2011年2月6日日曜日

「モンスターハンター」は残酷なゲーム?


まず始めに、俺は「モンスターハンター」シリーズをプレイしたことがなく


プレイ動画やトレーラー、ベンチマークなどでの映像を観たのみである。


また、この日記は批判ではなく考察である。



「モンスターハンターフロンティア」の新しいベンチマークが登場したことを知ったため


ベンチマーキングをしていた時に、ふと思った。


「モンスターハンター」って、実は残酷なゲームなんじゃないかと。


ベンチマーキング中に登場するモンスター。


個人的になかなか愛嬌のあるデザインだと思っていたんだけど


そこで、ふと気が付いた。


「このゲームって、コイツらを殺すのか?」


狩りだから、生きていくためだから。


そういう意見が、まず来るだろうし、所詮ゲームであることも事実。


でも、やはり残酷だと思えてしまう。


のんびり平和に過ごしている動物と言ってもいいほど愛嬌のあるモンスター達を


いきなり集団で襲い掛かる人間達。


その目的は、武器や防具を作るため。


そして金のため。


プレイしたことが無いから詳しくは知らないけど


そういうゲームだったはず。


「私利私欲のために野生のモンスターを集団で虐殺するゲーム」と言えなくもない。


でも、ベンチマーク後半では人間のキャラクターは


明らかに金属質の武器や防具を装備しているんだよね。


原始的なゲーム(設定的に)だと思っていたけど、どんどん近代化が進んでいるのか。



それなら、「Postal」や「GTA」の方がよっぽど残酷だろ。


相手は人間だし。


という意見も当然あるだろうけど


俺としては、人間を殺すよりも動物を殺す方が心が痛む。


ストーリー中に親切にしてくれた優しい人間以外は


いくら殺しても罪悪感はほとんど無いけど、動物は・・・。


しかも、他のプレイヤーと協力して集団で行う。


血しぶきを上げながら、悲痛な叫び声を上げて倒れるモンスター。


いくら大人気のゲームでも、俺がプレイする気が起きない理由はそこにある。


まあ、作業ゲーっぽいのも理由の一つであったりするんだけど。


海外の残酷なゲームをプレイしている人間には


そういう考えを持った人間が意外と多いのかもしれない。


Mr.grotesqueさんも「MHF」を配信でプレイ中、残酷なゲームだと言っていた。


海外で人気が出ないのは、そういう点も関係しているのかもしれない。



偏見かもしれないけど、カプコンのゲームはこういう作品が多い気がする。


「DEAD RISING」も、相手がゾンビというだけで、かなり好き勝手に殺しまくれるゲーム。


その殺し方のバリエーションは、恐らく「Postal 2」よりも多い。


そのゲームのゾンビは、別の世界からやってきたモンスターではなく


「バイオハザード」同様に、元々は人間だった。


「とはいえ、ゾンビだから」という開き直りはすごいと思う。


何しろ、生きるためというよりも、明らかに殺戮行為を楽しむ作りになっているんだから。



「殺す対象が人間でなければ良い」という認識は、果たして正しいのかどうか。


まあ、所詮ゲームなのだからそんなことはどうでもいいんだけど


ゲームをプレイする上で、どういうゲームなのかは気にするものだし


残酷なゲームに嫌悪感を感じる人もいるだろう。


「Postal」や「GTA」は平気でプレイするけど、「Manhunt」はムリな俺だったりもする。



最近の日本のゲームは、ようわからん。

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