Wii UはWiiと違う新ハードという基本的な話
https://allabout.co.jp/gm/gc/403296/
「Wii U」に関しては、E3やニンテンドーダイレクトの時に書いてきたから
今さら詳しくは書かないけど、「Wii U」は間違いなくゲームの質を底上げする。
『E3 2011』
https://sauzand.blogspot.com/2011/06/e3-2011.html
『任天堂の凄さ』
https://sauzand.blogspot.com/2011/10/blog-post_22.html
『Nintendo Direct Pre E3 2012』
https://sauzand.blogspot.com/2012/06/nintendo-direct-pre-e3-2012.html
『「Wii U」の印象』
https://sauzand.blogspot.com/2012/06/wii-u.html
『市場がWii Uを評価しない理由』
https://sauzand.blogspot.com/2012/06/wii-u_8.html
『日本市場は見捨てるべき。』
https://sauzand.blogspot.com/2012/06/blog-post_18.html
革命とは「DS」や「Wii」、「Wii U」のようなハードのことをいうのだと思う。
ハードの処理性能が高くなったことは、革命とは言わない。
それは“普通”。
過去のPCと現在のPCのスペックを比較すれば分かる通り
性能向上は当たり前のこと。
革命とは、今までのあり方を劇的に変えてしまうこと。
「DS」は、二画面とタッチペン操作でインターフェースと遊び方を変えた。
「Wii」は、Wiiリモコンでゲームの操作性、遊び方の可能性を示した。
「Wii U」は、その両ハードを兼ね備えた集大成的ハード。
間違いなく、「Wii U」は成功する。
成功しなかった時は、ゲーム市場の終わりだ。
ゲーム市場に関して思うことがある。
日本のゲーム市場は、見捨てるか優先順位を下げるべき。
北米市場のほうが規模が大きく、ユーザーの関心も強い。
実際、今回の「Wii U」も
日本よりも北米の方が発売日が早かったのは、そういう理由だろう。
そもそもE3発表時、日本では「Wii U」に対しての評価が異常に低かった。
それに対して自分は強い疑問を感じていた。
こんなにも革命的で、期待感のあるハードはないのにと。
そこで自分は、日本のユーザーはダメだと確信した。
審美眼が低すぎる。
「GTA III」に多大な影響を与えた「シェンムー」を低く評価している点もそうだ。
北米では高く評価されている上に、未だに根強い人気がある。
メタスコアで「龍が如く」シリーズは
一つも「シェンムー」シリーズのスコアを上回っていない。
Xbox360の周辺機器、「Kinect」に関して。
あれは、個人的に失敗作だと思っている。
詳しくは↓に載せている過去の日記を参照。
『Kinectは失敗作』
https://sauzand.blogspot.com/2011/12/kinect.html
『Kinectの問題点』
https://sauzand.blogspot.com/2011/12/kinect_17.html
簡潔に書くと、性能が低すぎる。
可能性を秘めてはいるのだろうが、実現力はない。
未完成の機器を見切り発車させたような印象。
ストレスなく遊べるという代物ではなかった。
そして、さらにはコンセプトから間違っている。
コントローラーなしでの操作というのは
一見快適に思えるが、実は逆であり、快適さや手応えを著しく奪う。
まさに「暖簾に腕押し」ということだ。
手にコントローラーを持ち、操作することで現実感や手応えを感じる。
しかし、何も持たずに身体のみでの操作は
手応えを感じづらく肩透かしを食らった気分になる。
野球に例えるなら、ボールにはある程度の重さがなければ
バッティング時の爽快感は得られない。
少しの抵抗感が、手応えを感じさせるのだということ。
それを「Kinect」の開発者は、あまり理解していなかったように思える。
FPSをプレイするとき、Wiiリモコンで撃つのと
手で指をさして撃つのでは、どちらが快適か。
自分は断然、Wiiリモコンの方が快適に遊べると思う。
繰り返すが「Wii U」は革命的なハードであり、成功は間違いない。
作り手としても遊び手としても、とてもワクワクしている。
ソニーとマイクロソフトが、次世代機の開発を進めているらしいが
このハードを超えることは非常に難しいように思える。
性能面のみだろう。
ゲームの進化、革命とは「Wii U」のようなハードのことだ。
任天堂に横井軍平という男がいたということ。
現在も、宮本茂という男がいるということ。
その事実がある限り、任天堂は第一線を走り続ける。