2015年3月19日木曜日

続・RPGツクールVX Ace

前回、「RPGツクールVX Ace(以下 VX Ace)」についての日記を書いたけど


今回も同じく、「VX Ace」について。



あれからも、ちょくちょく検証を続けていたんだけど


ついに、どうせ使わないと思っていた「スクリプト機能」に手を付けることした。


スクリプトエディタ、「素材」項目に


スクリプト素材を、そのまま追加するだけで実装できる。


自分は、既存のスクリプトを書き換えなければならないと思っていたんだよね。


これは、お手軽。


ただ、あまり色々なモノを追加したくないという気持ちがあるんで


本当に必要なモノだけを導入させてもらうことにしたい。


動作が不安定になっても困るしね(笑)



現在、自分が導入した機能は、以下の二つ。


Libさんの作品で


「ダメージポップアップ表示スクリプト」と「ターゲット点滅スクリプト」だ。


「ダメージポップアップ表示スクリプト」は


敵に与えたダメージ数が、グラフィックエフェクトとして表示される機能。


「ファイナルファンタジー」シリーズで、お馴染みの演出。



「VX Ace」での、本来の仕様では、文章としてダメージが表示されるだけ。


「~は 50 のダメージを受けた!」という感じで。


しかも「VX Ace」では、これまでのUIとは違って、戦闘の文章は画面上部に表示される。


UI的に、画面上部に表示されると、視点の移動が面倒で疲れやすい。


だから、頻繁に見る情報は画面下部に表示した方が良いというのが持論。


そこで「ダメージポップアップ表示スクリプト」を導入すれば


画面中部の、敵キャラクターのグラフィック近くに表示されるため、プレイしやすくなる。




「ターゲット点滅」は、どの敵を攻撃するかを選ぶとき


現在選択しているのは、どの敵なのかを分かりやすくしてくれる。


敵の名前だけでは、どれがどれだか分からない。


ましてや、同じ種類の敵では、なおさら。


そこで「ターゲット点滅」を導入すれば


敵を選んだとき、画面上に表示されている敵グラフィックが点滅するから分かりやすい。




地味だけど、快適なプレイ体験を提供するには重要な機能。


ゲームだけに限らず、こういった地味なサービスが


顧客満足度を底上げしているのだと思う。


まず、快適に!


それが、自分のポリシーだったりする。




『LIbのツクールページ』

http://librpg.zatunen.com/

2015年3月11日水曜日

RPGツクールVX Ace

以前も、「RPGツクール2000(以下 ツクール2000)」から


「RPGツクールVX Ace(以下 VX Ace)」への移行が可能かどうかを検証したが


今回、改めて検証し直した。


やはり今の所、何の問題も無い。スムーズに移行ができそうだ。



これまで、多くの「ツクール」シリーズを体験してきたが


「VX Ace」は、かなり優秀なツールだと感じる。


「ツクール2000」以降、部分的には優れているものの


満足できるようなツールは正直言って無かった。


だから「ツクール2000」を利用し続けてきた。


もちろん、それだけではなく、フリー素材の豊富さなども関係しているが。


しかし「VX Ace」は、初めて「ツクール2000」の上位互換と言っても


差し支えないほどのツールであると感じている。



特に素晴らしいのは“機能”だ。


「ツクール」シリーズ本来のコンセプトである


“プログラム知識やコーディング技術無しでゲームを開発できる”を


体現したようなツールで、「ツクール2000」と比較しても


かなり自由度が高くなっている。


また、UI(ユーザーインターフェース)が素晴らしく


各機能の項目にマウスカーソルを合わせると


その機能が、どのような物なのかを説明したツールチップが表示される。



この配慮は、かなり素晴らしいと感じた。


また、個人的に評価が高かった機能は「文章の表示」だ。


入力した文章が、ゲーム上で、どのように表示されるのかを


いちいちテストプレイせずに、プレビューできる。



これによって、かなり作業効率が上がるだろう。


また、文章の入力欄にマウスカーソルを合わせると


制御文字の一覧が書かれたツールチップが表示されるのも


個人的に、かなり評価が高い。



他には、文字の大きさを変えられるようになっているのも良い。




あとは、ドアなどのイベントを、いちいち個別のスイッチで管理せずに


「セルフスイッチ」という限定的な簡易スイッチを用いることによって


イベントの管理が楽になるのも良い。



また、フキダシが標準搭載されていたり



戦闘画面の背景の、カスタマイズ機能が多彩だったり



主人公や敵、アイテム、装備品、スキルなどに


特徴と称して、様々な付加価値を追加できたり



システムウィンドウの色調を自由に変えられたりと



「ツクール2000」には無かった様々な、便利な機能が搭載されている上に


「ツクール2000」で可能だったことが不可能になったという点は


今のところ、全く無いのが素晴らしい。


まだ、全てを検証したわけではないが、現状としては、かなりの高評価。



グラフィック素材などの互換に関して。


「ツクール2000」と「VX Ace」では解像度が違うため、2倍に拡大する必要がある。


配置に関しては、単純に並び替えるだけでOKだ。


ただ、「VX Ace」の素材との併用は難しい。


解像度が違うためだ。


その他に関しては、特に問題はなさそうだ。



「ツクール2000」で作り終えた後、「VX Ace」へと移行しようと考えている。


繰り返すが「VX Ace」は、「ツクール2000」以来、ようやく誕生した素晴らしいツールだ。


この間の「Unreal Engine 4」の無料化の件もそうだが


個人でのゲーム開発の環境が、かなり整ってきている。


ビジネスという枠に囚われず、自由な発想で思うがままの作品を


開発し続けられるということは、本当に素晴らしいことだ。


作品の発表も、ネットを介して世界を相手にできる。


恵まれた時代だと感じる。

2015年3月9日月曜日

Unreal Engine 4

ついに「Unreal Engine 4(以下 UE4)」が無料化されたとのこと。


これまでは、営利・非営利問わず、利用するには月額$19(約2,000円)を払う必要があった。


しかし今回、「Unreal Development Kit(以下 UDK)」と同様に


無料で利用できるようになった。


作品を商品として販売する場合は、5%のロイヤリティが発生する。



「UE4」の長所は、何と言っても「Blueprints」というビジュアルスクリプト機能だろう。


「UDK」にも「Kismet」という、ビジュアルスクリプト機能が搭載されていたが


「Blueprints」は、さらに優れた機能らしい。


プログラマーではなくても、コーディング無しでプログラミングが可能になる。


これは、単に敷居を下げるだけではなく、開発の効率化にも大きな効果がある。


ハード性能と技術の進化によって、開発コストは高騰し続けている。


そんな中での、こういった開発の効率化は必須なのだろう。



また、「Half-Life」シリーズのValveが


「Source Engine」の後継エンジンとなる「Source 2」を無料で提供するとの発表をした。


Valveと言えば、ユーザーによるMOD開発を歓迎してきたメーカーで


実際に、「Counter-Strike」や「Team Fortress」などは


ユーザーのMODから生まれたシリーズだ。


「Garry's Mod」などは、その代表格と言ってもいい。


他にも「Source Filmmaker」などを無料で提供している。



コーディング無しでゲーム開発と言えば、やはり思い出されるのは「ツクール」シリーズだ。


その歴史は、今となっては古く、90年代初頭から始まった。


今思えば、とても先進的であったのだと思う。



手軽に使用できるゲームエンジンが増えるのは、とても良いことだ。


ゲーム開発においての選択肢が増えるからだ。


「ツクール」シリーズ、「UDK」、「UE4」、「CryEngine」、「SourceSDK」など


今では、手軽に利用できるゲームエンジンは数多く存在する。


とても恵まれた時代だと感じる。

2015年3月7日土曜日

災難

どうやら、「CryptoWall」という


ランサムウェア(マルウェアの一種らしい)に感染してしまったようだ。


これは、つい先程のこと。



「CryptoWall」に感染すると


文書ファイルや動画ファイル、画像ファイルを暗号化されてしまい


ファイルを開くことができなくなる。


復号化するには、「CryptoWall」の開発者に


ビットコインで$500支払わなければならないとのこと。


支払えば、複合化するためのツールが提供されるらしい。



全てのファイルがダメになったわけではないのが不幸中の幸いだが


個人的に痛いのは、既に手に入れることができないファイルを暗号化されてしまったこと。


例えば、N-Ageでお世話になったAGAPESの公式BBSの書き込みログ。


記念に、テキストデータとして残しておいた物だ。


後は、過去に友人からメッセでもらった画像ファイルなど。


そういった、思い出系のデータを失ったのはキツい。


また、アイディアなどをまとめた文書ファイルや、データ管理用の文書ファイルなど。


データ管理用は、再度データを入力し直せばいいが


アイディアなどをまとめた文書ファイルは


書き直すにしても、全てを思い出せるかどうかが微妙なところ。


突然のひらめきで書き残した物もあるため、忘れている可能性が高い。


と言うか、忘れている・・・(笑)


レイアウトなども、正確に思い出せるかどうか。


また新しく、以前より素晴らしいアイディアが思い浮かべば良いが


やはり蓄積はしていきたい。



実は、少し前に、バックアップ用の外付けHDDも認識しなくなっていたり・・・(笑)


他の外付けHDDにも、コピー&分散していたため


全てを失ったわけではないが、やはり痛い。



とは言え、自画自賛になるが、ショックは受けたものの


「仕方がない。」と、気持ちを切り替えられる自分を少し誇りに思う(笑)


本当に必要なものは、ごく僅か。


絶対に残しておきたいものと言えば、上でも書いた思い出系のデータぐらいだ。


人の記憶は曖昧だ。


だからこそ、しっかりとデータとして残しておきたい。



とは言え、やっぱりショックだ・・・(ノД`;)

2015年3月6日金曜日

Cartoon

最近、地味に「カートゥーン」にハマっている。


つまり、海外アニメのこと。



自分が子供の頃(2000年前後)


「カートゥーンネットワーク」というチャンネルにハマっていた。



『アニメ専門チャンネル  カートゥーン ネットワーク - 海外アニメと無料ゲームや動画なら Cartoon Network』

http://www.cartoonnetwork.jp/


24時間、アニメ(海外アニメが中心)を放送しているチャンネルで


日本のアニメとはテイストが違い、新鮮な気分で観ていた。


自分の、当時の学校の友達にも観ている人がいたりした。



日本のアニメと海外のアニメは、やっぱり結構違うもので


何が違うかと言うと色々あるが、一番の違いは“動き”だろう。


海外のアニメは、日本のアニメと比べてよく動く。


表情が豊かで、身振り手振りが激しく、画的にとても賑やかだ。


もちろん、作品によって違いはあるだろうが、全体的な印象としてはそんな感じ。


まあ、今回の日記は、アニメ談義がしたいわけではないので


違い云々に関しては、この辺にしておく。



自分が当時好きだった海外アニメは、以下のような感じ。


【アニマニアックス】


【宇宙家族ジェットソン】


未来の世界を描いたアニメで、「原始家族フリントストーン」と関連のある作品。


とあるエピソードでは、両作品のキャラクターが共演していたりする。


【ウッディー・ウッドペッカー】


「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下 USJ)」でお馴染みのキャラクター。


自分が観ていたのは「USJ」がオープンするよりも前だったため


「カートゥーンネットワーク」でのイメージの方が強かったりする。



【オギー&コックローチ】


【カウ&チキン】


兄は鶏、妹は雌牛という二人(二匹?)が主人公のギャグアニメ。


ちなみに「カートゥーンネットワーク」のオリジナル作品だったりする。



【キャプテン・プラネット】


【原始家族フリントストーン】


「ヤバダバドゥー」というセリフは有名じゃないかな。


上で紹介した「宇宙家族ジェットソン」と関連のある作品。



【シルベスター&トゥイーティーミステリー】


バッグス・バニーで有名な「ルーニー・テューンズ」からのスピンオフ的な作品。


トゥイーティーがかわいい。



【タイニー・トゥーン】


スピルバーグが製作に関わっているアニメで


バッグス・バニーで有名な「ルーニー・テューンズ」の弟分的なアニメ。


主人公は、水色ウサギ(♂)のバスターとピンク色ウサギ(♀)のバブス。


作中に、バッグスらも主人公たちの通う学校の教師役として出演している。


当時観ていた海外アニメの中でも、特に好きだったアニメ。


DVDが欲しいところだが、日本語吹き替えのDVDどころかVHSすらないのが残念。



【チキチキマシン猛レース】


【チャーリー・ブラウンとスヌーピー】


言わずと知れた作品。


かわいらしくて、シニカルで、切なくて、感動して、ほっこりするアニメ。


中々深くて、元気付けられる作品でもある。



【バットマン】


【デクスターズラボ】


これも、特に好きだったアニメ。


天才科学少年デクスターと、奔放で乱暴な姉ディディが主人公。


基本的には、ディディに邪魔されるデクスターという物語。


ちなみに、これも「カートゥーンネットワーク」のオリジナル作品。



【ポパイ】


言わずと知れた作品。


「ポパイ」は、任天堂の「マリオ」というキャラクターが誕生したきっかけでもある。


詳しくは、ネットで調べてみてね。



【弱虫クルッパー】


【ルーニー・テューンズ】


こちらも、言わずと知れた作品。様々なスピンオフを生んだ。



とりあえず、こんな感じかな。


どれも自分にとっては新鮮で、とても面白かった印象。


今の「カートゥーンネットワーク」では


上で紹介した、ほとんどのアニメが放送されていないみたい。


また、再放送してくれると嬉しいだけどね。