2012年10月31日水曜日

良いんじゃないかな。

ディズニーの「スター・ウォーズ」製作、ファンは賛否両論

https://jp.reuters.com/article/tk0542339-disney-lucas-starwars-idJPTYE89U03K20121031



まず、シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスが認めているし問題はないと思う。


『ディズニーがルーカスフィルム買収、スター・ウォーズ新作に着手』

http://www.cnn.co.jp/showbiz/35023783.html


それに、ディズニーとジョージ・ルーカスは昔から縁がある。


「ディズニーパーク」内のアトラクションである「スター・ツアーズ」が証拠。


↓の二つの動画は、1986年にアナハイムにある「ディズニーランド」で行われた


「スター・ツアーズ」のオープニングイベント。



↓の動画は、2011年にフロリダにある「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」の


「ディズニー・ハリウッド・スタジオ」で行われた


「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」のオープニングイベント。


いわゆる、リニューアル版。




「ディズニーパーク」に行ったことのある人なら知っていると思うけど


「ディズニーパーク」には「インディ・ジョーンズ」や


「スター・ツアーズ」のアトラクションが存在する。


スピルバーグやルーカスは、ディズニーをリスペクトしていて


こういったアトラクションを提供する間柄であるということ。


今回の買収も、信頼関係があってこそ実現したんじゃないかな。


ピクサーも、元々ルーカスのスタジオだったしね。



でも、「ディズニーパーク」に関しては世界のトップを走り続けているけど


映画の方は、全盛期と比べると目も当てられない状態というのは事実。


いまや、ディズニーの価値は「ディズニーパーク」のみじゃないかとさえ


個人的には思っていたりする。


ウォルトの真の夢はテーマパークにあったから


それでも構わないんだけど、昔の凄さを知っていると複雑な気分。


もし、ウォルトが生きていたら「魔法にかけられて」のような作品を許したのだろうか。


あれは、完全に黒歴史。


新作の「シュガー・ラッシュ」も、他社のキャラクターに頼るなんて・・・と


個人的には、少し悲しい気分になっている。


任天堂は好きだし尊敬しているけど、さすがにディズニーと比較できるレベルではない。


最近のディズニー映画は迷走中という印象しかない。



でも、完全な実写映画では結構良い作品が多かったりする。


有名な作品では「メリー・ポピンズ」や「トロン」、「101」


「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ、「ナショナル・トレジャー」


「ハンナ・モンタナ」、「ハイスクール・ミュージカル」など。


まあ、大丈夫じゃない?と思っている(笑)



あと、“ディズニー=ミッキー”というのは


あまりにも固定観念を持ちすぎだと個人的に思う。


ディズニーは、そういうコラボの仕方は、あまりしないよ。


少なくとも映画とかではね。グッズとかでは分からないけど。

2012年10月6日土曜日

負けて、勝つ ~戦後を創った男・吉田茂~


面白かった!


俺は第三回からしか観れなかったんだけど、ずっと観てたよ。


吉田茂役の渡辺謙が、すごく格好良かった。


今日で最終回だったんだけど、吉田茂本人に見える時があったな。


あくまで史実を基にしたフィクションということだから


脚色・美化している部分はあるのかもしれないけど


吉田茂という男は、すごく魅力的に感じた。


あとはCMが無かったのが良かったな(笑)



この動画でも書かれていたけど、歴史はやっぱり面白い。人間が面白い。


史実に基づいたドラマなのに、ワクワクしながら観ていた。


今まで吉田茂という人物に関しては詳しく知らなかったけど


ドラマを観ている限りでは、リアリストでユーモラスな人だったみたいだ。


ドラマの中で、感動した台詞はたくさんあるけど


「日本を世界一の国にしたい」と「一人たりとも民間人を戦争に行かせたくない」


というのがグッと来たな。


サンフランシスコでのシーンも感動した。


まさに“歴史が動いた”瞬間だった。



外交の人だな~という感じ。


「負けて、勝つ」というタイトルは秀逸だった気がする。


あと、吉田学校云々のときのメンツが凄かったな。


田中角栄、佐藤栄作、池田勇人、宮澤喜一。偉大な方たちだ。


今の政治家に対してなかなか持てない、尊敬という精神を持てる方々だと思った。


東日本大震災の時に、リーダーシップを発揮することができる総理大臣がいれば・・・。


リーダーが育ちにくい時代になってしまったのかもしれないね。



本当に昭和はすごい時代だった。


街は焼かれ、原爆を二度落とされ、戦争に負けて、GHQに占領されて


独立して、復興して、高度成長、バブル。


経済的にも文化的にも一気に変化した時代。


過去にも未来にも、これほどの激動の時代はないだろうな。


この時代を生き抜いた方達は、本当に素晴らしい。


よく生き抜いたなと思う。本当に頭が上がらない。


不景気だと言われている現代だけど


この時代を生き抜いた方にしてみれば、なんてことはないのかもしれない。


家族を失い、家を失い、財産を失い、職を失い、街を失った戦後の時代。


今の時代を辛いなどと言っていたら、鼻で笑われてしまうだろうな。



さすがNHKという印象。


面白いドラマを作るな~。民放ドラマとは格が違う。


「映像の世紀」もかなりのクオリティだしね。


少し高額だけど、DVD-BOXを近いうちに買いたいと思っている。


今回のドラマもDVD化してほしいな。


考えてみれば、草野仁さんや池上彰さんも元NHKだもんな。


すごい。