2019年5月12日日曜日

アンスポーツマンライクチーム 千葉ジェッツ

■A東京が2連覇 バスケBリーグ、千葉に競り勝つ

(朝日新聞デジタル - 05月11日 17:22)

https://www.asahi.com/articles/ASM5C41LKM5CUTQP00V.html



自分は、Bリーグ発足時から毎回、CS(チャンピオンシップ)を観てきたが


今シーズンの千葉ジェッツほど、酷いプレーをしたチーム、試合はなかった。


一応、特定のチームに限らず、全ての試合を観てきたし


残留PO(プレーオフ)も、毎回観てきた。


だけど、ここまで酷いのは記憶に無い。



それは、CSのSF(セミファイナル)で起きた。


GAME1、3Qの7:31に、千葉#21ギャビン・エドワーズがシュートをした際


栃木#22ライアン・ロシターの顔に肘が当たり


そのままロシターの上に倒れて押し潰す形になった。







3:16~



これには、アンスポーツマンライク・ファウルの判定。


そのままプレーを続けたが、思うように動けず、結局GAME2には出場できなかった。


診断の結果、右腓骨骨挫傷、全治約2か月とのこと。



『#22 ライアン・ロシター選手 負傷に関するご報告 | 栃木ブレックス』

https://www.tochigibrex.jp/news/detail/id=15324



怪我をさせた本人は、近寄って謝ることすらせず、やれやれといった表情。



そして、これだけでは終わらず、翌日のGAME2でも起きた。


ロシターは、先日の怪我で松葉杖。



3Qの終了間際、栃木#18鵤誠司がジャンプシュートをし


その着地点に、千葉#1ジョシュ・ダンカンが近付き


鵤はダンカンの足の上に着地してしまう。







4:28~



チラっと鵤の方を見ただけで、エドワーズと同様に


近寄って謝ることさえせずに、さっさとベンチに戻ってしまう。





栃木の選手のほとんどが集まっている中


千葉の選手たちは、ベンチから数人が様子を見ているだけ。



千葉のホームである会場は、陽気な音楽とアナウンス


踊るチアガールたちという状況。



鵤は、もはや歩ける状態ではなく、2人に両側から支えてもらいながら移動。





ちなみに、何故かアンスポーツマンライク・ファウルどころか


通常のファウルにもならなかった。


当然、鵤は、その後の試合には出場できなかった。


診断の結果、左足関節外側靭帯損傷および左足舟状骨骨挫傷、全治約6週間とのこと。



『#18 鵤 誠司選手 負傷に関するご報告 | 栃木ブレックス』

https://www.tochigibrex.jp/news/detail/id=15332



今回は、それだけでは終わらず、4Qの6:59に


栃木#6比江島慎がシュートした際、千葉#21ギャビン・エドワーズに顔を叩かれる。








4:44~



これには、アンスポーツマンライク・ファウルの判定。


エドワーズは、先日のGAME1でのアンスポーツマンライク・ファウルに続き


2試合連続で、アンスポーツマンライク・ファウルとなった。


比江島の顔は、腫れていた。




千葉ジェッツのHC(ヘッドコーチ)大野篤史は、試合後のインタビューで


「栃木さんの方に怪我人が出てしまって、残念って言うか。

 怪我人なくて、ライバルとして戦いたかったんですけど

 ちょっと残念なシリーズになったかなと思ってます。」


と答えた。


公の場での謝罪は無し。


普通の感覚で言ったら


「怪我人を複数人出してしまい申し訳ない。怪我の回復を祈ります。」


くらいのことは言えると思うのだが。


他の選手からも謝辞の言葉は一切なく


勝利を喜び、ファンに対する感謝を述べるだけ。


もし、状況が逆だった場合、間違いなく田臥なら謝辞の言葉を述べたはず。


CSで勝利した際、必ず相手チームへの敬意を表する言葉を述べているからだ。


こういったメンタルの選手が、チームの顔となっているかいないかで


チーム全体の精神性というのは大きく異なるものなのだなと感じた。



調べてみると、千葉は今シーズン中、過去にも似たようなことをしていたらしい。


2018年、12月23日に行われた秋田ノーザンハピネッツと千葉ジェッツの試合。


GAME2、2Qの5:57に


千葉#21ギャビン・エドワーズが秋田#55谷口大智に対して、肘をぶつけてしまう。









2:22~


0:00~



これには、テクニカル・ファウルの判定。


また、千葉#3マイケル・パーカーが、倒れている谷口に顔を向けていて


明らかに視野に入っているのにもかかわらず、倒れている谷口の頭に向けて


ボールを投げつけ、その場を何食わぬ顔で去っていった。








3:03~


その後、谷口は担架で緊急搬送された。




その様子を、千葉ジェッツの一部の選手は、ベンチからニヤニヤしながら眺めていた。



この件に関して、千葉ジェッツは以下のようなコメントを発表した。



『【お詫びとご報告】B.LEAGUE2018-19シーズン第15節vs秋田ノーザンハピネッツ戦で起きた事象に関して | 千葉ジェッツ』

https://chibajets.jp/news/detail/id=15984



診断の結果、脳震盪とのこと。



『谷口大智選手の負傷に関するご報告 | 秋田ノーザンハピネッツ』

https://northern-happinets.com/news/detail/id=13934



その後、千葉ジェッツは


スポーツマンシップについて考える勉強会を開催したとのこと。



『[レポート]スポーツマンシップについて考える勉強会を開催いたしました | 千葉ジェッツ』

https://chibajets.jp/news/detail/id=16099



開催されたのは、2019年2月7日。


その約3か月後に


CSで、相手チームから複数人の怪我人を出してしまうことになった。


スポーツマンシップについて考える勉強会が役立ったとは到底思えない。



いくらバスケが接触の多いスポーツだからとはいえ


2試合の中で、同じチームから3人も怪我人が出るなど、そうそうありえないだろう。


そして、同じ選手が2試合連続で、アンスポーツマンライク・ファウル。


その選手は前科があり、秋田との試合でも怪我をさせた。



比江島は、日本代表の中心メンバー。


もし、今後の代表戦に影響したらどうするんだ。


目の下だったから良かったものの、目に直接当たっていたら、一体どうなっていたか。


こういった危険なプレイを、学ばずにしつづける選手は


チーム側も、きちんとそれなりの処分を考えるべきかと。


チーム間の問題だけではなく、日本のバスケ全体にかかわる問題でもある。



YouTubeでの動画の評価も、不評が多い。


客観的に見ても、当然の評価だろう。







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