ついに「Unreal Engine 4(以下 UE4)」が無料化されたとのこと。
これまでは、営利・非営利問わず、利用するには月額$19(約2,000円)を払う必要があった。
しかし今回、「Unreal Development Kit(以下 UDK)」と同様に
無料で利用できるようになった。
作品を商品として販売する場合は、5%のロイヤリティが発生する。
「UE4」の長所は、何と言っても「Blueprints」というビジュアルスクリプト機能だろう。
「UDK」にも「Kismet」という、ビジュアルスクリプト機能が搭載されていたが
「Blueprints」は、さらに優れた機能らしい。
プログラマーではなくても、コーディング無しでプログラミングが可能になる。
これは、単に敷居を下げるだけではなく、開発の効率化にも大きな効果がある。
ハード性能と技術の進化によって、開発コストは高騰し続けている。
そんな中での、こういった開発の効率化は必須なのだろう。
また、「Half-Life」シリーズのValveが
「Source Engine」の後継エンジンとなる「Source 2」を無料で提供するとの発表をした。
Valveと言えば、ユーザーによるMOD開発を歓迎してきたメーカーで
実際に、「Counter-Strike」や「Team Fortress」などは
ユーザーのMODから生まれたシリーズだ。
「Garry's Mod」などは、その代表格と言ってもいい。
他にも「Source Filmmaker」などを無料で提供している。
コーディング無しでゲーム開発と言えば、やはり思い出されるのは「ツクール」シリーズだ。
その歴史は、今となっては古く、90年代初頭から始まった。
今思えば、とても先進的であったのだと思う。
手軽に使用できるゲームエンジンが増えるのは、とても良いことだ。
ゲーム開発においての選択肢が増えるからだ。
「ツクール」シリーズ、「UDK」、「UE4」、「CryEngine」、「SourceSDK」など
今では、手軽に利用できるゲームエンジンは数多く存在する。
とても恵まれた時代だと感じる。
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