2014年1月28日火曜日

任天堂が抱える危機的状況?

今、任天堂が抱える危機的状況とは何なのか

https://allabout.co.jp/gm/gc/438708/



個人的な意見を書かせてもらうと、任天堂に関しては何の心配もしていない。


ゲームに無知な人間や、考察の浅い人間は


数字だけを見て物事を決め付け、意見を主張するが


任天堂は、今も変わらず良質なゲームを生み出し続けている。


実際、MetacriticやAmazonなどのレビュースコアは相変わらず高い。


特に、最近発売された「スーパーマリオ 3Dワールド」は、かなりの高評価。


任天堂が提供する「Miiverse」も、利用者からの評価は高い。



最近、やたらと任天堂に対しての批判的な記事が目立つが


SONYを持ち上げ、任天堂を叩くという流れを作ろうとしているのだろうか。


「PS4」の性能の高さは有名だが、それ以外に強みはあるのだろうか。


いわゆる“洋ゲー”のほとんどは、PCでプレイできる。


また、PCでは「Steam」というダウンロード販売サービスが利用できるため


そういう意味では、PCよりも性能や拡張性の低い「PS4」に魅力を感じない。


それ以外のタイトルも、特に新しい試みは無く、大抵の場合、絵が綺麗になっただけ。



ゲーム業界全体の問題としては、ゲーム開発者の企画能力の無さが顕著だということ。


「Wii」の時もそうだが、斬新かつ画期的な周辺機器を活かしたアイディアを


生み出せない開発者が多い。


その結果、安易なリメイクや続編で、その場しのぎ。


その度に評価は落ちていく。


このままでは、ゲームはニッチ産業に成り果ててしまう。


実際既に、そうなりかけている。


そうなるのを防ぐために、任天堂は孤軍奮闘しているのだろう。


「ゲームキューブ」から「Wii」への方針転換も、それを意図したものだったはずだ。



そもそも、二画面というだけで「Wii U」を


「DS」や「3DS」と同じと思い込んでいる人間の多いこと。


「DS」や「3DS」とは異なり、画面はそれぞれ独立しているのだから


「DS」や「3DS」と同じような使い方をすれば、不便と感じるのは当たり前。


ゲームを作るにあたって、最も重要なのは、まず“快適に遊べること”。


手元に、完全に独立した画面がある。


これを使って、従来よりも快適にゲームをプレイできるようにしようと考えれば


いくらでも、アイディアは思い浮かぶはず。



故・横井軍平も生前に言っていたが


新しい技術を、やたらと使いたがる技術者が多い。


いつでもどこでも使うのではなく、必要な時だけ使えればいい。


「Wii U」の二画面で、視点の移動が煩わしいのであれば


手元の画面を頻繁に使用しない企画を考えればいい。


手元の画面のメリットは


近くで見れて、より正確、精密な操作が可能だということ。


単なる補助デバイスという位置づけでも構わないはずだ。


それだけでも、従来よりも快適にプレイできる。



例を挙げれば


従来のように、ボタンを何度も押してアイテム画面や装備画面を開くのではなく


手元の画面でのタッチ操作を用いれば


より視覚的で直感的な、そして、より迅速に、より快適なプレイが可能になるはずだ。


特に、敵との戦闘時などの緊迫した場面では、より迅速かつ効率的な操作が求められる。


「Wii U」のデバイスとの相性は良いはずだ。



自分は、2011年のE3で「Wii U」を初めて見た瞬間


従来のゲームが全て、前世代のゲームのように感じた。


それだけ、「Wii U」のUIはインパクトがあり、画期的だと感じた。


まるで、SFの世界のように感じられた。



アイディアが全てだ。


アイディアが思いつかないなどというのは、単なる甘えに他ならない。


他機器との差別化を図らなければ、食われてしまう。


そのハードでしか味わえない体験が何よりも必要なのだ。


「PS4」で、そんな体験が出来るか?PCで十分なのではないか?


「Wii U」は、そういった意味では差別化に成功していると感じる。

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