2012年9月19日水曜日

娯楽においての、新しくも懐かしい楽しさの共有

自分は、DVDのオーディオコメンタリーをよく観る(聴く)。


DVDの内容自体も楽しめる上に、作り手の意図や他愛の無い会話


面白いシーンでは一緒に笑えたりする。


そういった楽しみ方があることに気づいたのは、ほんの数年前のことなんだけど


これって、「枯れた技術(楽しみ方)の水平思考」じゃないかなって思ったり(笑)


例を挙げれば、「ニコニコ動画」なんかも、これに当てはまる気がする。


動画に対して、視聴者が観ながらコメントをする。


そしてその後に、別の視聴者がコメントされた動画を観る。


コメントした視聴者も、しばらくしてもう一度観てみると


コメントがたくさん付いている。


オーディオコメンタリーではないけれど、テキストコメンタリーと言える気がする。


作り手のコメントではないけれど、“楽しい”を共有できる。


作り手自身のコメントも、やろうと思えば付けられる。



人間関係が希薄になったとか、一緒に何かを同じものを楽しむことが


少なくなったとか言われている現代で


昔は当たり前のように、共有していた“楽しい”を水平思考することで


何か新しくも懐かしい楽しみ方ができないかななんて考えている。


今思えば、「Wii U」の「Miiverse」もこれに近い発想だったのかな~なんて。



自分が考えているのは、ネットを介して一緒にゲームを遊ぶとか


動画を観てコメントをして、コメントを見てといったものも良いんだけど


リアルタイムで、かつ同じ内容のものを


いつでも楽しめるような方法は無いかなと考えている。


ゲームのマルチプレイは、一緒に遊んでいるときだけ楽しめるもので


都合が合わなければ、一緒に遊ぶことができない。


だけど、DVDのオーディオコメンタリーのように他人のリアクションが記録されていて


いつでも同じ内容のものを一人でも楽しめる方法はないかな。


そして、その内容は一つだけではなく、プレイヤーの数だけ存在して


知らない人とでも、友人とでも、いつでも一緒にプレイしている感覚で


リアルタイムで“楽しい”を共有できるような感じのもの。


実際に、以前そのシーンをプレイした、記録された他のプレイヤーの“楽しい”を


リアルタイムで共有しながら、自分もそのシーンをプレイして楽しむ。


まだまだ思いつきの段階だから、全然形にはなってないけど


いつか、そういうゲームを作ってみたいなと思う。


Valveの解説者コメントモードに近いけど、少し違うんだよね。


解説も良いんだけど、プレイしているリアクションが欲しい。



実は、ハロプロのDVDに付いていたオーディオコメンタリーを聴いているときに


このアイディアを思いついた(笑)


やっぱり、娯楽は広く楽しむものだね(笑)

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