2017年7月4日火曜日

差別大国日本

■「おばさん」と言われたことがなかった38歳女性、「初めておばさんと言われて」大ショック

(キャリコネ - 07月04日 07:11)

https://news.careerconnection.jp/news/social/37683/



日本は、そろそろ本当の意味での先進国にならないといけない。


本当に先進国なのかと思わされることが多い。



タイトルで「差別大国日本」と書いたけど、無意識の差別が非常に多い。


もちろん、悪意のある差別も多いけど無意識に行われる差別も多く


むしろ、そちらのほうが厄介。


具体的な例を挙げると


三大差別と言われている


エイジズム(年齢)、セクシズム(性別)、レイシズム(人種)の他にも


学歴、職業、収入、血液型、容姿、出身地、趣味などがある。


その差別的な意識というのは、特にネットで顕著に見られる。


主に某匿名掲示板や、某匿名女性向け掲示板を始め


現在ではネット全体にまで浸食されてきている印象を受ける。



今回の件で言えば


個人的には、そもそも“おばさん”という言葉自体が不要だと思っている。


日本では、こういった謎の言葉が多い。


アラサー、アラフォー、アラフィフなどを始め、美魔女などという言葉まで生まれたり。


何歳からが“おばさん”かなどという議論自体不毛だし


それを定義化したとして何のメリットがあるのか。


年齢なんて、ただの数字に過ぎないのだから、意味を持たせるのが間違い。


生まれた日から数えて何年経ったかというカウントに過ぎないのだから。



容姿に関しても、過去にこんなニュース記事があった。


『女芸人のブスネタが通用するのは国内限定。アリアナ・グランデ「近藤春菜はすごくかわいい」』

http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20160416/Messy_8313.html


容姿をネタにしている芸人の芸がアリアナには受けなかったという。


アメリカでは差別的と捉えられているのだとか。


アメリカという国は、差別も多い国だが、それ故に差別は悪とする意識も高いのだろう。



日本人の国民性として、非常にネガティブな気質で


下を見て弱者を叩き、悦に浸ったり


“現実”という言葉を都合良く使って


何かに挑戦せずに堅実に生きることを良しとし


またそういった価値観を他人に押し付けたがる。



以前、これらの国民性を証明するかのような


こんなニュース記事が話題になったことがあった。


『世界一「チャレンジしない」日本の20代』

http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2015/12/20-7.php


チャレンジの国と言われているアメリカはもちろん


発展途上国のアフリカ諸国をも大幅に下回る結果になった。



こんな互いの足を引っ張りあう社会では、良くなるものも良くならない。


これは持論だが、「足を引っ張るより、手を引っ張ろう」と常日頃思う。


社会を変えるには、まず一人一人が意識して自分を変える必要がある。


自分を変えて、さらに自分の周りを変えていく。


日本中の人がそれを行えば、日本社会全体は必ず変わる。


不毛でくだらない価値観は今すぐ捨てるべき。

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