■羽生結弦さんに紫綬=映画監督の滝田さんも―女性最多、春の褒章
(時事通信社 - 04月28日 07:01)
自分は「あまちゃん」を観たことがないので
あの宮本信子さんが出演していたというのには驚いた。
「マルサの女」は、紛れもない名作。
少し前に初めて観ただけなんだけれども
出演者の演技力や、伊丹十三さんの脚本・演出に圧倒された。
今の邦画・ドラマに足りないものが、この作品にはあった。
宮本信子さん演じる板倉亮子が良いキャラクターで
優秀だけど、どこかおっちょこちょいな部分があって
シングルマザーとしての顔も持つキャリアウーマン。
そして、山崎努さん演じる権藤も素晴らしい悪役だった。
経営者であり、父親でもある権藤の人間らしさがよく出ていた。
特に最後のシーン、権藤の
「心が安らかなのが一番いいな」
という台詞がとても印象的。
他にも、津川雅彦さん演じる花村も良いキャラクターだった。
本当に素晴らしい映画。
実は、映画よりも先にファミコンのゲームで知った。
カプコンが製作したゲームなのだけれど、質が高かった。
BGMには、映画で流れていた、あの印象的な曲が使われていた。
子供の頃は、訳も分からず遊んでいたが
大人になってから遊んでみると、秀逸な出来に感心させられる。
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