2010年3月31日水曜日

The Last Story Vol.5

まさかの今日(火曜日)更新。


毎週木曜日に更新されると思っていたのにw



今回は「水」。


グラフィック面での水と、世界観での水のコラムだった。


そして、効果音の話も少しだけあった。


綺麗な水のグラフィック良いよね。


「スーパーマリオサンシャイン」や「ウェーブレース」


「スーパーマリオギャラクシー」、「Half-Life 2」なんかの水は、かなり綺麗だったな。


つか、任天堂は結構水のグラフィックに力入れてるよね。


俺も「水」自体にすごく価値を感じる。


環境面での最重要要素と言っても良いくらい。


コレの良し悪しで、心地良さが結構左右される気がする。


コラムにも書いてある通り、池や滝、川や海。


さらには、それらの環境音。


波の音とか、滝の音、川のせせらぎや、洞窟内での水の滴る音。


SE一つでゲームの心地良さって変わるからな、マジで。


あと、コレは個人的に思う所だけど、如何に「水」と触れ合えるか。


俺的には、川や池に入ってバシャバシャやりたいワケよw



今回のコラムで、島内だけのゲームかと思っていたんだけど


船で大海原へ旅立つことができるということが分かった。


そんでもって、また帆船のカッコいいことw


木造船+帆船って、やっぱ最高。


色彩も良いな~。



相変わらず俺の好みに合いすぎてて怖いわ。


こんなに期待させてどうすんの・・・w


でも、あくまでコンセプトアートなんだよね。


実際のゲーム画面っていうのはまだだから


それに対する不安が、期待感と比例して大きくなりつつあるんだよな。



坂口さんが、某サイトで植松さんと会話していた。


会話の内容は、「FF」の頃の話。


坂口さんが当時、「FF I」のロムを持って出版社をまわっていた話。


当時、一つのタイトルに対する作り手の思いがすごく強かったという話。


他人ができることをやる必要はなく、自分の本音に忠実でいたいという話。


全てに自信があるけど、「FF VI」が一番やりがいを感じ、楽しかったという話。


独立した人たちが再結集して、何かを作るという発想はありという話。



何と言うか、この時期にこんな話がされているとは。


今回の作品、ガチっぽいな~。


坂口さんのコメントを見ても、新しいことに挑戦しているみたいだし


そんでもって初心に帰っている上に、かなり自信があるみたいで。


まあ、俺の場合、どんな作品になったとしても、決して期待したことに後悔はしない。


この期待が既に楽しいw


もしかしたら「FF」シリーズが誕生した時のように


新しい伝説が生まれようとしているのかもw



なんか、坂口さん周りの、昔の開発現場話を聞いていたら


俺もゲーム作りたくなってきたな~。


システムはほぼ出来上がったけど、マップデザインに詰まってて放置状態だった。


企画だけは、たくさん生まれるんだけどね・・・w


やっぱ、想像して創造するのは最高だわ。


ありそうでなかった作品、今までに無いゲームを作りたい。



「The Last Story」

http://www.nintendo.co.jp/wii/slsj/column/

2010年3月25日木曜日

The Last Story Vol.4

更新キタ――(゚∀゚)――!!


毎回コラムが期待通り過ぎて、いちいち日記書いちまうw



今回は、「騎士と傭兵」。


何と言うか、デザインがヤバすぎる!


滅茶苦茶かっけー!


こういうデザイン、マジで好きだわ。


一枚目の、白銀と青で彩られた騎士の鎧の画像。


二枚目の、黒金のゴツい鎧の画像。


三枚目の、革っぽい軽装の鎧に身を纏った金髪の渋いオッサン。


どれも俺好みのデザイン過ぎるw


そこまで派手じゃないけど、王道的なカッコ良さがあるよな。


人間も、最近多いアニメ的なデザインじゃない所が良い。


リアル系だけど、リアル過ぎていない絶妙なバランス。


JRPGはこういうデザインなのが良いよな。


俺、「FF XII」のデザインも結構好きだったんだよな~。


海外のRPGは、リアル過ぎて逆に古臭いんだよね、デザインが。


「Assassin's Creed」もそうだし、「Oblivion」も。


それが個人的に、すごく嫌だった。


だから、俺的には海外のRPGが良いというよりも


JRPGに海外の良い部分だけを吸収して、さらに進化してほしいんだよね。


日本人が作るRPGが好きなんだよな、やっぱり。



「The Last Story」

http://www.nintendo.co.jp/wii/slsj/column/

2010年3月21日日曜日

The Last Story Vol.3


更新されてた!



今回は「街」のコラムだった。


何て言うか、前回のコラムでは偶然かな~なんて思ってたけど


今回のコラム読んで、また驚いた。


だって、俺好み過ぎるんだもんよw



コラムによると、“リアルさ”を出したいということらしい。


それはグラフィックなどではなく


いわゆる“雰囲気”とか“空気感”であると。


さらに、ちょっとした遊びもあるらしい・・・。


また、製作の前にヨーロッパの街へ取材に訪れたとのこと。



街の構造は、広く複雑なようで


行き止まりも、狭い路地も多いとのこと。


フツーは、プレイヤーが迷わないような配慮がされているけど


この作品では、敢えてそういった構造にしているとか。



なんか、逆に怖いわw


俺の求めている感じのゲームになりそうで。


俺は期待し始めたら、なかなか止まらない人間なんだけど・・・。


でも、期待が膨らめば膨らむほど、不安も少しずつ増えてしまう。


本当に期待通りの作品になるのかどうか。


作り手側が誰かは関係なく。


ぶっちゃけ、今までプレイしてきたゲームで


俺的に“完璧”なゲームってないんだよね。


俺の理想の通りのゲームはない。


まあ、当たり前かもしれないけど。


俺の中で一番評価が高く


MetaScoreでも93/100、ユーザースコアは9.9/10という高評価を得ている


「セガ」の「エターナルアルカディア」


(海外では「Skies of Arcadia」)というRPGでさえ、完璧とは程遠いと思っているし。


だからこそ、俺が作るかーってなってる訳だけど。


どうしよう。坂口さんに先に作られたらw


俺が一番怖いのは、俺が今頭の中で思い描いている


ゲームのシステムだったり、世界観だったりを


他人に先にやられてしまうこと。


今のところは、まだ大丈夫だけど


俺が今、思い描いているステータスシステムに


微妙に近いゲームが一つだけあるんだよね。


海外の有名な作品。


ぶっちゃけ、「モンハン」のシステムとかも気になるっちゃ気になるけど。



俺はゲームのネタは、ゲームからは得ない。


影響を受けることはあるけど、基本的に現実から得る。


現実の一部分をゲームにしてみると、現実ではそうでもないのに


ゲームでは、意外と面白かったりする。


ゲームは仮想現実。


一種のシミュレート。


現実に限りなく近いけど、現実ではない。


いわゆる越えられない壁というモノがある。


越えてはならない壁とも言う。


その壁がどんなに薄くなろうとも、決して現実と同じになることは無いと思ってる。


例としては数字。


0.00000000000000001という、限りなく0に近い値でも、決して0と同じにはならない。



坂口さんが、あるサイトで、ある発言をして


それが一部で問題となっている。


まあ、いつも通り酷いモンだったよ。


その発言に対するコメントが。


某巨大匿名掲示板でも呆れられてたからね。


俺が、たまたま読んだスレッドでは、珍しくと言っちゃアレだけど


意外と、まともな人が多かったな。



俺、最近思うんだけど


最近の日本のゲームがダメなんじゃなくて


日本のゲームプレイヤーがダメなんじゃないかって。


プレイヤーがゲームをダメにしている気がする。


その状況を救ってくれるのが、いわゆるライトゲーマー。


WiiやDSで得たプレイヤー層。


もし、任天堂がこういう策に出なかったらと思うと・・・。


ちょっと怖いね。


恐らく、思考が硬直化した人で溢れただろうな。


今も、ゲームプレイヤーだけに関わらず、十分多い気がするけど。


まあ、個人的に思っただけ。



坂口さんの発言は、すごく興味深いし驚かされた。


んでもって、坂口さんに対する期待がさらに高まった。


もし、この「The Last Story」が


俺が、今想像しているようなゲームになったとしたら


ほぼ間違いなく、日本でトップクラスのRPGになると俺は思う。


海外の評価、日本での評価、世界での売り上げ、日本での売り上げが、どうなろうとね。


いい加減、「売り上げ=作品の質」という見方は止めた方がいい。



俺は「Lost Odyssey」が


今までのJRPGの集大成であると感じた。


コレが、坂口さんによる過去との決別だったのかな。


ゲーム業界に復帰して、まず作ろうと思ったのが


「Blue Dragon」と「Lost Odyssey」の2作らしいからね。


何せ、久々と言うか、初めてだったかも知れない。


プレイ開始からクリアまで、一気にプレイしたのは。


本当の意味で、「FF」シリーズの完結作とも言えると、俺は思っている。



でも、過去と決別と言うよりは、ある意味戻ったのかも。


↑の画像の頃に。


某掲示板でも、そう言っている人も少なからずいるし


だからこそ、さらに期待は高まると言う人も。


しかし、↑の画像の夢が実現したな。


今見ると、ちょっと感慨深いモノを感じる。


今は偉大なクリエイターも、昔はああいう夢を持っていたんだな。


坂口さんの場合、今もだろうけど。



「Postal III」と「The Last Story」


全然ジャンルが違う作品だけど、この2作品はガチで期待しまくり。


そういえば今まで、ゲームの発売が待ち遠しかったことって意外と無かったな。


俺も


「貴方の作るゲームが待ち遠しいです」


なんて言われる様なクリエイターになりたいなw



ちなみに、坂口さんが何て発言したかと言うと


「ゲームは映画やマンガとは違う。エンターテインメントである。

 演出やムービーは大事だけど、もっと大事なのはゲームそのもの。

 これらは、初心に戻った結果である」


要約すると、こんな感じ。


言葉の内容よりも、坂口さんから、この言葉が出てきたという事実が重要。


それはすなわち、作品のスタイルが、今までとは違うということだから。


しかし、日本での坂口さんの過小評価っぷりは異常。


海外では、偉大なゲームクリエイターの、トップ10に入っている程だというのに。



そうそう、mixi(PC)のデザインを変えてみた。


懐かしのドット絵。



「The Last Story」

http://www.nintendo.co.jp/wii/slsj/column/


2010年3月11日木曜日

The Last Story Vol.2


「The Last Story」の公式HPが遂に更新された!


今まで、どんな作品なのか全く分からなかったけど


今回の更新で、世界観が少しだけ明らかになった。



今回公開された情報によると


「ルリ島」と呼ばれる島が、物語の主な舞台になるらしい。


世界観の説明文の横に掲載されている、コンセプトアート。


コレがBGMと相まって、すごく良い雰囲気。


それに、一枚目の画像の右下に見える帆船が最高すぎる。


「FF」シリーズをプレイしていた時も


「やっぱ飛空艇は木造船だろ」


と思っていたぐらい帆船が好きなんだよね。


しかし、この画像を見てると、フランスのモン・サン=ミシェルを思い出すな。



他の画像を見てみても、自然が豊かな印象。


石造りっぽい街が良い感じ。


プロデューサーのコメントによると


「鉄の少ない世界」が「The Last Story」のテーマらしい。


「SFをなるべく抑えた馴染み易い世界をイメージした」とのこと。


ヤバい。俺の好きな世界観じゃんw


ぶっちゃけ、「FF IV」が「FF」シリーズで一番好きな理由は


“機械が少ないから”でもあったりするんだよね。


「FF V」から地味に機械が増えたと言うか、近代化されていった感じがしてね。


あとは、やっぱり中世が好きだということ。


外国人が作り出す、リアルな中世ではなくて


日本人が作り出した親しみやすい中世が好き。


「DQ」シリーズや「FF」シリーズ、「ゼルダ」シリーズのような。


そんな世界観を、この「The Last Story」のコンセプトアートからは感じる気がする。



しかし、BGMが良いな。


聴く限りでは、森っぽい雰囲気。


やっぱり、植松さんっぽいんだよね。


「ロスオデ」でも、こういう雰囲気の曲があったし。



「ロスオデ」も、かなりの名作だったし


コレは、今からちょっと期待だわ。


なんか久々だな~。JRPGの発売を楽しみにするのは。



「The Last Story」

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2010年3月10日水曜日

Lost Odyssey クリア&感想


[ランク]


S:最高


A:良い


B:普通


C:悪い


1.操作性 [A]

2.世界観 [A]

3.マップ [A]

4.自由度 [B]

5.グラフィック [A]

6.ゲームバランス [S]

7.演出 [A]

8.音楽 [A]

9.ストーリー [A]

10.サウンド [A]



「Lost Odyssey」をクリアした。



率直に言うと、神ゲーだった。


俺の中では、JRPGの最高峰と言っても良いくらいの完成度。


完全にJRPGを舐めてた。


リアルタイムバトルこそが最高。


コマンド式ターン制バトルなんて古い


という考え方を持っていた俺だけど、関係ないね。


コマンド式ターン制だろうが、リアルタイムバトルだろうが


面白ければOKだと。


この作品のように、コマンド式ターン制でも面白いゲームはあるし


リアルタイムバトルでも面白くないゲームは多い。



ストーリーは、基本的には


ある特別な力を利用して、世界を支配しようとしている者と


それを阻止しようとしている者の戦いという王道的なモノ。


バトルはコマンド式ターン製バトル。


スキルを習得して、キャラクターを成長させていく。


今までのJRPG(特に「FF」シリーズ)と特に変わらないということで


古臭いという意見も実際ある。


でも俺は


今まで、坂口さんによって作られてきたJRPGの集大成と言えるのが


この「Lost Odyssey」という作品であると思っている。



操作性。


マップを探索する時、フツーにスティックを倒すと走る。


Bボタンを押しながらorスティックを少しだけ倒すと、歩く。


Xボタンを押しながらだと、ダッシュする。


この3種類の歩行速度は個人的に良かった。


特にダッシュは、かなり便利だった。


速いスピードでマップを駆け抜けることができるから


急いでいる時や、そうでない時も


ストレスを感じず、それどころか爽快感を感じた。



あとは、戦闘での「エイムリングシステム」。


コレは、すごく画期的だと思った。


フツーは、コマンド入力をし終わった後


キャラクターが動いているのを、ただ眺めているだけだけど


このシステムのおかげで、格段に戦闘が面白くなっている。


また、「Perfect」を出した時の心地よさはヤバい。


慣れれば、毎回「Perfect」を出すことができるしね。



あと、マップがすごく綺麗だった。


特に、ヌマラ。


白と青を基調としたデザインがすごく良い。



何と言ってもこの作品は、ゲームバランスがかなり良い。


ボスが強めで、結構ギリギリの戦いをすることになる。


それが、緊張感があって良かった。


段々とザコ敵も手強くなってくるから、バトルの一戦一戦が戦い応えがある。


エンカウントも低めだから、煩わしさは全く無かった。


レベルも、フツーのRPGとは違ってサクサク上がるから


バトル回数が少なくても、ちゃんと進めるのが良い。


スキルもどんどん習得できるから、キャラクターの育成がすごく楽しい。


スキルの種類も、かなり多いのにも関わらず


ほとんどムダがなかったのが良かった。


アレも欲しい、コレも欲しいってなるんだよね。


そう考えている内に、スキル枠が足りなくなったりw


戦略を立てつつ、敵によって戦い方や装備を変えて


戦闘をこなすのがとても楽しかった。


エイムリングシステムや、装備やスキルの組み合わせ次第で


戦闘をかなり有利に進めることもできる。


その時の、爽快感と言ったらない。



ストーリーに関しては、キャラクターが皆個性的。


それぞれ、味があって良かった。


この作品は、死生観が秀逸。


不老不死である主人公を始めとした


不死の者たちの苦悩は、深く考えさせられる。


不死の者は、老いることも死ぬことも無い反面


周りの人間はフツーに年を老い、やがて死んでいく。


この切なさ、辛さが伝わってくる。



坂口さんが「人間を描きたい」と言うだけあってか


キャラクターの表情が、すごく豊かに感じた。


微妙な表情の変化も出ていたし、喜怒哀楽それぞれの感情が、ちゃんと伝わってきた。



細かい点では、データをロードすると


全員のステータスが全回復しているという仕様が親切だと思った。


バトルで全滅した時、リトライをするかどうかを尋ねてくれる。


正直、ゲームオーバーになった時


タイトル画面に強制的に戻すゲームは、俺的にはいただけない。


プレイヤーに、もう今日はゲームやめろと言っているようなモノかと。


プレイヤーに対しての配慮がないと言うか、失礼な気がする。


この作品は、そうじゃなかったから良かった。


あとは、イベントをスキップできること。


一度も観た事の無いムービーでもスキップ可能。


俺は2度目のムービーだけスキップさせてもらってたけど、この機能は地味にありがたい。


何度も同じイベントを観る必要がなくなるからね。



あとは、主人公達が剣を振るう時


ちゃんと重量感を感じることが出来るのが良かった。


モーションの速度もそうだけど、SEもかなり良かった。


オープニングの戦争のムービーは、そういう意味でもすごくリアルだった。


変にスピード感を出そうとしていない辺りが良かった。


巨大な剣をありえない速度で振り回す作品もあるけど


アレはぶっちゃけ爽快感を感じない。


なんか、おもちゃみたいなんだよね。


必ずしも、スピード感=爽快感ではないということが改めて分かった。



もう行けなくなってしまったダンジョンで、アイテムを取り残した場合


オークションという形で、ゲットできるのも良かった。


こういうのって、地味に嬉しいんだよね。

 


正直、不満点は、個人的にはあまり無い。


それぐらい面白かった。



ロードの数が多い&長いと言われているけど


演出のおかげか俺は全然イライラしたことがない。


途中までインストールせずにプレイしてたけど


元々、そんなに言うほどロード長くない気がするし。


ロードの回数が多いといっても、マップの切り替え時とイベント


バトルくらいという妥当な数だと思うけど。


そんなに頻繁にマップ移動しないし、エンカウント率も低いし。


まあ、イベント時は若干長くなるね。


とは言っても、個人的には全然許容範囲内。



声優の声は、例外もあるけど、確かにあまり上手くはなかった。


人によってはアレかもしれないね。


でも、味は全体的にあった。


特にヤンセンとかねw



あとは、カメラかな。


前の日記でも書いたけど、基本的にカメラは固定。


ズームと、上下左右に微妙にスライドさせることはできる。


ワールドマップでは360°カメラを回せるんだけどね。



最初から最後まで、ずっと飽きずに変わらないペースでプレイできた。


こんなの久々と言うか、初めてかもしれない。


しかも大作RPGで。


ぶっちゃけ、このまま2周目もプレイしようと思ってる。


1周目は攻略本などを見ずにプレイしたけど


2周目はコンプリートを目指して遊びつくす。


いや、実際なかなかこういう気は起こらんよ。


俺の最も好きなRPGである「エターナルアルカディア」でさえ


こんな気分にはならなかった。


ましてや続けて2周目とかね。


JRPGの模範的作品のようなゲームなんじゃないかね。


俺的には


冒険活劇系王道JRPGの模範的作品は「エターナルアルカディア」


シリアス系王道JRPGの模範的作品は「Lost Odyssey」


まあ、俺が今までプレイした全てのRPGの中で


3本の指に入るのは間違いないかもしれない。



「FF」シリーズの中で最も好きなのは「IV」なんだけど


「IV」も、戦闘がものすごく面白かったんだよね。


ゲームバランスも個人的に秀逸だったし。


だけど、それをこの作品は超えた。


正統進化版と言えるんじゃないかね。「FF」シリーズの。


もう、「FF」の坂口さんと言うよりも「ロスオデ」の坂口さんでw


坂口さんの代表作品の一つには確実になる。



そういえば、個人的にこの作品は、どことなく東洋の雰囲気がある気がする。


アジアンテイストと言うか。


音楽もそうなんだけど、キャラクターの服装とかもね。



本編中に、「FF」っぽい部分が結構あったのが個人的にニヤリとしたw


クックとマックを初めて見たとき、「FF IV」のパロムポロムを思い出した。


大海賊セドは、荒くれのじいちゃんで、機械いじりが得意。


自分の愛船も所有している。


「FF」シリーズおなじみのあの人を思い出すよね。



「ブルードラゴン」でも登場した敵モンスター「ケロロン」が今作でも登場してたw


坂口さん作品の定番モンスターという位置付けなのかもね。



とにかく本当に面白い作品だった。


まだまだ書きたいことが、たくさんあるような気がする。


ストーリーも、キャラクターの個性が出ていて良かったんだけど


特に、キャラクターの育成を含めた戦闘面が最高の出来だった。


Xbox360を持っていて、JRPGが好きな人はプレイして損は無いかと。


ただ、以前の俺のようにJRPGなんて古臭いと考えている人は楽しめないかも。


各所のレビューで、低く評価しているほとんどの人は、それが原因みたいだし。


俺も今までJRPGに対して否定的だったけど


この作品をプレイしたおかげで、ちゃんと向き合おうと思えるようになった。


世界が広がったよ。ありがとう。


恐らく、俺の永遠のバイブルになりそうだ。

2010年3月4日木曜日

Lost Odyssey


今更だけど、買った。



当時から気にはなっていたんだけど


コマンド式RPGという事を理由に買わなかったんだよね。


でも、最近になってまた興味がでてきて


坂口さんのインタビューやトレーラーを観て、欲しくなった。



今Disc2までプレイしているんだけど


このゲーム、Disc4まであるんだよねw


もうこの辺りからして、スケールが違う。


感想としてはね、この作品、マジメに神ゲーかもしれない。



いたる所で、「FF」の遺志を受け継いだ作品だと言われているけど


俺も全くその通りだと思った。


やっぱり、坂口さんと植松さんのコンビであること。


それに、キャラデザインを担当した井上さんが、良い味出してる。


まだ、約1/3が終わった程度だけど、しっかりファンタジーしてるんだよね。


新しいけど、懐かしい感じ。


「あーそういえば、FFってこんなんだったなー」って思わせられる。


今のFFより幻想的なんじゃないかな。



バトルについてだけど、すごく面白い。


戦略性があって、敵、特にボスが手強い。


ゲームバランスがマジで神。


ザコ戦でも一戦一戦が面白い。


俺の場合、じっくり戦略を立てながらコマンド入力するから


時間掛かるんだよね。


だけど、エンカウントが少ないからサクサク進められる。


経験値の入り方とかも通常のRPGと違うから


バトル回数が少なくても、ちゃんとLVは上がってくれるんだよね。



今までプレイしてきたRPGで、バトルが最高に楽しいゲームって


「FF IV」と「DQ VIII」、「KH(初代)」なんだけど


この作品も、その中の一つになりそう。


RPG以外では、「NINJA GAIDEN」「ゼルダの伝説 風のタクト」


「大乱闘スマッシュブラザーズ(初代&X)」「N-Age Online」かな。



「ブルードラゴン」も、そうだったんだけど


坂口さんが作るシステムは、やっぱ面白い。


才能なんだろうなと思う。



あとは、マップデザインがすごく綺麗。


色使いとかも。



キャラクターでは、クックが可愛い。


カイムがカッコいい。ヤンセンがおもろい。セスが美人。



音楽が良い。


まあ、コレは当たり前だよねw



不満点は、今のところ無いんだけど


あるとすれば、カメラかな。


ズームはできるけど、主観視点にはできないんだよね。


カメラの移動も、回す事はできなくて、上下左右に少しずらせる程度。


でもまあ、特に気にはならないかな。



これぞ、良い意味で真の「JRPG」という感じがする。


どことなく、東洋の雰囲気もあるしね。


やっぱ、コマンド式でも面白いゲームは面白いんだなと改めて思った。


実際、シームレスのリアルタイムバトルのゲームでも


バトルが面白いRPGって、俺的には今のところまだ無いしねw


なんか、派手に見せようとしてるのか分からないんだけど


エフェクトが派手すぎて画面が見づらかったり。


シームレスのリアルタイムバトルをシステムとして採用するなら


操作性、爽快感、スピード感、駆け引き、画面の見易さ。


コレが重要だと俺は思う。


まあ、それだけ作るのが難しいって事だよね。


「ゼルダ」シリーズは、既にそれをやってのけてるわけだけど。



さて、「Lost Odyssey」の続きをプレイしてこようw