2014年2月14日金曜日

モンスターズ・ユニバーシティ


レンタルDVDで観た。


正直、あまり興味はなくて、期待もしていなかったんだけど


観終わってみると、素晴らしい出来だった。


前作も観たことがあって、同様に素晴らしい作品だと思っているけど


今作は、前作よりも内容が濃いと言うか深い作品だった。


個人的には、前作よりも面白かった。熱い作品だった。


タイトルを見れば分かる通り、マイクとサリー(と、他のチームメイト)の成長物語で


実にアメリカらしい学園物語。



今回の主役は、ずばりサリーではなくマイク。


前作では、マイクはサリーのサポート役という立場で(今回もそうだけど)


サリーと比べると、物語の中心人物ではなかったんだけど


今作では、これでもかというくらいの中心人物。


この映画を観て初めて知ったんだけど、マイクはすごい努力家だったんだね。


自分は、ここまで努力家ではないけど


共感する部分や自分に似ているなと思った部分が結構あった。


先人に憧れて、その道を目指したり、すごくポジティブだったり。


すごく励まされたし、勇気付けられた。



終盤のサリーがやった行為は、個人的に巧いなと思った。


他人のレビューを見ると、賛否が分かれているようだけど


あのまま全て上手くいっていたら、話の流れ的にご都合主義になっていた。


実際観ている間、そう感じていた後にあの展開だから巧いと感じた。


その後の二人の友情と頑張りによって成り上がり、前作へと繋がっていくんだね。



コンビやチームを描いた作品というのは、本当に良いものだと思う。


完璧なヒーローではないんだけど、秀でた部分は確実にある。


でも、どこかが足りない。


その足りない部分を、相棒やチームメイトで補い合い、完璧なコンビ、チームになる。


自分の長所を見つけて、それを徹底的に活かして武器にする。


その武器で他の人を支え、反対に支えてもらう。


王道かつ最高の物語だと思う。



上でも書いた、終盤のシーンに関して否定的なレビューも結構あるんだけど


そこら辺が、いかにも日本人らしいと感じたね。


確かにガッカリする展開かもしれないけど


話の流れ的には大正解だし、何もかもが上手くいって


大団円で終わるよりも、二人にとって得るものは大きいだろうし


物語としても、現実的で説得力がある。


それに、あの展開のおかげで、前作へと繋がっていく様子が


より感動的なものになったと思う。


日本は学歴社会だから、キッチリしていないと納得いかないのかな?(笑)


この作品は、超絶実力社会的な映画だったと思う。


エリートに勝てないなら、努力と連係プレイ。


物語の王道だと思う。


前作の最後は、“怖がらせる”が“笑わせる”に変わるんだよね。


そういう意味でも、マイクは大成功したんじゃないかな。

2014年2月2日日曜日

再ブレイク?

今年結成17周年、モー娘。“再ブレイクの”ワケとは?

https://www.oricon.co.jp/news/2033543/full/



再ブレイクしているかどうかは微妙だが、メディア露出は増えてきている印象。


世間一般的なイメージとしては


メディア露出が増えてきた(最近テレビでよく見る)=売れてきている


で、ほぼ間違いないと思う。


実際に売れているかどうかは別として、あくまで印象の話。



個人的には、改名が結構良い影響を与えているような気がする。


それがきっかけなのかは分からないけど、最近本当によくテレビ番組に出演している。


新聞の番組一覧を見ていても、「またモー娘。が出るのか」ということが結構ある。


新年の特番にも出ていたり、昼の所さんのゴルフ番組にメンバーがピンで出ていたり


最近では何故かauのCMにも出演していたり。



一度、天下を取ったこともあってか


他のアイドルグループと比較されることが多いけど


言っちゃ悪いけど、どう考えても“芸能”という意味では


某大所帯グループ系列よりはマシでしょう。


ゴールデンタイムに総選挙生中継や、じゃんけん大会をすることもないから


ファンを除いた視聴者から呆れられることも少ないだろうし。


結構ストイックなグループだと思うけどね。


楽曲に関して、ダサいまたは古いという意見はよく見るんだけど


どこがどうダサいのか、古いのかを客観的かつ具体的に書かれた意見は


ほとんどないんだよね。


美空ひばりから、80年代洋楽、90年代邦楽、ゲーム音楽、アニメ主題歌


その他、ロック、ジャズ、ゴスペル、サンバ、クラシック、カントリーなど


色々な音楽を聴いている自分から言わせてもらえば


つんく♂さんの作る音楽は面白いと思うよ。


色んなジャンルの曲を書ける(発注できる)人というのは、意外と希少だと思う。


売れていても、結構同じような曲ばかり作っている作曲家が多いからね。


かつての織田哲郎さんとか、中田ヤスタカさんとか。


好きだけどね。