2014年4月28日月曜日

マルサの女

■羽生結弦さんに紫綬=映画監督の滝田さんも―女性最多、春の褒章

(時事通信社 - 04月28日 07:01)




自分は「あまちゃん」を観たことがないので


あの宮本信子さんが出演していたというのには驚いた。




「マルサの女」は、紛れもない名作。


少し前に初めて観ただけなんだけれども


出演者の演技力や、伊丹十三さんの脚本・演出に圧倒された。


今の邦画・ドラマに足りないものが、この作品にはあった。




宮本信子さん演じる板倉亮子が良いキャラクターで


優秀だけど、どこかおっちょこちょいな部分があって


シングルマザーとしての顔も持つキャリアウーマン。




そして、山崎努さん演じる権藤も素晴らしい悪役だった。


経営者であり、父親でもある権藤の人間らしさがよく出ていた。


特に最後のシーン、権藤の


「心が安らかなのが一番いいな」


という台詞がとても印象的。


他にも、津川雅彦さん演じる花村も良いキャラクターだった。


本当に素晴らしい映画。




実は、映画よりも先にファミコンのゲームで知った。


カプコンが製作したゲームなのだけれど、質が高かった。


BGMには、映画で流れていた、あの印象的な曲が使われていた。


子供の頃は、訳も分からず遊んでいたが


大人になってから遊んでみると、秀逸な出来に感心させられる。

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