一回転するのを待たなくてはならない。


直感的ではあるものの、素早い操作が不可能で煩わしい。


そして、何よりも疲れるため気軽にはプレイできないゲームと言える。


何故なら、移動中は常に腕を挙げていなければならないからだ。


「Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ」の遊び方は人それぞれあるだろうが


自分は完全再現されたパークの景観をじっくり眺めながら


ゆっくり歩き回りたいと思っている。


しかし、「Kinect」の操作ではそれは難しい。


そもそも画面から離れてプレイをしなくてはならないため


じっくり景観を眺めるといったことは難しく


近づくと「Kinect」が機能しなくなる。


これは、個人的に致命的だと感じる。


理想としては、「Kinect」と通常のコントローラーの両方を使用したかった。


つまり、「Kinect」とコントローラーのどちらでも操作できるようにということだ。


しかし、「Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ」自体は


非常に面白いゲームだと言える。


自分は、「ニコニコ動画」や「YouTube」でパーク内の様子や


アトラクションの様子を映した動画をよく観るほどディズニーが好きな人間だが


パークの再現度は非常に高く、アトラクションごとに用意されたミニゲームも


「Kinect」の機能が活かされており面白い。



結論としては、「Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ」のような


マップを歩き回るアクションゲームやRPG、アドベンチャーゲームには向かず


アーケードゲームのような、体感的なゲームでのみ


真価を発揮する周辺機器であると感じる。


やはりそう考えると、「Wiiリモコン」は「Kinect」ほど特化してはいないものの


オールマイティーで扱いやすい優秀な周辺機器であると言える。

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