■「女性専用車両」違憲訴訟、男性側敗訴のケースも…トラブルの火種、くすぶり続ける
(弁護士ドットコム - 02月24日 10:02)
https://www.bengo4.com/c_23/n_7476/
「女性専用車両」は差別以外の何者でもない。
女性に対しても、男性に対しても差別。
過去にイギリスで、「女性専用車両」が検討されたことがあったが、女性から大反対された。
『「女性専用車両はひどいアイデア」 英国で批判の嵐 その理由とは?』
https://newsphere.jp/national/20170901-3/
そもそもレディーファーストも、今の時代では女性差別。
“弱い”女性を守るという風習なのだから。
「女性専用車両」では、痴漢問題の解決にはなっていない。
そもそも、なぜ痴漢が発生するのかと言えば、“満員電車”という状況が発生するためだろう。
ならば、“満員電車”という状況を防ぐのが最適な方法のはず。
痴漢を行える状況・環境を、そもそも作らないということ。
そう考えた場合、「女性専用車両」は、全くの逆効果と言えるのではないか。
基本的に女性だけが乗車できる車両であり、男性が乗車すると今回のような問題が起きる。
ということは、全車両で乗車できる人数が減るということになる。
個人的に“満員電車”を防ぐ手段は
単純に、電車の本数を増やし、車両数を増やし、駅を拡張する。
というのが有効だと思っている。
他には、ラッシュ時に限り全車両の座席を無くすことでスペースを確保。
痴漢は強姦と同じ性犯罪。
その、痴漢の温床となる状況・環境を生み出しているのは鉄道会社。
言ってみれば、痴漢の加害者に加担する共犯者だ。
「女性専用車両」などという、安直かつ逆効果な手段は止めて
根本的な“満員電車”の解消に向けた努力をするべき。
手間やコスト云々と言っている場合ではない。
“満員電車”という“異常”な状況を何十年も放置してきた鉄道会社の罪は軽くはない。
何らかの根本的な対策を行わない限り、女性は痴漢行為を我慢しなくてはならない。
男性は冤罪被害とその恐怖に晒されることになる。
また、“満員電車”は痴漢以外にも、物理的・精神的な苦痛を伴う状況であるのも間違いない。
“満員電車”という痴漢の温床、痴漢を行いやすい状況・環境を
何十年も提供し続けている鉄道会社は
痴漢の加害者に加担する共犯者だという自覚をすべき。
それが嫌なら、例えいくらコストがかかろうが、いくら時間がかかろうが
“満員電車”を解消する努力をし続けるべき。
場合によっては、国が動いて資金援助をするべきではないか。
東京オリンピックが控えている上
今後、日本を観光立国としたいのなら、なおさらだ。
日本国民のみならず、海外の人々にも影響を与える問題だ。
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