2011年4月12日火曜日

俺は賛同できない

【被災地】 バールを持った火事場泥棒、鉄パイプを持った自警団5人に返り討ちにされる

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1614366.html



自業自得だの、殺されなかっただけマシだのと


いつも通り、アレなコメントが多かったんだけど


俺は、これらの意見や、自警団(Kさん以外)の行動に賛同することはできない。


確かに火事場泥棒というのは、かなり悪質な犯罪かもしれないが


いくら何でもやりすぎ。


自分の権力や立場に陶酔して


歪んだ正義感で自身の行動を正当化しているとしか思えない。


バールで襲ってきたとはいえ、取り押さえたのだからそれで任務は完了のはず。


災害によってストレスが溜まっているのは十分に理解できるし


こんな状況の中で火事場泥棒をしている人間に対して


通常以上に怒りを感じるのも理解できる。


だが、仮にも自警団という立場であるのならば、あくまで毅然とした態度で


冷静でいなければならないのでは。


ゲームに例えるのもアレだけど


「Postal 2」で、罵倒しながら死体を蹴り飛ばす一般市民並みにサイコな野郎だと思う。


こういう精神を持った人間が、平然と自警団を名乗っていること自体に恐怖を感じる。


潜在的な犯罪者、サイコパスだよ。


だって


取り押さえられて、既に無抵抗な犯人に対して


複数人で鉄パイプで殴打した挙句


Kさんが「もう、やめないと危ない」と注意したのにもかかわらず


「おう、こんな奴、死体にして転がしておいても、今ならわからんだろう」


とか、自警団のリーダーが言っているんだぞ。


冗談でもドン引きするわ。


完全に犯罪者のセリフだろ。


犯人にも家族がいかもしれないとは考えないのか。


もしこの場で犯人を撲殺したら、悲しむ人間がいるかもしれないとは考えないのか。



狂った人間ほど怖いものはない。


しかし、現実にはそんな人間ばかり。


ああ、もうやだこの国。

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