紅白歌合戦 「紅白はとっくの昔に死んでいる」と音楽評論家
https://www.news-postseven.com/archives/20131223_232689.html?DETAIL
紅白が、どうのこうのと言うより、邦楽の衰退っぷりが一番の原因だと思う。
80年代~90年代の邦楽は、ほぼ全ての日本人に受け入れられてきたし
誰もが聴き覚えのある曲が多い。
今は、オリコンチャート1位と言われても、聴いたことのない曲ばかり。
数字だけの音楽ばかりという印象。
誰にでも愛されるアーティストというものが、ほとんどいなくなったのも問題。
代表例としては、美空ひばりやユーミン、中島みゆき、ドリカム
サザン、ウルフルズなど。
今年の出演者リストを見てみなよ。アイドル系ばかりじゃないか。
こんなのファンしか観ないでしょ。
価値観の多様化が大衆文化を崩壊させてしまったような気がする。
個人的に、多様性は重要だと思うけど、デメリットも大きいね。
個人が、それぞれ好きなものを楽しめるようになった反面
みんなで楽しめるものが少なくなってきた感じ。
みんなで歌えて、みんなで楽しめる音楽を再構築すべきじゃないかな。
ぶっちゃけ言うと、子供受けする音楽が少なくなったと思う。
NHKやフジテレビは、こういうの得意だったはずなんだけどね。
ともかく、美川憲一と小林幸子という恒例企画がなくなった今
紅白ならではの強みというものが、あまり感じられない。
迷走しているのは確か。
個人的には
NHKは視聴率なんて気にせずに、良い番組を作り続けてほしいところ。
それができる、唯一の放送局なんだから。
0 件のコメント:
コメントを投稿