2月21日に公開された「Nintendo Direct」で
「FOREVER BLUE」シリーズの新作である「FOREVER BLUE LUMINOUS」が発表されたようで
初めて観た時は、非常に驚きました。
というのも、自分は「FOREVER BLUE」シリーズの大ファンで
特にシリーズ二作目である「FOREVER BLUE 海の呼び声」は
個人的に、所謂“神ゲー”だと思っていて、自分自身に大きな影響を与えてくれた作品でした。
かなり前ですが
『第2回 SAUZANDゲームコンテスト Vol.1』という記事を書いた時も
第3位に「FOREVER BLUE 海の呼び声」がランクインしていて
今までの自分のゲーム体験の中でも、非常に大きな存在です。
『第2回 SAUZANDゲームコンテスト Vol.1』
https://sauzand.blogspot.com/2010/11/2-sauzand-vol1.html
ただ、上記の記事や関連する記事は、かなり前に書かれたものなので
お読みになる際は、あくまで当時の価値観であるということをご承知いただければと思います。
「FOREVER BLUE」シリーズが、具体的に自分にどのような影響を与えたのかというと
SAUZANDの個人サイト『WORLD MAP』内のコンテンツに
まだ未公開ではありますが、「Oceanography」という項目があります。
つまり、「海洋学」のことですが
そういった分野への興味・関心を深めてくれたということが一番大きいと思います。
率直に言えば、海が大好きになったということです。
その他にも、海洋生物やダイビング関連のテレビ番組(主にNHKやBS)に関心を持つようになりましたし
「海洋大図鑑-OCEAN-」という図鑑や、ダイビング雑誌を購入してみたり
「The Sims 3」の「Create a World」で制作しているオリジナルの世界では
必ずダイビングスポットを作成していたり。
これまでの人生の中でも、良い出会いだったな~と感じています。
「FOREVER BLUE」シリーズと出会ってから、同様のダイビングゲームを求めるようになりました。
しかし、現時点では「FOREVER BLUE 海の呼び声」を超える作品と出会えていません。
最近出会った中で良かったのは、「Beyond Blue」という作品です。
内容としては
主にクジラに主軸を置いた物語で、海洋生物の生態調査をしていく作品です。
深海へ潜ることもできて、割と小規模な作品ではあるものの
個人的には、お気に入りのダイビングゲームです。
他には「SUBNAUTICA」という作品もあるのですが
個人的には「Beyond Blue」と比較するとイマイチだと感じました。
というのも、この作品は所謂SFで、世界観的にも地球以外の惑星が舞台になっていて
登場する海洋生物や環境も非現実的なものだったので
自分が求めているものとは、少し違った作品でした。
そもそも、この作品を購入したのは
当時、水中で建築ができるゲームを探していたからなんですよね。
そういった体験ができる作品は中々無かったので、楽しんでプレイした記憶があります。
ですが、あまり凝った建築はできず、バリエーションも乏しいので
満足とまではいきませんでした。
その他に「ABZU」という作品もありますが
グラフィックデザインがアニメ的というか、デフォルメされたようなものだったので
以前から知ってはいるのですが、購入には至っていません。
自分は、写実的なデザインの作品が好みなんですよね。
その他にも、「World of Diving」や「Deep Diving Simulator」、「Depth Hunter 2: Deep Dive」など
類似のダイビングゲームはあるのですが
どれも評価がイマイチで、個人的にも微妙な作品だと感じているため購入はしていません。
水中のゲームは他にも色々とあるのですが
アクション要素や、サバイバル要素のあるものが多く
これらも、自分の求めているものではないんですよね。
そういった感じで
「FOREVER BLUE」シリーズと肩を並べられるような作品とは出会えていなかったので
今回の新作の発表は、個人的にとても嬉しいものでした。
ただ内容的に、従来のファンからすると賛否があるようです。
まだ具体的な内容は把握していませんが
マルチプレイや、潜る度に変化する海域などがイマイチだと感じる方もいるようです。
自分が求めているのは、ダイビングシミュレーター的作品です。
戦闘やアクション要素などは求めていません。
雰囲気を味わえるような、レジャーダイビング的な作品を求めています。
「FOREVER BLUE 海の呼び声」は、そういった自分の好みに合った作品で
なおかつ、生命の神秘や考古学的なロマンといった部分も兼ね備えていたため
非常に満足度の高いゲームだったんですよね。
その他、サルベージ要素なども面白かったですし
それ以外にも、やり込み要素が豊富でボリュームがすごかった。
「FOREVER BLUE」シリーズは、ダイビングシミュレーター的要素の強い作品で
そういったシミュレーションゲームは、日本よりも海外の方が人気・需要があるようで
今回の新作「FOREVER BLUE LUMINOUS」(海外版は「Endless Ocean Luminous」)も
海外の方が反響が大きかったようです。
YouTubeの公式トレイラーでは、久々の新作に喜ぶコメントが多数投稿されていました。
そんな「FOREVER BLUE」シリーズの新作ですが
個人的には、待望の新作ということで好意的に受け止めています。