■感情表現は「キモい」「ウザい」「ヤバい」3ワードのみ 子供たちのボキャ貧が深刻化
(産経新聞 - 05月05日 20:09)
https://www.sankei.com/article/20160505-VQ4O7ZK3BVK2NNOWRJ4HUARH7A/
個人的には、今更何を言っているんだとしか。
こんなのは最近の話ではなくて、90年代から既にそんな感じだったでしょうが。
コギャル、ガングロ、アムラー辺りなんかは、まさにでしょ。
その子らの年代が16~18の女子高生だった。
今回の記事では、中学受験と書いてあることから、小学生でしょ。
小学生や中学生なんて、そんなもんだよ。
個人的には、むしろ敬語をしっかり使って
大人の顔色を伺うような子供の方が、心配になってしまうよ。
子どもを押さえつけようとしても、それは逆効果にしかならない。
かえって、コミュニケーションを避けるようになってしまう可能性もあるのでは。
語彙力も重要だけど、何よりも重要なのは、感情のコントロール。
YouTubeのコメントなんかを見ていると、本当に酷い。
低レベルな罵倒のし合いが頻繁に見られる。
もちろん、動画によってコメントの質は変わるけど。
恐らく、感情のコントロールができずに
脊髄反射的に相手に暴言を吐く癖ができてしまっているからだと思う。
これは、子どもだけではなくて、大人でも同様。
感情的なコメントしかできないというのは、非常に問題だと思う。
ネチケットも含めて、感情のコントロールの方が、語彙力なんかよりも、ずっと重要。
正直、語彙なんて大人になってからでも増やせる。
感情のコントロールができない方が、よっぽどマズい。
ただ、最近の子に限った話ではないのかもしれないけど
行間を読めない、想像力の乏しい子が目立つ印象はある。
以前、尾崎豊の曲の歌詞が理解できないという記事があったんだけど
書いてある文章のまま理解しようとしていて
行間やバックグラウンドなんかを読み取ったり、想像することができていなかった。
詳しくは、過去に日記に書いてあるんで、興味のある方はどうぞ。
『自己の確立』
https://sauzand.blogspot.com/2012/01/blog-post_11.html
ネット上では、簡単に人を罵倒するユーザーが目立つ。
殺伐としていて、正直、現実世界の方がマシだと思うくらい。
現実で、面と向かって罵倒する人がいたとしたら
それは、少しおかしな人として見られるだろうから。
動物と人間の、一番の違いは何かと言うと、理性と想像力だと思っている。
理性があるからこそ、集団生活ができる。
想像力があるからこそ、文化が生まれる。
こういった教育は、家庭や学校を問わず、日常的に行っていくべきだと思う。
最後に、もう一度。
語彙力よりも、感情のコントロールの方が重要。
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