2009年9月6日日曜日

学校の怪談


前から欲しかった「劇場版 学校の怪談 DVD-BOX」をついにゲット!



とりあえず、初代「学校の怪談」を観た。


実は、今年の夏くらいまで「学校の怪談」っていう映画を忘れてたんだよね。


リアルタイムで観に行ったはずなのに。


俺が小学生の頃、ちょうど2年生ぐらいの時だったかな。


「学校の怪談」の登場人物で言うと、篠田美夏と同い年。


そんなに小さかったんだな。


俺の学校でも当時、「学校の怪談」が流行っていた気がする。


でも俺が、原作の「学校の怪談」を図書室で読みふけっていたのは


小学3年生以降だった気がするけど。



「トイレの花子さん」という実写映画も観たな。


前田愛が出演している古い映画なんだけど。


ポンキッキーズで「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」っていうアニメもやってた。


当時、地味に怖かった気がするw


「新生 トイレの花子さん」はマジでトラウマ。


本当に怖い。今でも怖い。


気になる人はググれば分かる。


画像を見た瞬間、納得するハズ・・・w



当時はやっぱりトイレが怖かった覚えがある。


学校のトイレもそうだけど、家のトイレもw


今でも結構怖がりではあるんだけど、そういうところはあまり昔と変わってないかなw


思えば、学校のトイレを使ったことってなかった気がする。


今じゃフツーに使うんだけどね。


なんでだろう。



小学生の頃って、何て言うかすごく特別な気がする。


みんなも小学生時代が一番思い出深かったり、楽しかったりしたんじゃないかな。


今でも、子供と言ったら小学生を思い浮かべる。


とにかく好奇心旺盛で、やりたいことをやって、言いたいことを言う。


そんな感じ。



「学校の怪談」はそんな昔の記憶を呼び覚ましてくれる作品。


今まで、昔のゲームをやったり、マンガを読んだりして


懐かしいと感じたことは、たくさんあったけど


この映画を観た時、今までのそれとは比べ物にならない懐かしさが蘇って来た。


よく「今まで忘れていた何かを思い出した」っていう言葉が出てくるけど


この作品はまさにそんな感じだった。


思い出したというより、取り戻したという感じ。


今思えば小学生時代って、人生で一番大切な時期なんじゃないかと思う。


それ以降の人生の、全ての答えが小学生時代にある気がした。



この作品は夏休みがちょうど始まる時の物語。


子供の夏休みって、本当に平和でワクワクするようなものだったんだな。


「何処何処行こう」「何々しよう」


行動力がハンパない。


作中でスーファミを夜遅くまでやってて寝坊したとか、そんな時代の話なんだよな。


すごいよな。映画で「スーファミばっかして」っていうセリフがあるってw


良い時代だったよな。



脚本は奥寺佐渡子さんという人が手がけたらしい。


何でもアニメ映画の「時をかける少女」の脚本も手がけた人とのこと。


なるほどって思った。


通りで、学生の夏を描くのがこんなに上手いんだなって。


雰囲気から、台詞の一つ一つから、話の流れから。


すごく良く出来ていた気がする。



この頃、小学生だった子供も今じゃ立派な大人。


小室香織を演じていた岡本綾は、今じゃものすごい美人になって。


当時からすでに大人びた顔立ちだったよな。


リアルタイムで観た時、岡本綾が好きだった気がするw



この夏、「学校の怪談」を取り戻すことが出来て本当に良かった。


大人の人も昔は子供だったんだよな。


この作品に出ている子供が今大人になっているように。


ゲームなんかとは違って、20歳になった瞬間


大人という別の生き物に変化するわけじゃないのに


なんで子供と大人って、こうまで違うんだろう。


子供から学べること。


・・・と言うより思い出させてもらえること。


自分が子供の時、当たり前のように知っていた事


当たり前のように感じていた感覚。


気づいたら、子供を上から目線で見るようになっていたり。


壁にぶち当たったら、子供時代を思い出そう。


頭で考えるのではなく、感じること。


コレは確かなことのような気がする。



「学校の怪談」ありがとう。


小学生時代の俺、ありがとう。


温故知新ってこういう事を言うのかな。








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