2013年4月11日木曜日

Jurassic Park


T・レックス、映画と実際の姿の違い

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/7826/



「Jurassic Park」は映画史に残る偉大な作品。


ストップモーションからリアルなCGへと表現方法が変化した。


原作は、人気海外ドラマ「ER」を手がけたマイケル・クライトン。


音楽は、「STAR WARS」シリーズのジョン・ウィリアムズ。


監督は、「E.T.」のスティーヴン・スピルバーグ。



スピルバーグは、恐竜を怪獣として描くことはせずに動物として描きたがった。


そのため、権威ある古生物学者にも協力してもらった。


恐竜の動きや声は、化石の骨格から分かる情報以外に


他の動物からヒントを得て表現した。


あくまで古代に実在した生物を現代に復活させるという


考古学的、生物学的ロマンを追求した映画。


実際に、約6,600万年前に絶滅した恐竜を現代に蘇らせると一体何が起こるのか。


単なるSFではなく、倫理や哲学的な要素も大いに含まれた映画だった。


パークの創設者であるジョン・ハモンドは決して商業主義の人間ではなく


全世界の人間に楽しんでもらおうと考える娯楽主義な人間だった。



即ち、人間は神になれるかどうか。


いかに生物を生み出し、共存させることが難しいか。


2時間という時間の中に、多くの要素が含まれている密度の高い映画だ。


何年経っても色あせることのない、不朽の名作。