2012年1月24日火曜日

なかよしテレビから学ぶ世界の見方

フジテレビで放送中の「なかよしテレビ」


日本、中国、韓国が様々な自国自慢をするバラエティ番組。


時には評価し、時には批判することで


お互いの国を、より理解し認め合うことが目的。



この番組の良い所は、政治や歴史ではなく


文化やエンターテインメントに重きを置いているところ。


やっぱり、他国と仲良くするには文化交流が一番だと思う。


たま~に、政治や歴史の話も出てくるけど


基本的にはバラエティということで、司会の上田が上手いこと雰囲気を和ますのが良い。



自分は最近この番組を知ったんだけど、なかなか面白くて好きだったりする。


だけど、ネット上での評判はあまり良くないようで。


まあ、当然といえば当然かなという気もする。


なぜなら、ネット上には当たり前のように


“チョン”やら“シナ”などという言葉を使う人間が多い。


国の歴史や、民度、習慣など様々なことが理由で中国、韓国を嫌っているらしい。


俺には全く理解できないが。



自分がこの番組を楽しめる理由としていくつかの理由がある。


まず、中国や韓国が嫌いではないため。


または、中国や韓国を嫌いにはなりたくないとも言える。


その方が、この世界を楽しむことができると思っているから。



自分は日本はもちろん、中国や韓国などの近隣諸国や


アメリカやイギリスなどの欧米諸国の文化にとても興味がある。


俺のプロフィールを見てもらえば分かると思うけど


「世界ふしぎ発見」や「世界ふれあい街歩き」、「世界まる見え」などのような


世界の情報を扱っている番組が好きで、この「なかよしテレビ」もその中の一つになった。


文化というものは、人間が創り出す最も尊い財産であり


最も価値のある概念だと思っている。


人が集まるところには、必ず文化が生まれる。


個人的には、歴史よりも文化の方が遥かに重要で価値があると思っている。


そんな、価値のある文化をこういった番組で知ることができるのは何よりも嬉しい。


前に「ネットは世界を支配するか。」という日記でも書いたけど


今までは実際に各国、各地へと足を運ばなければ見ることができなかった風景や


知ることができなかった知識などをメディアを通じて


得ることができるのはすごいことだと思っている。



所詮、人種や国籍、民族の違いはあっても同じ人間には違いはないし


仮に自分に対して敵意を持っている人間がいたとしても


それは個人の問題であって、全体ではないケースがほとんどだと思っている。


国と人間は切り離して考えるべきで


政治や歴史とメディアやエンターテインメントも切り離して考えるべき。


この番組の趣旨の通り、お互いの長所や短所を全て認め合うことが何よりも大切。


好きになれとは言っていないし、無理な人には無理だろう。


だけど、認め合うことくらいはできるはず。


それすらできないというのであれば、人間失格と断言しても良い。


人間ではなく、知能を持った“ヒト”という、ただの動物に成り下がることになる。



人間とは、大げさに言えば文化の創造主だ。


だからこそ尊く感じるし、敬意を持って接する価値がある存在だと思っている。


もっと世界を広く見よう。もっとこの世界を楽しもう。


自分たちが思っているよりも、この世界はずっと大きな魅力を秘めている。


偏見や意地は捨てて、もっと素直に世界を見てみよう。


その方がずっと、人生が楽しくなる気がするんだけどね。

0 件のコメント:

コメントを投稿