2013年12月23日月曜日

と言うか

紅白歌合戦 「紅白はとっくの昔に死んでいる」と音楽評論家

https://www.news-postseven.com/archives/20131223_232689.html?DETAIL



紅白が、どうのこうのと言うより、邦楽の衰退っぷりが一番の原因だと思う。


80年代~90年代の邦楽は、ほぼ全ての日本人に受け入れられてきたし


誰もが聴き覚えのある曲が多い。


今は、オリコンチャート1位と言われても、聴いたことのない曲ばかり。


数字だけの音楽ばかりという印象。



誰にでも愛されるアーティストというものが、ほとんどいなくなったのも問題。


代表例としては、美空ひばりやユーミン、中島みゆき、ドリカム


サザン、ウルフルズなど。


今年の出演者リストを見てみなよ。アイドル系ばかりじゃないか。


こんなのファンしか観ないでしょ。



価値観の多様化が大衆文化を崩壊させてしまったような気がする。


個人的に、多様性は重要だと思うけど、デメリットも大きいね。


個人が、それぞれ好きなものを楽しめるようになった反面


みんなで楽しめるものが少なくなってきた感じ。


みんなで歌えて、みんなで楽しめる音楽を再構築すべきじゃないかな。


ぶっちゃけ言うと、子供受けする音楽が少なくなったと思う。


NHKやフジテレビは、こういうの得意だったはずなんだけどね。



ともかく、美川憲一と小林幸子という恒例企画がなくなった今


紅白ならではの強みというものが、あまり感じられない。


迷走しているのは確か。


個人的には


NHKは視聴率なんて気にせずに、良い番組を作り続けてほしいところ。


それができる、唯一の放送局なんだから。

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