2025年1月1日水曜日

謹賀新年

 2025年になりました。

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。


前回から3か月程度しか経っていませんが、恒例の近況報告です。


前回書かなかったことですが、「The Sims」シリーズの新作

「The Sims 5」を発売する予定は無いという公式の発表がありました。


『No 'Sims 5' Coming as EA Updates Franchise With Multiplayer』

https://variety.com/2024/gaming/news/the-sims-5-update-multiplayer-creator-content-ea-interview-1236142010/


現行の「The Sims 4」をアップデート、拡張し続けるようです。

この「The Sims 4」は、海外ではあまり評判が良くなく

前作である「The Sims 3」の方が良かったという声が結構多いんですよね。

自分が2020年に初めて「The Sims」シリーズに興味を持った時も

既にリリースされていた「The Sims 4」ではなく「The Sims 3」を購入しました。

当時の記事でも書いていますが

一番の理由は「Create a World」というツールが提供されているということ。

文字通り世界を作ることができるツールで、開発側も実際に使用しているエディターです。

「The Sims 3」は「The Sims 4」と違い、オープンワールドであるため

ワールド間の移動以外はロードが存在せず、シームレスなプレイが可能な作品です。

主に海外では、様々なユーザーが「Create a World」で作成したワールドを公開しており

多種多様な世界を楽しめます。

この「Create a World」は、前述の通り開発側も使用しているエディターであるため

ワールドを作成するハードルは結構高く

テキストも全て英語であるため、日本人にとっては特に難しいかもしれません。

公式のマニュアルも英語で、wikiなどの情報も英語なので

実際に作るとなると、かなり根気が必要だと思います。


「The Sims 3」の話になりましたが

そんな「The Sims 4」の今後について、海外では賛否が分かれているようです。

どちらかと言うと、否の方が多いかもしれませんが・・・。

「The Sims」シリーズのレビューなどを行っていた海外のユーザーによる怒りの動画も投稿されていました。

自分は「The Sims 4」をプレイしたことがないので何とも言えませんが。


前回の記事でも書いた「Dead Rising Deluxe Remaster」ですが

こちらも海外での評判が芳しくなく

オリジナル版とリマスター版の比較をしている動画は前回紹介しましたが

新たに投稿された動画が注目を浴びていたようです。

コメントなども、概ね動画の内容に賛同し、リマスター版に対して否定的なものが多い印象でした。

自分も、わざわざ購入しようとは思いませんでした。


あとは「ドラゴンクエスト III」のリメイク作品

「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」が先月に発売されましたが

こちらも、あまり評判が良くないようです。

現在Steamでの評価は、71%が好評の“やや好評”となっています。

こちらは、発売前から評判が良いとは言えず

開発会社の変更をして作り直したという経緯があります。

ちなみに、作り直す前と後の比較をした動画も投稿されています。

個人的には、前のバージョンの方が好みかな~と思います。

あくまで個人の意見ですが

新しいバージョンの方は、“HD-2D”というコンセプトをあまり活かせていないような印象です。

というのも、“ドット絵感”があまり感じられないんですよね・・・。

もちろん、良くなった部分などもあるとは思いますが、そうではない部分もあると思います。

また、すごろく場も廃止になっていたり、主人公のビジュアル選択の件で物議を醸したり

色々とネガティブな話題が多かったように思います。

特に、主人公のビジュアル選択の件に関してですが

そもそも2種類に拘る必要性が無いと感じます。

単純に、もっとバリエーションを増やせばいいだけの話。

小柄のキャラ、大柄のキャラ、筋肉質なキャラ、痩せ型のキャラ、肥満体型のキャラなど

時代に合わせつつ、ゲームとしても面白くすればいい。

そういう発想はなかったのかと、不思議で仕方がないです。

今、自分がハマっている「Disney Dreamlight Valley」は

男性・女性という見た目はあるものの

男性でも女性用の、女性でも男性用のファッションを楽しむことができるゲームで

肌の色や、顔のパーツ、体型などのバリエーションも豊かで

それでいて複雑すぎないのが丁度いいバランスになっていると感じています。

もう少しこだわりたい人にとっては、物足りないかもしれませんが・・・。

肌のバリエーションには、モンスターのようなものから白斑症まであって

すごく先進的だな~と感じました。

特に白斑症のキャラを作れることに関しては、海外で評価する声もありました。







この「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」は、自分は購入していません。

ドラクエ3をプレイするのなら、SFC版が一番良いと個人的に思っていますし

そもそも、値段が高いんですよね。

Steamで8,000円弱です。

ちなみに「Disney Dreamlight Valley」は、Steamで5,000円弱です。

正直言って、コスパは良くないかなと思います。


あとは以前紹介した「Tomb Raider I-III Remastered Starring Lara Croft」ですが

なんと、4・5・6がセットになったリマスター版

「Tomb Raider IV-VI Remastered」のリリースが発表されました。

発売日は2月15日。

自分は、こちらも購入する予定です。

価格は前作と同じく、3,400円。

相変わらず、日本ではあまり盛り上がっていませんが、海外では喜びの声が多いです。

オリジナル版と比較した動画も投稿されています。

ちなみに「Tomb Raider I-III Remastered Starring Lara Croft」の

現在のSteamでの評価は、89%が好評の“非常に好評”です。

直近30日間の評価は、93%が好評の“非常に好評”です。

発売から10か月以上経った現在でも、有志によってMODが作り続けられており

Nexus Modsでは、600を超えるMODが公開されています。


ゲームとは全く関係ないですが

以前に観たことがあった、とある動画を久々に観たのですが、やっぱり素晴らしいなと感じました。

その動画とは、忌野清志郎さんと坂本冬美さんが歌う「Daydream Believer」です。

他には、忌野清志郎さんと甲本ヒロトさんの「上を向いて歩こう」です。

単純に楽しい気分になれますね。

音楽はこうでないと、と思います。


あとは「龍が如く」のドラマ、「龍が如く~Beyond the Game~」の評判が良くないようです。

実は、これよりも前に実写化されたことがあるんですよね。

2007年に公開された「龍が如く 劇場版」です。

これは自分も、実際にほぼ同時期に観たことがあります。

こちらも、あまり評判は良くなかった印象ですが

「龍が如く~Beyond the Game~」の影響からか、再評価的な流れになっているとかどうとか。

主人公の桐生一馬を北村一輝さん、真島吾朗を岸谷五朗さんが演じています。

北村さんの桐生はゲームよりも良い人と言うか、真面目に見えますね。

個人的には、ゲームよりも格好良いと思います 笑

岸谷さんの真島は、ハマっているなと感じます。

自分は「龍が如く」シリーズは好きではありませんが、1作目と2作目だけはプレイしたことがあります。

1作目は購入して、2作目は友人から借りてプレイしました。

どちらもクリアまで行きましたが、好きにはなれませんでした。

ゲーム的にも、世界観や物語的にも。

今のセガが、このシリーズを看板としているのが悲しいですね・・・。

過去には、あんなに魅力的な作品がいっぱいあったのに。


あとは、以前も書きましたが

「Disney Dreamlight Valley」の影響で、「レミーのおいしいレストラン」に興味を持ったのですが

その作品での、とあるキャラのセリフが感動的で良いなと感じました。

「評論家というのは気楽な稼業だ。」


“料理”を描いた作品と言えば、「王様のレストラン」も名作ですよね。

日本のドラマの中で、1,2を争うほど好きな作品です。

その中で出てくる名言。

「まずい食材はない。まずい料理があるだけだ。」

すごく印象に残っています。

全てのエピソードが面白くて、心に残るドラマです。

「だったら、一流になんかならなくたっていい。」

「いまのドラマとはレベルが違う感じでした。」


あと、12月24日に小田和正さんによる「クリスマスの約束 2024」が放送されました。

最後の「クリスマスの約束」になるということらしいです。

そしてなんと、22:00から伝説の「クリスマスの約束 2009」が再放送されました。

これは当時観てても本当に凄いと感じた企画で

日本の音楽のポテンシャルというのを凄く感じました。

現在、改めて観ても変わらず素晴らしかった。

観たことのない方や、もう一度観たい方は、「U-NEXT」で視聴できるみたいなので

音楽が好きな方は、ぜひ観てみてください。


『クリスマスの約束2009』

https://video-share.unext.jp/video/title/SID0167295


あとは、最近の「東京ディズニーリゾート(以下 TDR)」と

「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下 USJ)」について。

USJがTDRを入場者数で上回ったため、ディズニーに勝ったということになっているようですが

個人的には、どこが勝っているのだろうという感じです。

入場者数は、TDRが年間パスポートを廃止しただけのような・・・という印象です。

USJは、ハリウッド映画をテーマにしていた頃は好きでしたね。

その当時、何度か行ったことがあります。

今のUSJは、「E.T.」も「バック・トゥ・ザ・フューチャー」も

「バックドラフト」も「スパイダーマン」も無く

「ハリー・ポッター」と「スーパー・ニンテンドー・ワールド」に加えて

日本のアニメやゲームで成り立っているという印象です。

「USJ情報局」というYouTubeチャンネルでは

自身がUSJファンでありながら、今のUSJとTDRに対して、以下のような印象を抱いているようです。

「USJがディズニーよりも優れている点は“無い”です。」


自分はディズニーが大好きですが

一方で前回書いたように、不信感も募っています。


あとは、何と言っても「Disney Dreamlight Valley」ですね。

11月20日にDLC「The Storybook Vale」がリリースされました。

「メリダとおそろしの森」のメリダや「塔の上のラプンツェル」のフリン

「ヘラクレス」のハデス、「眠れる森の美女」のマレフィセントが登場します。

DLCとしては2作目です。

今回のDLCは、1作目よりも評価が高いようです。

ネタバレになるので、内容については詳しくは書けませんが・・・。


この「Disney Dreamlight Valley」を通して

個人的に、ディズニー作品の魅力を改めて感じました。

音楽やキャラクター、世界観。

そのどれもが秀逸だなと感じます。

「キングダムハーツより個人的には面白いと思っている。」


現在「Disney Dreamlight Valley」のSteamでの評価は、91%が好評の“非常に好評”です。

直近30日間の評価は、94%が好評の“非常に好評”です。


12月23日に放送された「情熱大陸」で、松井秀喜さんとイチローさんが

現在のMLBはデータ重視でストレスが溜まる、退屈な野球だと言っていました。

イチローさんは、引退会見の時からそういった発言はしていましたが

今回、松井秀喜さんがそういった発言をしたのは少し驚きました。

NBAでも、3Pシュートが重視され、ポジションの役割が曖昧になっている印象です。

個人的には、バスケに限らず、完璧ではない選手同士がお互いを補い合ってチームとして結束する

そういったところが魅力なのではないかと感じるのですが

最近は、そうではないのかもしれません。

良い変化なら良いのですが、そうではないのであれば問題ですよね。

イチローさんは番組内で

考えることの大切さ、目に見えないことの大切さについて語られていました。

いくらデジタル化が進んでも人間はアナログなので

アナログ的思考は、いつの時代も重要だと感じます。

むしろ、今の時代にこそ重要になってきているのかもしれません。


最期に、2024年上半期の話ですが

Steamで2024年に最も売れたゲームTop10のうち8つはインディーゲームとのことです。


『Steamで2024年に最も売れたゲームトップ10のうち8つが小規模開発者によるインディーゲーム - GIGAZINE』

https://gigazine.net/news/20240617-top-10-steam-games-2024/


過去にも書きましたが、個人的に今のゲーム業界の中心はインディーゲームだと思っています。

インディーゲームという存在が、ゲーム業界に彩りと新鮮味を与えてくれていると感じています。

新しい作品も、レトロな作品も、両方愛され支持されている現在のゲーム業界は

とても恵まれている良い時代だと思っています。

ゲームは“体験”なので、新しい“体験”を提供できるかどうかが

クリエイターとしての腕の見せ所だと思います。


常にチャレンジ精神と、向上心、好奇心。

そして、全てに対しての感謝の念と、ポジティブな思考を大切に。

2025年も、皆さんにとって、もちろん自分にとっても、良い一年になりますように。

改めまして、今年もよろしくお願いいたします。